Webで調べたところ、

• 日本の針葉樹
• ヒノキアスナロ
• アスナロの変種

とのこと。

青森県の県の木で、漆器の木地や建築材料に使われる木です。

青森にしかないわけではないみたい。

実際の香りは木材の香りです。

針葉樹の森林で感じる木々の匂い…というか、すこし水分をもった腐葉土の匂いのような自然を感じさせる香りではなく、もう少し人の営みに寄った香りです。

ヒノキ風呂に感じる木の香りにも近しいですが、それよりもDIYショップの木材コーナーで感じる切り出された木の香りに感じます。おがくずやかんなくずのような、削った木から感じる香りです。

売り文句は防虫、消臭、抗菌効果、とのこと。

僕自身は香りを楽しむために使っていて、部屋の隅にたらしたり、ハンカチの上に数滴たらして机の横に置いておいたりして使っていますが、防臭・抗菌効果があるかは正直ちょっと不明です。

色はうすい黄色

油の色は薄い黄色です。水に溶くと表面に油が浮いたように広がるので、水溶性ではない印象。水に溶いた状態でもちゃんと香ります。

ハンカチとか木製の小物に香りを付けておくと、食事するときとか「いまは気分じゃない」ってときにいつでも除けられるので便利です。

冒頭「強い匂いは苦手」と書きましたが、いくつか好きな匂いというのもあります。

牛乳石鹸の香りや雨のあとのアスファルトの匂い、珈琲の香り、肉の焼ける匂い、カレー、煮魚を作るときの醤油の匂い、焼き芋の焼ける匂い…（これを書いてるいま、子供がオーブンで安納芋を焼いてるので）。

ただいつも部屋で焼肉の匂いがするのは…幸せかもしれませんがなんか、ちょっと、違うので。普段の自分の部屋にはない、でも食欲がかきたてられるような官能的な匂いでもない、落ち着ける部屋の香りがあると、すこしだけ生活が豊かになる気がします。

通勤も減り、不必要な外出もしづらいこのご時世、テレワーク中の部屋でもできるちょっとした気分転換に、ひば油をオススメしてみます。