U110やCM-64用の拡張カードです。今回は元箱（ビデオサイズ（と言っても今では通じないのだろうな）より一回り大きい）付きで入手しました。

SN-U110シリーズは全部で15種類発売されましたが、その中でも2番目が「Latin & F.X. Percussions」と銘打ち、ラテンパーカッションと効果音を収録しています。

中古でも結構見かける印象です。そこそこ人気だったのかもしれません。きっとどこかで聞いたことのあるような音が揃っています。

• 1～7：セットアップ（ドラムキット扱い）
  • 1～3：ラテン
  • 4～7：効果音
• 8～52：トーン
  • 8～33：ラテン
    • CONGA 3 (02-10) ベロシティスイッチ付きのコンガです。オープン、ミュートそれぞれ単独のボイスも別に用意されています。
    • TAMBOURINE (02-14) ブラジルではタンバリンのことをパンデイロというそうです。ノートナンバー77（中央ハより1オクターブと完全4度高いヘ）が本来の音のようです。
    • WHISTLE (02-16) ブラジルっぽい笛の音です。ノートナンバー83（中央ハより1オクターブと長7度上のロ）の音とその短い版がセットアップに入っています。
    • TRIANGLE (02-17) トライアングルの音ですが、なぜかサステインします。ノートナンバー91（中央ハより2オクターブと完全5度上のト）と86（中央ハより2オクターブと長2度上のニ）の音がセットアップに入っています。
    • BELLTREE (02-18) キラキラした音が出る楽器です。ノートナンバー89（中央ハより2オクターブと完全4度上のヘ）で本来の音が出るようです。
    • CUICA 2 (02-26) ベロシティスイッチ付きのクイーカ（ブラジルの楽器）で、強いほうはオクターブ上の音が出ます。
    • GUIRO 3 (02-29) ベロシティスイッチ付きのギロです。長短それぞれ単独のボイスも用意されています。
    • STEEL DRUM (02-32) ラテンといえばこの楽器です。リンボーダンスとともにトリニダード・トバゴ（カリブ海の国）発祥だそうです。
  • 34～52：効果音
    • ORCH HIT (02-34) 有名なオケヒの音です。CM-64本体のものとはわずかに異なります。
    • TYPE 1 (02-36) タイプライターのベルの音です。
    • TYPE 2 (02-37) タイプライターのキャリッジリターンの音です。残念ながら肝心のキータイプ音はありません。
    • CLOCK (02-38) 時計の秒針の音です。
    • TELEPHONE (02-39) 黒電話の呼び出し音です。
    • SMSH GLASS (02-40) ガラスの割れる音です。
    • INTERFACE (02-49) 昔の映画とかのコンピュータールームで鳴っていそうな音です。
    • SCRATCH (02-50) アナログ盤のスクラッチ音です。
    • STAKE (02-51) 杭を打ち付ける音だそうです。よく聞くと思う。