Amazon prime会員のメリットを享受するために入手したFire HD 8、
Amazonデジタルデバイスの機能としての便利さには感心したものの、マイクの感度の悪さには閉口して、もっと怒鳴らなくて良い生活がしたくて、追加入手することにしたAmazonデジタルデバイス=Echo Show 5。
結果としてはマイクの感度は「超」良好で、無事「朝から絶叫生活」に終止符が打てたのだが、購入前にレビューを見ていて気になったのが、「スタンドはあった方が良い」という意見が多いこと。
ひとつは、固定となるEcho Show 5の画面角度が、使用シチュエーションと合わないことがあるらしい。床に直接マット敷いて寝ているcybercatにとって、購入前複数あった置く候補位置の一部は、画面が上を向いていると寝床から直接画面(=時刻)が確認できない可能性があったので、あった方が良いかと。
もう一つは、Echo Show 5の構造的に、画面の下に下側に向けてスピーカーの開口部(スリット)が開いているので、硬い床や響く机などに直接置いた場合は低音がモコってイマイチな音質らしく、スタンドを付けて低域を締めた方が良いという意見。
そこで、一緒にオススメされていたAmazon純正スタンドをチェックしてみたのだが、プラ製の前後の首振りしかできない単純なもので、他に機能があるわけではないものなのに、高い。約2,000円で、このときヘタに?Echo Show 5本体が4,000円引きで約6,000円にディスカウントされているものだから、とても本体の1/3のゼニを払うに値するものだとは思えなかったわけ(Echo Show 5が定価だったら、約1/5なので、相対的価値としてはギリあり、かなぁ..)。
サードパーティー製でもないかな...と探していたときに見つけたのがこちら、約4,000円のスタンド...って、純正より高いじゃないかーいw
でもこれには純正にはない大きなメリットがある。
バッテリーを搭載しているのだ。
以前、Fire HD 8のところで書いたが、Amazonデジタルデバイスで持ち運びが出来るものは、ブックリーダーであるKindleシリーズと、Fireタブレットだけ。EchoやEcho ShowはAC電源が必要なので、部屋を移すときには、コンセントを抜いて挿し直すことになる。
...そして、そうした場合は再起動扱いになってしまうらしい。
それを避けるために?、EchoやEcho Showにはそれ用のバッテリーがサードパーティーからリリースされている。
特にGGMM社のバッテリーは、EchoやEcho Showにマッチするシェイプで、一体化できるのが利点。Echo用は単に合体するベース(土台)型バッテリーという感じだけれど、Echo Show 5用はスタンド型で、底面がバッテリー非登載の純正スタンドに比べて厚くなっていて、そこにバッテリーが登載されているような形。
純正の(バッテリーなし)スタンドに比べ厚いベース部分がバッテリー
そして、Echo用にはないウリとして、Echo Show 5用は給電用USB端子がついている。すなわち、Echo Show 5だけでなく、スマホなどへのモバイルバッテリーとしても使えるわけ。そしてバッテリーは10000mAhの大容量で、Echo Show 5を50%の音量で使っても9時間以上使えるらしい。
どうせスタンド買うなら付加価値がある方が良いな&ちょうどその時10%OFFのクーポンがあったので安く買えるので、入手してみた。
取り付けは純正と同じく、マグネット装着。この磁力、けっこう強力で、ベースにはバッテリーが入っているので、スタンド側が332g(実測)とEcho Show 5本体に近い重さなのにもかかわらず、Echo Show 5本体側を掴んで持ち上げても、スタンドが落ちることはない。
接続は、Echo Show 5の純正ACアダプターをこのスタンドに繋ぎ、スタンドからのケーブルをEcho Show 5に繋ぐ...という形。
矢印部分にEcho Show 5の純正ACアダプターを挿し、○の部分を本体へ繋ぐ
使い勝手的には....イイナこれ。バッテリーの重さがEcho Show 5全体の安定性を増しており、一番の機能的訴求点の首振りの角度も充分(本体のみの角度から言って±15度=前後30度の幅で調整できるらしい)。
一番上向き。床に置いたEcho Sow 5を立ったまま確認可能。
一番下?向き。ほぼ画面が垂直に近いので、ベッドのヘッドボード上などでも使えそう。
そしてウワサ通り良かったのが、音質の改善。音の抜けが良くなり、セリフも聞き取りやすくなった。純正スタンドより重いので、ひょっとしたら、さらに音が締まったかもしれない。
はっきり言って、音は下の絞まりだけでなく、上も伸びて(もしくは締まらない低域に隠されてしまうことがなくなって前に出た?)、2ランクくらい良くなったイメージ。
また、背面のUSB給電端子は2.1A出力で、色々使えてけっこう使い勝手が良い。
割引なしの定価だと純正のおよそ倍の価格だけれど、ACケーブルを外して、Echo Show 5をガシッと掴んで好きな部屋に持って行けるというのは、Echo Show 5の使い方の範囲を飛躍的に広げるので、たしかにその価値はあるかも。
一時的にキッチンに運んでレシピ動画を流すとか、玄関掃除など別部屋で家事をしている近くに持ち込んでBGM流すとか...
一時的でもEcho Show 5がAC接続から解放されるのはマヂ便利
そしてその間も再起動されてしまうことはないし。
これは超オススメのスタンド兼バッテリーです。
【ES5仕様】
電池容量:10000mAh リチウムイオン電池
DC入力端子:DC 12V 1.25A(Echo Show 5純正アダプター用)
DC出力:12V 1.25A
USB出力:5V 2.1A
充電時間:約6時間
プレイ時間:約8時間(100%ボリュームで連続再生時)
約9.5時間(50%ボリュームで連続再生時)
約11時間(待機状態)
Echo Showを動かせるのは予想以上に使い勝手が向上する。また、後ろのUSB給電端子も便利
Echo Show 5を一時的に動かすのに支障が一切なくなったのは、使い方を大きく変える。
さらに、角度調整も便利だが、Echo Show 5の音質が向上したのが◎
さらにさらに、USB給電端子が使い勝手が良い(スマートホーム機材を使うときは特に)。
まさにお値段以上。
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購入金額
3,582円
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購入日
2021年03月21日
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購入場所
Amazon
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