VAIO S15 ALL BLACK EDITIONはVAIO S15に2019年11月に追加された特別仕様モデル。
本来はソニーストアでVAIOオーナーメイドをすることでしか購入できないモデルですがヤフオクに格安で流れていたので入手。
いままでVAIOを使ってきましたが、ついに念願ともいえる特別仕様モデルを手にすることができました。
とにかく贅沢
VAIO S15 VJS154シリーズは第9世代intel Coreシリーズの中でもより高性能なHシリーズを搭載したノートPC。
通常モデルではi5-9300Hかi7-9750Hから選択できます。
しかし、ALL BLACK EDITIONはそのさらに上をいくCore i9-9980HKが標準搭載されています。
通常モデルで選択できるi7-9750Hと比較しても1.3倍ほどのベンチマークスコアをたたき出すハイスペック(VAIO社HP参照)。
メモリは16GBが標準でオプションで32GBに増設可能。
今回は標準の16GBです。
以前のFit 15Eは4GBから最終的には8GBに増設していましたがそれのさらに倍なのでこれで十分かなと。
ストレージは標準が第3世代ハイスピードSSD(NVMe)の256GB。
それにプラスして以前のFit 15Eでひっそり使っていた2TBのCrucial MX500を空いているSATAスロットに増設しました。
SATA SSDでも十分起動が早く感じていましたがNVMeのSSDはほんとに爆速ですね。
ディスプレイは標準で4Kディスプレイ。
一度使いだすと圧倒的なきれいさゆえにほかのPCが粗く感じてしまいます。
HDRには非対応ですが十分でしょう。
VAIO S15はVAIO社現行モデルでは唯一の光学ドライブ搭載モデル。
その光学ドライブも通常モデルではオプションになるUHD-BD対応のものが標準でおごられています。
引き締まった黒
まず、VAIO S15の2019年モデル(VJS153以降)に共通したところから見ていくと、ソニー時代のFit 15Eから共通だった丸っこい筐体から、S11,S13,SX12,SX14と連なるVAIOの共通デザインともいえるものに変わりました。
また、ディスプレイのベゼルが狭くなり、本体サイズも少しコンパクトになりました。
その名の通り、ALL BLACKな仕様になっています。
主な違いはVAIOロゴの部分とオーナメント通常モデルではシルバーになるところがブラックになります。
天板がマットブラックなのに対し、ロゴは光沢のあるブラック、オーナメントはヘアライン加工としてあり際立つようになっています。
ALL BLACK EDITION。ロゴとオーナメントがブラックに変更されている。
VAIOの言う「快」とはこういうことか…
以前のFit 15Eはキーボードがさらに前に使っていた2010年モデルのVAIO Eシリーズより使いにくいと表現していたのですが、最新のS15ではその不満が完全に解消されています。
Fit 15Eの時は入力していると筐体を含むキーボード全体がたわむような感触だったのに対して、最新モデルではアルミのパームレストと相まって剛性がかなり高まっていて、サクサク入力できます。
以前と比べて体感としては誤入力もかなり減ったと思います。
また、チルトアップヒンジが採用されたことでキーボード全体に傾斜がついたことも入力のしやすさに一役買っています。
このチルトアップヒンジのおかげか以前だと気になっていたパームレスト端の角張った部分が気になりません。
あともう一つ大きなポイントはタッチパッド。
これが圧倒的に使いやすくなっています。
Fit 15Eの時は誤動作が多すぎてタッチパッドは無効化していましたが、S15ではかなり反応精度が良くむしろ常用するようになりました。
ジェスチャーに対する反応も滑らかで使いやすいです。
また、ボタンもFit 15Eはタッチパッド一体型でこれもまた誤動作がかなり頻発していましたが、S15は旧モデルも含めて2ボタン式になっているので確実にクリックできます。
そして、これは最新の機能というべきか「Windows Hello」対応の顔認証と指紋認証を搭載しています。
今はどちらも設定していますが基本的には顔認証で一瞬で認証できます。
どれをとっても快適になっており、VAIOがアピールする「快」に繋がっていると感じました。
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購入金額
198,000円
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購入日
2020年02月頃
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購入場所
ヤフオク
北のラブリエさん
2020/03/20
しかしお買い得でしたねw