先日車の点検時にカーバッテリーの電圧低下を指摘され、急遽Panasonic CAOS N-80B24R/C8を購入した話を掲載しました。
確かに始動時に少々かかりが悪いなと思うことはありましたが、それは特に寒さが厳しい日であったため、元々カーボン付着等で点火性能が落ちるトヨタの1JZ-FSEエンジンなら珍しくない症状であり、バッテリーが劣化しているという意識は全くありませんでした。
しかしディーラーで電圧測定してそれなりに電圧低下があったということは間違いなく、ある程度劣化していたのは確かなのでしょう。
しかし、その劣化がバッテリーの寿命に対してどの程度であったのかは、一般のユーザーには判別しにくいものがあります。Panasonic製のカーバッテリーでは、それが容易に判断できるツールが専用オプションとして提供されていることは知っていましたので、今回はそれを確認するべく導入してみることにしました。
Panasonic LifeWINKは、Panasonic製のカーバッテリーと併用することで、バッテリーの健康状態を5段階で表示できるほか、単なる過放電を警告したり、車のオルタネーター側の不良の可能性も指摘するというツールです。新品時点での性能を記憶して、そこから劣化具合を判定するという仕組みであるため、新品バッテリーの取り付け時のみ導入可能となっています。
バッテリー本体に貼付する前提となっているため、背面は両面テープとなっています。
安心を買うという割り切りは必要
厳密に測定するためには、新しいバッテリーを設置後最初に通電する前にLifeWINKを取り付けなければいけません。
以前掲載したバッテリー側のレビューではバッテリー取り付けまでの状態で撮影していますが、実はその直後にLifeWINKも取り付けていました。
LifeWiNKの説明書ではイエローキャップに被らないように取り付けるよう指示されていますが、それならもう少し小さく作って欲しいと思います。空きスペースが本当にギリギリしかありません。
数日使った後確認してみると、LEDが流れるように5個表示されていて、取り付け直後である以上当然ではあるのですが健康状態が良好であることを示しています。
5段階のLEDの他に下部に2つの赤色LEDが用意されていて、こちらはステータス異常を警告するためのものとなります。
「車両点検」は車両側の充電回路異常を判定するもので、点灯し続ける場合には過電圧充電となっていることを示し、点滅する場合には電圧不足を示します。「充電不足」は文字通りの意味で、例えばヘッドライトやハザードランプをつけっぱなしにしてバッテリーが放電状態となってしまった場合などに点灯します。この場合は充電回路もバッテリー本体も特におかしくないという状態ですから、外部から充電してやれば問題なく使えるようになります。なお、この下部の警告が点灯又は点滅している場合には、5段階の健康状態は表示されないよう設計されているそうです。この辺りの詳細はPanasonicの公式で用意している説明動画をご覧いただければと思います。
一応5段階判定で3段階以上の表示であれば実用上問題ない程度の容量は保たれているようですので、次回以降はディーラーで電圧低下の度合いを聞いて、それがどのように表示されるのかなどを確認してみたいと思っています。
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購入金額
1,440円
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購入日
2024年02月02日
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購入場所
激安カー用品WEBいち店 楽天市場店
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