レビューメディア「ジグソー」

エントリークラスのWi-Fi 6ルーター、ちょっとクセがある



自宅の無線LAN環境を春頃にアクセスポイントモードで使用できる中継器で


一部Wi-Fi 6化を行い、ビームフォーミングなどWi-Fi 5以下の対応のクライアント
でも恩恵が得られることが分かったところで、つい数ヶ月前に


もう一台Wi-Fi 6対応のルーターを入手してメッシュWi-Fiシステムからの入れ替えを
終え一部Wi-Fi 5対応の機器は残りましたがほぼフルにWi-Fi 6環境に移行していま
した。が、また別のルーターを入手したのでさらに入れ替えです(ぉ

数ヶ月前入手のWSR-1800AX4に比べ、Wi-Fi 6接続時のスループットが最大2,402Mbps
と倍になるほかWi-Fi 4環境も800Mbpsに増速される2x2タイプの上位モデルになります。
ただ手放しにこっちを勧めるべきかというと微妙なところで、Wi-Fi 6接続時のスループット
2,402MbpsはHT80での接続時となりますが


PCの多くで採用されているIntel AX200の2,402Mbps接続はHT160時となるため、こちら
に接続すると半分の1,201Mbpsまでしか対応せず下位のWSR-1800AX4と同じになります。
空いている帯域は複数機器の同時接続時における余裕になる感じです。また、Wi-Fi 6は
Wi-Fi 5と違って5GHzと2.4GHzで利用できますがこちらの機種は5GHzのみの対応と
なり、2.4GHzは最大でWi-Fi 4(11n)止まりになります。今のところWi-Fi 6対応で
5GHzに対応していないクライアントは見たことがないですが、今後そういった機器が
出てくるとWi-Fi 4でしか繋がらないのでこちらを選ぶ意味がないです。WSR-1800AX4
では対応しているので(リンクスピードは落ちますが)コストを別のとこに振り分けた
のかなという感じがします。

後は概ね普通で、設定画面や設定項目もだいたいWSR-1800AX4と同じでした。
今回のルーターは性能に余裕がありそうだったので2FのWSR-1800AX4と入れ替え、
1Fのアクセスポイントモードで使用していた中継器のTP-LINK RE505XをWSR-
1800AX4に入れ替えました。さらにリビングで使用していた別のルーターも取り
外し、1Fと2FにそれぞれWi-Fi 6アクセスポイントがある環境に整理しました。
2Fでテレビの無線LANコンバータとして使用していた中継器も今回の入れ替えで
余ったWi-Fi 6対応中継器に入れ替えるので、フルにWi-Fi 6環境になりますね。

そんな感じでクセがあるのでそこを理解した上でチョイスするか、Wi-Fi 6対応で
あれば細かいことは気にしない人向けですかね・・・。

追記:2022/05/02


2Fで使用していましたが、ハイエンドのAterm WX5400HPと入れ替えたので
こちらを1F用にした上でEasyMeshにてWSR-1800AX4とのメッシュネット
ワークを構築しました。メッシュネットワークを構築していないWX5400HP
も新型と言う事で結構電波の届く範囲が広く感じますが、当たり前ながら
こちらの組み合わせだと電波強度の変化が家の中で変動しにくくなります。

追記:2023/08/06


NECのWi-Fi 6Eルーター2台による構成に入れ替えたので、こちらは無線LAN
コンバーターとして2Fのテレビのところに移設しました。WX7800T8に
接続していますが特に不安定さもなく使用できています。前任の中継器と
違って有線LANポートが複数あるので、BDレコーダーも繋げられるように
なりました。
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2020年12月01日

  • 購入場所

13人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • まこりんさん

    2022/05/03

    EasyMeshはどうですか?
    親機がハイエンドのAterm WX5400HP。
    子機がWSR-1800AX4とのメッシュネットワークになってる感じですかね?
    スムーズな切り替わりとか安定してますか?
  • i-ji-さん

    2022/05/03

    コメントありがとうございます。

    レビュー内で分かりにくかったかもしれませんが、親機(コントローラ)は
    このBUFFALO WSR-3200AX4Sで1Fに設置しており、子機(エージェント)が
    同じBUFFALOのWSR-1800AX4で2Fに設置しています。Aterm WX5400HPは
    メッシュを有効にせず単体で2Fで使用しています。EasyMesh使用時の切り替え
    については全く意識せず、親機のSSIDがそのままの状態で電波状況に応じて
    接続先が切り替わっている感じです。EasyMesh無効時は1Fのアクセスポイント
    に2Fから繋ぐとスマホで電波強度の表示がフルより1~2目盛り落ちる表示に
    なりますが、EasyMesh有効時に同じ場所で子機を目の前にして繋ぐと電波強度が
    フルになっています。

    ただEasyMeshなSSIDに繋いでいるときとメッシュを利用していないWX5400HP
    のSSIDに繋いでいるときで、スループットは後者の方が速いです。まぁ当たり前
    と言えば当たり前ですが。通信の安定という意味では1Fのアクセスポイントに2F
    から繋いだ時の不安定感は解消されたのでEasyMeshの効果が感じられます。

    ちなみに高速ローミングを有効にするとさらに親機と子機の切り替えがスムーズに
    なるようですが、スマホやタブレット・PCでは使えるもののネット家電系が軒並み
    繋がらなくなるみたいなので有効にしていません。以前使用していたNETGEARの
    Orbiだとバックホール通信専用の通信経路があったのでそれに比べれば多少落ちる
    感じはありますが、それでも比較的低価格なAirStationの組み合わせでメッシュ
    ネットワークが利用できるのは評価したいですね。

    では。

ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。

YouTube の動画を挿入

YouTube の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ニコニコ動画の動画を挿入

ニコニコ動画の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ZIGSOWリンク挿入

検索対象とキーワードを入力してください

    外部リンクを挿入

    リンク先の URL とタイトルを入力してください

    URL を正しく入力してください。

    画像を挿入(最大サイズ6MB)

    画像を選択してください

    ファイルサイズが6MBを超えています

    別の画像を追加

    ZIGSOW にログイン

    ZIGSOW会員登録(無料)はこちらから