ジンバルカメラの「FIMI Palm」を
使い始めてすぐに気になったのが、可動部及びレンズを保護するカバーでした。
ジンバルカメラにしろスマートフォン用のジンバルにしろ注意したいのが、要である可動部です。
下手に負荷がかかり水平が取れなくなったり動かなくなったら大変です。
そこでスマートフォン用のジンバルとかならば保管・移動時には可動部が固定される専用ケースに入れている人が多いでしょう。
FIMI Palmの場合は、横から被せるだけのプラスチック製のカバーが付属していました。
上図矢印の裏側にラバーが貼られており、両側から挟む力で固定されています。
ラバーなので本体が傷つく事は無いでしょうが、どこかに引っ掛けている訳でもなくただ挟んでいるだけなので、移動中に外れてしまう事を懸念していました。
しかし実際の問題はそんな事だけではありませんでした。
コロナ禍で全く家から持ち出す事無く部屋に置きっぱなしにしていたので、久しぶりに動作確認をしようとカバーを外すと本体に粘着質のモノが少しこびりついていました。
カバーに貼り付けられているラバーの接着剤が暑さで溶けたようです。幸い少量だったのもありキレイに拭き取れ、カバー側のはみ出している部分も取りきれました。
こちらが発生したのが 6月半ばでこれから更に暑くなるのに心配です。
そこで交換用のカバーが無いか探してみると、この頃には国内でも FIMI Palmの様々なオプション品が販売されているようになっていました(発送は中国からばかりですが)。
そして見つけたのが可動部のみならず本体ごと収納できるハードケースです。
「DJI OSMO POCKET」用のモノを見た事がありましたが、「FIMI Palm」用も出てきてくれたようです。
ジンバルカメラを収納するケースは既に購入してありますが
実際の撮影現場では、ソフトケースから本体を出した後、カバーの着脱を行なうという二段階の手順を踏む事になります。ですので撮影している間はイチイチソフトケースには戻さずカバーの着脱だけを行い、撮影しない間はカバンやズボンのポケットなどに入れたりしていました。
これだと本体表面の傷もそうですが、誤って電源が入ってしまう可能性もありました。可動部が固定されたまま電源が入ったら怖いので、この点は注意していましたが。
それが本品ならばこれだけで本体全体を保護が出来る上、誤って電源ボタンが押される事も無いので安心です。
それこそこちらのカバーだけで撮影に出かけても良いですが、埃や水から守るためにもソフトケースは使い続けていくつもりです。まぁハードケースを着けたままソフトケースに入ればですが...
【外 観】
持ち手がシリコン製のストラップが付属してきました。
プラスチック製の本体の中程にシリコン製のベルトが固定されています。
手前側の幅がある方がカメラ側(上方)になります。
内側の上下・奥側にウレタンが貼られており、側面には貼られておりません。
擦り傷が出来る可能性は無くもないですが、頻繁に出し入れする事も無いでしょうしカメラを入れてガタツキも無いので問題ないでしょう。
下側にはストラップホールと USB Type-C端子にアクセスできる穴が空いています。
向きを間違えずに本体を入れ(液晶面側はシリコンベルトが固定されていない側)、シリコンベルトをフックに引っ掛けて固定します。
シリコンベルト側のジョイスティックが当たる部分は窪んでいるので、ジョイスティックにも負荷はかかっていません。
そして充電口も大きく取られているので、普通のケーブル(USB Type-C)ならばまず問題なく使えるでしょう。
より手軽にジンバルカメラを持ち出せる
まず心配だったソフトカバーに入るかですが、
見た目はちょっとパンパンに見えますが、ジッパーが閉めにくくなる事も無く問題なく収まりました。
注意点としては、ストラップを着けた時はジッパーを閉じる側に持ってきて外にストラップを出す事で利便性が上がります。
ソフトケースに入れる事でより安全に保管・持ち歩く事が出来ますが、近場の撮影ならソフトケースに入れる事無く本ケースだけで持ち出しても良いですね。
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購入金額
1,203円
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購入日
2020年07月02日
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購入場所
Amazon
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