市場在庫になっている HP の 800シリーズを購入してみました。
ENVY と比較するとパフォーマンスの上がった上位機種になります。
今回は現場での設計用として使用するため、少し処理能力が高いものをチョイス。
外観的にはそんなに差は無く、詳しい人が見ても違いが分からないと思います。
アルミニウム合金の天板は綺麗で、新ロゴのシャープな印象と相まってかっこいいです。
質感はすべすべでマットな感じ。
ぱっと見で目を引くのは、やはりタッチパッド上部に設置されたクリックボタンだと思います。
タッチパッドの下部分に設置される設計が多いと思うのですが、この機種は「上」です。
マウスの形を考えると、こちらの方が理解できるデザインではあるのですが。
マウスポインタを人差し指で動かすか、親指で動かすか、という違いで使い勝手が分かれるところだと思います。
僕の場合はジェスチャー機能でちょんちょんとパットを触ってクリックの代わりにするというのをやるので、あんまり意識しないですが。
キーボードの真ん中には「ポイントスティック」も搭載されています。
これ、使ってみると便利で、例えばデスクのない場所やPCを抱えながらでもマウスポインタをささっと動かせるので意外に重宝します。
外観からは想像できないのですが、わりときびきびと軽快に動いて使いやすいですよね、これ。
狭い場所やデスクのない場所でも使える「ラップトップ」という形態を意識するなら素晴らしいデザイン。
端子もそろっているのも強み。
HDMI端子はもちらん、有線LANポートも搭載されており、ビジネス会議の利用にも活躍できます。
カメラもよく見るとプライバシーシャッターがついてます。
楕円部分をスライドさせることで物理的にカメラの撮影を遮ります。
ものづくりに関わっていると、だんだん「日本製」というプライドを強く意識してくるのですが、実際の工程はともかく「TOKYO」の名前を関するのは、やはりアツいですね。
外国メーカー、とくに中国のメーカーの活躍をよく聞きますが、それこそ同じ競合・同じライバルとして肩を並べ立つなら同じ日本企業が良いなという思いはあります。
スピーカー部分のこの開口部のデザイン、なんとなく鳥の足跡を想像してしまうのですが、僕は普通に好き。パンチ穴が開いてたりただのスリットのデザインよりも良いと思ってます。
名機 Thinkpad ブランドを喚起させる
キーボード中央のポイントスティックが搭載されているからかもしれないのですが、なんとなく IBM の Thinkpad シリーズをオマージュしているように思います。クリックボタンの位置とかも。
共通認識となったデザインを変更するのは勇気がいると思うのですが、野心的な製品ですね。
独立した物理ボタンとして「電話ボタン」「画面共有ボタン」が存在しているのも、このノート PC がどのようなシーンで使われるかを想像したデザインがされていて、最近の PC の中では群を抜けてクリエイティブを感じます。
トータル的にスペックも考えられていて、完成度の高い PC だなと思います。
メンテしやすい
自分で分解して交換などもしやすく、長く活躍してくれそうです。
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購入金額
108,000円
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購入日
2021年09月04日
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購入場所
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