レビューメディア「ジグソー」

仮面の下には……

飲食店の玄関でよく見る「アレ」を入手。

非接触式検知器です。コロナで不注意に触ることができない現在、指標である検温を手軽に非接触で行うことができるのは自己防衛の手段として最適解だと思います。

料理店などでよく見かけるので「コレ高いのかなぁ」とぼんやり思っていたのですが、5万円で入手可能なんですね。

全部で4台を設置。

 

構造はシンプルで、メインとなるタブレット本体にスタンドだけ。
組み立ては配線をスタンドのパイプの中を通すだけ。パイプをつなぎ合わせる時に図を見てもよく分からず戸惑いましたが、30分ほどでできました。タブレット側に繋がない端子がいっぱいぶら下がっており、それをパイプの中に入れて隠すのですが、理由は後で分かりました。
後は電源を入れたら、普通にスタートできました。

カタログを見た際には Wi-Fi を使ってログを取り出したりできる印象を受けましたが、実際は有線LAN を直接繋いで取り出します。そのため、データを取りたいという要望がある時には最低限ネットワークの知識が必要です。

タブレットから出ていた使わない端子は、あらゆる接続をするためのもので、有線で LAN 接続することで取り出しが可能になります。

ここで「データって何だ?」と思った人もいるかと思うのですが、普通に顔認証で使用した際に撮影された顔写真と検温データです。これ、撮影した顔写真を記録しているんですね……。店舗で変な顔で検温している人、要注意です。

 

 

更新: 2021/09/16
デザイン性と機能美

中身は宝箱

中身をのぞいてみましたが、この機械は、元々、顔認証でドアを開閉するための装置そのままのようです。コロナ需要で急遽カメラと検温機能を追加実装し、元々の機能に触れずに「検温器」という仮面を被せてそのまま販売しているようです。
顔認証による出退勤記録や顔認証によるドア開閉機能などを削除しているわけではないので、対応する機器やソフトに接続すればそのまま使えるのかもですね。

 

家族友人の顔を認証して開くドアとか作りたいですね!

更新: 2021/09/16
メンテナンス性

夢がある

無線が使えないのが残念ですが、拡張性はありそう。有線で直接繋がないとデータを抜けないというのは簡単に取り出せないという事で、そういう意味ではセキュリティが高いともいえますね。
品質も悪くなさそうで、安っぽくは見えないです。

更新: 2021/09/16
コストパフォーマンス

損はない

隠された機能を考えると、めちゃくちゃ安い。

  • 購入金額

    49,500円

  • 購入日

    2021年09月16日

  • 購入場所

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