Ryzenに興味を持ちながらも、
わたしが自作PCをやってみようと思ったのはSandy/ivyの時代の、みなさまが自作PCで盛り上がっていた時期以来で。
その後はけっきょく、中古のivy-xeonの8コアCPUを安く利用してRyzenごっこしておりました。
Zen2よさそうだなあと思いながら時は過ぎて、いつの間にやらZen3の時期に。
クーラーの交換ですらめんどくさいやりたくない抵抗感がとてもあったので、
どうせCPU交換=マザーボードも取り払ってけっきょく全部付け直しが必要 な苦行をするのなら
CPU交換をしてもいままでと同じ8コアのままというのも物足りない、
(それでもスペックアップが劇的であるとは思うのですが、それは買ってから体感しないとわからないものですし)
ガツンとコア数が倍になった達成感が欲しい。とぼんやり思っていて。
いままでのCPUの遍歴が、デュアルコアのCeleron→4C8Tのcore i7→8C16Tのivy-xeonなので
じゃあいつか次にCPU更新するときはさらに倍の16C32Tじゃろ、と(。゚ω゚)。
いまのわたしの用途ではゲームはやらず、負荷がかかる動作はMikuMikuDanceくらいですけれども、
それでもこれから何年もこのCPUを使っていくんだ、と踏み切って、運良く在庫にご縁があった5950Xを選びました。
交換作業はスムーズにいかず、とってもたいへんなみちのりがあったのですが、
現在、ぶじに動いております。
ケースはENERMAX FulmoQホワイト
CPUクーラーはNoctua NH-U12A
あとケースのフロント・リアにふつうの12cmファンがいっこずつ、という
特に冷却に優れた対策を施したPCでもないのですが、
Ecoモードでの運用で
わたしのMMDや映像編集作業でCPUに負荷がかかり続けても80℃未満で温度はおさまり、
作業を止めると一気に40℃未満に低下するかたちで、
5950Xクラスでもこれくらいの温度におさまっているのならだいじょぶかなという印象です。
※Ryzen5000番台に対応したBIOS に対応したマザーボード用ユーティティが更新され、(Asrockです)
UEFI内容を覗いてみるとファンの温度に対する反応がCPU温度に対するか、マザーボード用温度に対応するかの2通りがあるようで、CPUファン1以外マザーボードの方に設定されておりました。
ぜんぶCPU温度に向くよう設定すると、60℃台で頑張ってくれております。
【自作PC】Ryzen 9 5950XとMMDのお話【MMD初心者講座】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37797439
こちらの動画でちょっとくわしく述べているのでよろしければー
最後に、通常時とEcoモード時のベンチマークスクショを乗せておきます。
(メモリはDDR4 2666のもの32Gです)
E5-2667v2
Ryzen 9 5950X デフォルト
Ryzen 9 5950X Ecoモード
ベンチマークの数字上では性能が4倍になりましたが、
いちばんすごいと思ったのはIvy時代のCPUと比べると、PCの起動がとんでもなく速くなったこと。
まあこれはマザボもメモリもCPUもいろんなところがあたらしくなったからとも言えるのでしょうけれど、
設定のためになんども再起動が必要になるなかで、この速さは精神的にとても助かりました。
お高いお買い物だったからこそ、パーツ交換作業が失敗したらどうしようとほんとうにこわかったのですけれど。
これから、また長くお世話になれたら良いなと思うお買い物になりました。(o˘◡˘o)
-
購入金額
106,480円
-
購入日
2020年11月06日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。