レビューメディア「ジグソー」

待望のSL-1200GLD

以前ガチャガチャに3回挑んだものの、結局ターンテーブルは現行モデルのSL-1200MK7しか引くことが出来なかった、テクニクス ミニチュアコレクション。

 

ガチャガチャでは結構好評だったようで、再入荷→品切れを何度か繰り返しているうちに、ガチャガチャで見かけることも無くなってしまいました。

 

このシリーズは全5種用意されていましたが、その内訳は

 

 

・SL-1200MK7(ターンテーブル)

・SL-1200GLD(ターンテーブル)

・SL-1200MK2(ターンテーブル)

・SL-DZ1200(DJプレイ対応CDプレイヤー)

・SH-DJ1200+EAH-DJ1200(DJミキサー+モニターヘッドフォン)

 

 

でした。私がガチャガチャ3回で引いたのは、そのうちのSL-1200MK7,SL-DZ1200,SH-DJ1200+EAH-DJ1200です。

 

出来れば旧世代のターンテーブルであるSL-1200MK2かSL-1200GLDを欲しいと思っていたのですが、結果的にそれ以降再挑戦する機会が無かったのです。

 

ガチャガチャで見かけることも無くなり、時々入荷があったというLoftの店舗でも見かけることは無くなってしまいましたので、これ以上の入手を諦めていたのですが、意外な機会に入手することが出来たのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

以前のようなガチャガチャでは無く、Loftなどの店頭で単品販売されていた紙箱入りのものです。

 

これは昨年の11月3日、この日は文化の日で祝日ですが、東洋化成などのはたらきかけにより「レコードの日」という記念日にもなっている日でもあります。

 

このレコードの日を記念して、東京都墨田区にある銭湯とサウナの施設「黄金湯」で開催されたレコードのフリーマーケットがあり、このイベントには東洋化成やテクニクス、ナガオカなどスポンサー企業も少しだけブースを出していました。

 

会場が狭く、テクニクスが持ち込んだSL-1200G+SU-G700M2+SB-G90M2の音は楽しめるほどでは無かったのですが、ここでレコードを購入すると抽選券が渡され、抽選会に参加することが出来ました。その景品の一つにこのテクニクス ミニチュアコレクションも含まれていました。

 

実はより高価な賞品も用意されていたのですが、私はミニチュアコレクション一択で抽選に挑んだところ、何とこれが見事に一発で当たったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも、箱を開けて真っ先に目に入ったのが金色に塗装されたトーンアームでした。つまりこのシリーズで金色のトーンアームというとSL-1200GLDで確定です。

 

というわけで、自分でも予想だにしなかった展開で希望していた旧世代のターンテーブルが手に入ったわけです。

 

 

 

 

 

 

 

印刷物など内容はガチャガチャ版と全く同じでした。ただ、紙箱の分だけ単品販売分の方がお得感があるような気がします。

更新: 2023/01/09
総評

相変わらず作り込みが細かい

あまり細かな解説をしても仕方ないと思いますので、現物の写真をご覧いただきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

以前取り上げたSL-1200MK7の時と同じく、パーツはターンテーブル本体、ダストカバー、トーンアームで構成されます。

 

 

 

 

 

 

 

トーンアームはアームベース部の穴に軸を差し込んで取り付けます。この構造であるため、トーンアームはスムーズに動かすことが可能となっています。

 

 

 

 

 

 

 

ダストカバーは置くだけです。つまりこれが完成状態ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はSL-1200GLDの実物を完品では見たことが無いのですが、ダストカバーにはTechnicsロゴだけでは無く「QUARTZ」ロゴ(旧Technics製のクオーツロックD.D.のターンテーブルに刻印されていた)も付いていたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

本体底面側も若干簡略化されているかも知れませんが、ほぼそのままミニチュア化されています。

 

 

 

 

 

 

 

背面の文字もきちんと本物に準拠しています。

 

モデルとなった本物のSL-1200GLDについて一応少しだけ触れておきますと、2004年3月に発売された、SL-1200シリーズの累計生産台数300万台を記念した限定モデルとなります。ベースモデルはSL-1200MK5Gですが、SL-1200GLDでは金色部分に本物の金メッキを施すなど高級感が演出されていました。なお、当時の想定市場価格は約9万円です。

 

現在SL-1200MK7をベースとする限定モデルSL-1200M7Lが販売されていますが、SL-1200M7Lの金色トーンアームはさすがに塗装ですから、SL-1200GLDのコストの掛け方の凄さがここで判るでしょう。まあ、近所の家電量販店にSL-1200G、SL-1200MK7、SL-1200M7L、SL-1500Cの展示機が並んでいますが、塗装の金であってもSL-1200M7Lの格好良さは目を引きますので、SL-1200GLDが店頭に並んでいた頃にはかなりの存在感だったのではないかと思います。

 

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2022年11月03日

  • 購入場所

    レコードの日抽選会景品

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