LED光源を利用することでコンパクトにまとまった茶筒サイズのモバイル
プロジェクターがぽつぽつ発売される中、こちらもその一つとなる
プロジェクターです。
最大3時間映像投影できるとされるバッテリーを内蔵しているため、電源のない
ところでも使用できます。スピーカーも内蔵されているので完全にオールイン
ワンです。映像ソースはAndroid端末やPCのChromeからのGoogle Cast、
iPhone/iPad/MacからのAirPlay 2、そしてUSB Type-CのDisplayPort Alt Mode
による有線入力とプリインストールされているAptoide TVでダウンロードできる
映像配信サービスアプリになります。使い始めた当初はどうもGoogle Castや
AirPlay 2による著作権保護コンテンツの再生に対応していなかったようで、
AndroidスマホやPCのChromeブラウザ・iPadからAmazon Prime Videoの
表示を試みたところ「unsupported video format」表示がされ黒画面となり
使い物にならない感が強かったですが、先日のアップデートでAndroidスマホ
からキャスト中に再生ができるようになっていることを確認できたので、
やっと進んだ感じです。相変わらずAirPlay 2だと再生できませんが・・・。
USB Type-C DisplayPort Alt Modeによる入力は出力できるPCはここ
最近のThunderbolt 3搭載機やスマホ/タブレットの一部くらいで古めの
機種を使っている人は蚊帳の外ですが、とりあえず手持ちだと
LG G8X ThinQは購入時から使用でき、
OPPO R17 ProはPCディスプレイに変換アダプタ経由で繋がったので使えるか
と思いきや接続と切断を繰り返して映らず、しばらくした後のColorOS 6への
アップグレード後に安定して使用できるようになりました。有線入力に一番
汎用的なHDMIがないため、BDプレーヤーをつないで映画鑑賞したり普通のPC
の画面を有線接続で表示することができないので、ちょっと割り切りすぎかな
と感じられます。最後のAptoide TVアプリで落とせるアプリでの映像配信
サービスですが、配布されているアプリが古い?のかAmazon Prime Videoを
見ようと検索するとアマゾンビデオ?というアプリしかなくダウンロードして
インストールすると起動せず、これも使い物にならなかったです。ただ最近の
アップデート後か、スマホ版と同じプライムビデオのアプリが登録されたため
そちらをインストールするとプロジェクター単体でAmazon Prime Videoが
再生できました。もちろんWi-Fi接続は必要ですが、だいぶ手軽です。ただ
アプリがスマホのそれでテレビに最適化されておらず、リモコンで検索ワード
を入力するのが結構面倒ですが・・・。スマホからキャストが一番簡単です。
LED光源なのでキセノンランプの従来のプロジェクターに比べると部屋の明かり
がついているとあまり鮮明には映りませんが、まぁ部屋を暗くすることくらい
造作も無いので運用でカバーできるレベルです。あとは白い壁があれば何とか
なりますが、自室の場合はタペストリーかけすぎなので(!)窓のロール
スクリーンを使ったりしていますが、多分道路側から窓を見るとシャミ子だだ
漏れです。シャミ子は悪くないよ・・・(w
内蔵スピーカーもサイズの割にそこそこの音量で、モード切替でBluetooth
スピーカーとしても使えるので活用の幅が広がります。そんな感じでかゆい
ところに手が届かないものの、アップデートで徐々に改善されているGV1。
USB Type-C DisplayPort AltModeで吐き出せるHDMIアダプターが発売
されればやっと他社と並ぶと思うのでその辺を頑張って欲しいですね。
(ちなみに普通のUSB Type-CからHDMIに変換するアダプターを逆につない
でも認識しませんでした。当たり前ですね。)
追記:2023/01/03
2020年モデルからはHDMIアダプターが付属するようになり、HDMI入力が
利用できるようになったのでBenQのサポートに問い合わせて入手できないか
聞いてみたところそのような対応はしていないとのことで取り付く島もなか
ったのですが、最近はUSB Type-C DP AltMode入力でモバイルディスプレイ
等に入力するニーズがあるのかいくつか変換アダプターが販売されており、
その中でClub 3DのCAC-1333を購入し接続してみたところ
ちゃんと映りました。
先日BS4Kチューナーの入れ替えで空いた地デジチューナーが載ったBS4K
チューナーで、出力解像度を720pに落として繋いでテレビが見られます。
AmazonベーシックのUSB Type-C - DPケーブル(双方向)とHDMI to DP
アダプターとの組み合わせでは不安定で映ったり映らなかったりしていたので、
安定して使用するにはそれなりの価格のものを選ぶべきだったようです。
まぁGV1は今買えばHDMIアダプターが付いているのでこんな苦労は不要
なのですが、アダプターがついていない本体を買った場合や同様に2019年に
買ってしまった場合にはこのテクニックが使えるかと思います。
-
購入金額
0円
-
購入日
2019年10月08日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。