レビューメディア「ジグソー」

初期設定後はいじらない人向け

実家用で古いBUFFALO製の無線LANがあるが、なぜか自分のスマホで手動でも無線LAN接続が出来なかったので、実家設置用で購入。持っていく前に自分の家でテストしました。

 

***旧モデルとの違い***

買う時にちょうど旧モデルのDHP2がまだ売られていたので調べましたが、色以外での変更はないかと思います。公式HPの製品紹介でのCPU性能でもDHP3同等製品としてDHP2データを流用しているので。

 

***入っているもの***

 

本体とそれにつける台座、説明書にLANケーブルです。LANケーブルはカテゴリー5e、ただ30cmしかないので注意!

訪問サポートはルーター設定+接続機器で1台9500円(税抜)。書かれている内容から土日祝対応、女性向けのレディース訪問プランもあるみたい。

台座にセットアップに必要なwifi接続の暗号化キーと本体ログイン用の初期ユーザーとパスワードが載っているカードが挟んであります。

 

***セットアップ***

接続が完了したらブラウザを起動したらセットアップカードの本機ログインのパスワードを入力すれば・・・

になり、何回か検索のために画面が点滅して、

が出て

です。

自分の家は外部接続LANに接続すればネット接続できる環境なので、たぶん最短の接続更新かと。

なお実家のCATVネットに接続する際は少々トラブルになり、ネットで調べたらDHCPサーバーの再取得が必要で、一度CATVのルーターを電源OFFにして20~30分後に電源ONにする必要があるようだ。

 

***有線速度***

回線についてはおそらく1G回線・・・っというのもインターネットが最初から引き込まれている賃貸物件なので、正確な情報はわからず。IPアドレスを検索するとCTC・・・コミファで有名な中部テレコミュニケーションのようです。

なおこの上記による環境のせいか、コミファは既にIPv6対応ですが、経由地に問題があるのかIPv6に設定してもIPv6と認識せず、以下の測定結果はIPv4によるものです。あと日曜日の6時頃に測定。

上が「2533DHP3」、下が今使用している「RT-AC86U」です。性能差はほぼなしといってもいいでしょう。

 

***新規の無線LANセットアップ及びQRsetup、AOSSについて***

スマホ接続用のアプリの1つとして「QRsetup」、及びアプリ用の「AOSS」がありますが、ここ最近のplayストアのレビューの否定評価の方と同様で、

と出てダメでした。AOSSでも同様です。

特にスマホは外出先の無線LANスポット情報の登録とかあるし、自分のように賃貸物件なら近隣の無線電波は簡単に拾ってしまうので、一軒家以外では使い物にならないのでは?

またカメラ機能(QSetupのみ)の許可はQRの読取りで必要なのでわかるけど、なぜデータ収集も行っていないのに位置情報の許可が必要なのかは理解出来ない。

 

セットアップカードに書かれているSSIDをスマホのWifi一覧から探してパスワードに暗号化キーを入力したほうが早かった。

 

***無線性能***

まずは電波強度

端末にはsony製のandroidスマホ「Xperia Z5compact」を使用。

 

 

 

左側が「2533DHP3」、右が「RT-AC86U」で上段が5GHz、下段が2.4GHz。なお「RT-AC86U」はレビュー時のデータを流用。マップの左下がルータの近く、右下が同室のデスクトップPCが置いてあるデスク、左上が寝室でそれぞれ測定。

アンテナが付いている「RT-AC86U」が全体的に電波が強い傾向が現れた。角つきは伊達でないということか(^-^;

 

なお実家へ設置した時に軽く測定したが、1Fにルーター設置をして、真上の階の部屋で2.4GHzですら電波強度35前後。

 

速度についてはspeed.testのアプリを使用。

「RT-AC86U」で2.4GHzのデータを取り忘れた。取り直しても良かったが、スマホの能力不足とはいえ、有線データを取った後のすぐに無線を取ったので一様・・・(^-^;

電波強度ほど性能差はなく誤差範囲内でしょう。

 

***本体設定のUIが簡素***

本体設定のメイン画面の簡易設定。右上のアイコン欄で右から2番目のダウンロードみたいなアイコンで直接2533DHP3の各種マニュアルや設定などの動画、ソフトウェアのダウンロード出来る一覧ページに飛べるのが、さり気ないながら嬉しいところ。

 

以下は詳細設定・・・

QoSの設定画面。玄人でないと無理そう・・・。なお上位バージョンのアドバンスQoSなら機能のついている説明書を見る限り、ゲームとかブラウジングとか簡単に設定できつつ、詳細を煮詰めることができそうなのでBUFFALO製でQoSを使いたいなら、アドバンスQoS搭載機を購入したほうが良い。

iフィルターは機能を使用するのにユーザー登録が別途必要のようです。

ファームウェア更新画面でデフォルト設定。まあ国内ルーターは滅多に更新されないけど、今回は自分で使用しないので、自動更新はありがたい。

キッズタイマー。機器ごとに設定可能で、上記は夜間禁止(23時~7時)のプロファイルデータに任意の手動で追加した設定。これは設定トップの簡易設定からもアクセス可能。

省電力モード。2533DHP3の消費電力は約14Wだが24時間フル稼働で約250~300円/1ヶ月、かかることを考えると意外と馬鹿にならない。ユーザー定義はオンオフのみで有線のみエコも選択可能。上記のように自由に設定可能。詳細設定に入らないといけないが、キッズタイマーと同じように使いやすい。

 

***その他、気になるところ***

まず購入時、出たばかりの新製品?の時に購入した影響か、本体を電源をONにしてから数時間はなにか焼けた臭いがした。まあ数時間経過したら臭いもなくなったが・・・。また本体は熱いほどではないが温かい程度には熱を持つようだ。

また5GHzのSSIDが見えないときが何度かあった。特に新規に端末をセットアップするときは2.4GHzは見えているが、しばらく経ってから5Ghzが見えるという具合に。なお本体から1~2m以内で設定しても同じだった。

 

 

***初心者向けなのだが・・・***

単純に有線又は無線でインターネットに接続するだけならこれで十分。なにげにキッズタイマーや省電力モードは結構細かな設定が出来る方である。

一方で簡単接続を謳っているAOSSやQSetupが使い物にならなかったのはいかがなものかと。

日本では無線LAN分野で先頭を走っているが、怠慢が見える・・・。

  • 購入金額

    10,590円

  • 購入日

    2020年03月17日

  • 購入場所

    ビックカメラ

7人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • まこりんさん

    2020/11/24

    「しばらく経ってから5GHzが見えるという」
    これは、私も他の機種でなっていて、気になったので調べたのですが、ちゃんとルールを守った機種はそのような挙動になるのが正常のようです。
    というのも、最近の5GHzの機種はDFSの帯域を使用します。そしてDFSの帯域を使用するときは無線LANの親機は1分間レーダーの受信がないか確認してからでなければ利用していけないルールとなっているそうです。

    昔のDFSを使わない5GHz対応の機種はすぐに使えていたけど、最近の機種はルールを守ると最初は使えないのが正常なのです。と言うことで安心して大丈夫だと思います。
    逆にちゃんとバッファローはルールを守ってるということで安心。

    こんなの調べなきゃ気づかないよね。
    https://itbouzy.site/wifi/5ghz-radar/
  • iferuさん

    2020/11/27

    ほぇ~、全然知らなかった。
    勉強になりました♪

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