本の蟲。
実は結構読書家で、特に若い頃は乱読しました。
ジャンル的にはSF~ファンタジー~ミステリなどからコミックまでイロイロ。
3桁では収まらない蔵書の中からトピックをご紹介していきます。
普段シリーズものは完結してからレビューすることにしているのだが、本作は連作短編(同じ設定を用いた短編で、メインストーリー自体はほとんど進まない)のため、刊行中でレビューしてもストーリーが中途半端に途切れないし、あまりにも気に入っているので、早く識って欲しくて1巻ずつご紹介。
「社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。」
有田イマリによるマンガ。
元はTwitterで発表されたもので、そのためその画像挿入制限数から4ページを基本とする短編マンガ(単行本化にあたり、描き下ろされたストーリーはそれにとらわれていないが)。
2019年2月2日に投稿された1話目「【創作漫画】社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。」が、Twitterで4.5万RT、13万イイネとバズり(RT/イイネ数は約1年後である2020年2月現在の数値)、連載が始まった(というか1話目がバズったので、続きが出たというか)。
基本の方向性としては、ブラ○クなIT企業でプログラマーとして働いている伏原さん=社畜さんが、深夜に残業していると、会社に憑いていた幼女の幽霊に「たちされぇ~」と言われるが、幽霊ちゃんの可愛らしさに、むしろやる気出てしまって立ち去れなくなるというお話。
お約束として、社畜さんが幽霊ちゃんの可愛らしさに打たれたときに「可愛いッ!」という感じに心の声?が漏れ出るのだが、その台詞のコマに「CV安元■貴」とか「CV諏訪■順一」というように、人気男性声優の名前らしきモノが書かれていること(Twitterでは隠されていないケドw)。そのイケボで脳内再生すると、よりオイシイ。あ、社畜さんは女性ですw
この1巻の中では、社畜さんが幽霊ちゃんに出会う前の空虚な心情を語った、描き下ろしの「幼女幽霊が社畜さんに出会う前のお話」が身につまされて良かったな...
cybercatの前部署での最後の数ヶ月は、多くの内外諸事情や出来事が重なりに重なって、どう見ても確保できている人員数と業務量が合っておらず、自分も現場にガッツリ入ってかなり社畜化してたけど、そのときにこれに出会えていたら、もっと楽に過ごせたかもなぁ...
第1巻途中からは、ハイスペック化け猫?の「みゃーこ」も加わり、社畜さんを二人?かがりで癒やすという形に。
強敵?みゃーこ。左上のは購入店付録の4P特典マンガ(実質見開き2Pだが)
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...ボキも癒やされたい....
【収録内容】
第1話(2019年2月2日 初出)
第2話(②2019年2月9日 初出)
第3話(③2019年2月13日 初出)
第4話(④2019年2月16日 初出)
第5話(⑤2019年2月23日 初出)
第6話(⑥2019年3月2日 初出)
第7話(⑦2019年3月9日 初出)
幼女幽霊が社畜さんに出会う前のお話(描き下ろし①)
第8話(⑧2019年3月16日 初出)
第9話(⑨2019年3月23日 初出)
第10話(⑩2019年3月30日 初出)
第11話(⑪2019年4月6日 初出)
第12話(⑫2019年4月13日 初出)
Yシャツ(描き下ろし②)
第13話(⑬2019年4月20日 初出)
第14話(⑭2019年4月27日 初出)
Yシャツ後日談(描き下ろし③)
第15話(⑮2019年5月3日 初出)
第16話(⑱2019年6月1日 初出)
第17話(㉒2019年7月27日 初出)
花火(描き下ろし④)
おまけイラスト(応援イラスト/リムコロ、川村拓)
「社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。PV」(公開は2巻発売時点だけれど内容的には1巻なので)
キュン死
読めばわかる。
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購入金額
660円
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購入日
2020年02月14日
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購入場所
ゲーマーズ
未完さん
2020/02/18
cybercatさん
2020/02/19