以前半信半疑のまま購入して、その絶大な効果に驚かされた謎のケーブルインシュレーター、SUNSHINE Spiral Exciter。
結局、当初の予定通りフォノケーブルとの組み合わせに回して使っているわけですが、普段よく使う、PCに接続されたUSB DACで使われるUSBケーブルにおける音質変化が強く印象に残っていました。
そこで、そのうちもう1本は買おうと思っていたのですが、オーディオユニオンの中古通販を眺めていると、未使用品のSpiral Exciterが結構安く売られていることに気付きました。通常の新品で買うと、13,000~15,000円くらいが相場なのですが、この通販では送料無料で9,980円です。しかも在庫が10~20位の単位で頻繁に入荷しているのです。
その理由はメーカーであるSUNSHINEのブログで説明されていました。オーディオユニオンアクセサリー館ではアクセサリーメーカーが多数参加するリレー試聴会というイベントを年2回程度のペースで開催しています。SUNSHINEもこれに毎回参加して、そのときに来場者サービスでB級品や余剰在庫品などを格安販売していたのですが、このリレー試聴会が今年は春・秋ともに中止となってしまったため、そこで販売予定だった商材をメーカーB級品として売っているということらしいのです。
取り敢えず、早速1本だけですが購入してみました。
パッケージ不良等はあるとのことでしたが、それが気になるようなパッケージでも無く、ごく普通に新品で買うのと何ら変わりない満足度だと思います。
2~3万円クラス以下のケーブルならば劇的に効くはず
以前も最初に試したのはUSBケーブルですので、実はそのときの状況に戻すだけということになります。組み合わせるUSBケーブルも、前回と同じくaudioquest CARBON 1.5mです。
何とか少しでも楽に巻き付ける方法は無いかと色々試してみたのですが、結局巻き付け完了までにどうやっても10分ほど費やすという点は変わりませんでした。
さて、音質的な変化については前回のレビューでも言及していますが、解像度や鮮烈さ、力感が向上し、ノイズフロアが下がり、間接音が豊かに再現されます。少なくとも、audioquest CARBONとの組み合わせにおいては、ネガティブな方向の変化は特にありません。
オーディオユニオンアクセサリー館のブログで超高級ケーブルでは効果が微妙という書かれ方をしていましたが、元々SUNSHINE自身も自社製の2万円クラス以下のケーブルを想定して作っているということで、数十万円のケーブルで使うようなものでは無いでしょう。各社の売れ線である2~3万円クラスのケーブルと併用することで、倍以上の価格のケーブルと張り合えるようなレベルに持って行くというのが正しい使い方だと思われます。
SUNSHINEのブログでは、9月中はこの特価で卸す予定にしていると説明されていますので、興味のある方はオーディオユニオンの中古通販でチェックしてみてください。人気があるらしく、入荷からせいぜい2~3日で売り切れてしまうのですが、数日後には補充されているようです。
私自身としては、アナログソース取り込みに使っている、MOTU 1296のAudioWireケーブルに使ったらどうなるかに興味が出てきていますので、もう1本ぐらいは買うかもしれません。
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購入金額
9,980円
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購入日
2020年08月22日
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購入場所
オーディオユニオン アクセサリー館
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