レビューメディア「ジグソー」

必ずしも最新マシンでなくてもいいという選択。

第4世代(Haswell)、15.6インチ のノートPCです。
中古品を入手しました。入手時点でSSD化の上 Windows 10 にアップデート済みです。その他はおそらく出荷時のままです。

 

450G1は2013年10月に発売され、2014年10月には次モデルである 450G2(第4世代CPUのBGA*版と第5世代CPU(BGAのみ)が混在)が発売されました。

 

* FCBGA: 基板に直接ハンダ付けされる形式。FCPGAは換装可能なソケットの形式

 

 

最新状態 (2019/10/29入手時 ⇨ )

Hewlett-Packard HP ProBook 450 G1 A3009DF10303 (シリアルは省略)

  • Celeron 2950M(FCPGA946)
  • Memory: 4GB PC3L-12800S x1枚
    Samsung M471B5173QH0-YK0
    (仕様で、PC3L-12800(DDR3L-1600)となっているのでLなしは避けるべき?)
  • チップセット: HM87 Express
  • 15.6インチ 1366x768 ノングレア LVDSコネクタは40pin(らしい)
  • HDD/SSD: SSD 120GB (PASOUL OASDX-120G 激安SSD、信頼性?)
  • Wi-Fi (インテル Dual Band Wireless-N 7260AN 802.11 a/b/g/n + Bluetooth 4.0)
    HPの番号: SPS:717381-001(11acに対応させたい場合は、Wireless AC 3160・710662-001)
    fast.com結果: 下り110Mbps  上り 91Mbps (2.4GHz帯) 
    下り180Mbps  上り 82Mbps (5GHz帯)
  • 指紋センサーつき
  • カメラ なし
  • ACアダプター: 65W(19.5V 3.33A / DC側 7.4x5.0mm / AC側 ミッキー)
  • バッテリー: 10.8V 4200mAh
  • Windows 10 Pro 1903
  • 2013/10/09 法人向けにリリース(当時78,750円)

 

いまさらだけど、第4世代(Haswell)はどうなのか 

第4世代の Celeron は、第1世代の i5 とだいたい同じくらいの能力との評判をどこかで見て、興味がわきました。

⇨[使用してみて]第4世代の Celeron機 の方が上のような気がします。
CPUの単体ベンチスコアでは似たような数値なのかもしれませんが、それ以外のWi-Fi速度、グラフィック描画、ディスクアクセスの性能もそれぞれ上がっていますので、相乗効果でPC全体として良い体感をもたらしているのかと思います。 

 

Lenovo E530/E530c のレビューで第3世代でも十分現役 というようなことを書いたり、実際手元でもメイン機などは今だに第3世代機のまま世代交代していません。それで、もうすこし進んだ世代をのぞいて見てみたいと思っていました。

⇨[使用してみて]第4世代の Celeron でもストレスのない感じです。
第3世代の E530/E530c の再生プロジェクトでは、CPUを i5 以上、メモリを充実させて、SSDを起動ディスクにすれば通常使用には十分なのではないか と書きました。同様に第4世代では、Celeron か i3 以上くらいで満足できるような気がします(メモリ増量、SSD化、加えてWi-Fiの11ac対応などの高速化は行うとして)。

Windows 8 くらいの時代までは、OSやアプリ、ネットコンテンツが進化して処理量が増え続け、満足な使用感を得るためにハードウエアを毎年のように更新しないと追いつかないような状態でした。しかし Windows 10 に変わるころからそのようなことも少なくなり(最新コンテンツが世代の新しいマシンでないと実行できないということは、ゲームなどを除いてなさそう)、現時点ではだいたいこのくらいのマシンパワーがあれば大抵の作業には対応できるのかな、という感じです。

もちろん、次の世代のWindowsがリリースされる頃には、それに応じてより高スペックなマシンが要求されるのでしょうが、その高まり方は緩やかなものに感じられるような気がします。

なので、古いマシンを軽いLinuxで活用しようという企画などはもう過去のものかもしれません(Linuxも軽いばかりだけではなくなっていますし)。 

 

そうすると、今後しばらくは、ノートPCを購入する場合は、新品なら最新世代(処理以外の、電力効率、表示性能、操作性、重量形状で進化が期待できる)のマシンの中上級機を、コスパ重視で旧機を検討する場合は第3世代以降のマシンに必要に応じて上記のように手を加えて使用するのがよい選択なのかなと思ったりします(一般的な日常業務の用途の場合)。

 

i7化する?しない?

別途 i7-4700MQ が手元にあり、その動作確認ができればという入手目的もありました。(この450G1では i7のオプションはi7-4702MQ(TDP=37W)が本国版で存在するようですが、この 4700MQ(同47W)はありません。もし起動できたとしても安定動作できるかわかりませんが、実績はあるようです)

ただ、裏ブタを開けてCPUだけを替えるというわけにはいかなくて、ほぼ全バラシとなるので、ちょっと億劫ではありますが。

第5世代以降は、CPUがソケットではなく基板にハンダ付けされているので、このような楽しみ方はこの世代までです。

⇨[未実施]上記のように性能にほぼ不満はないので、無理に4700MQ に換装することもないかもしれません。

 

 

再生プロジェクト?

この世代も機種も初めての入手なので、外装・キーボードがきれいめな完動品で純正ACアダプターやリカバリーDVDが揃っている(ということは、ていねいに扱われていたであろうと推測できる)個体を分解ヲタクではなさそうな個人(分解歴がない確率が高い)から入手しました。

もし同型ジャンクを入手したときに、この1台があれば到達点がわかりやすいです。扱いやすければ、再生プロジェクトを画策してみるのもいいかなと思っています。

⇨[未定]この450G1 の同世代上位に 470G1、650G1 があるので何か互換があれば併せて考えるのもありかもしれません。

 

 

オークション写真と説明

 

OS WIN10PRO 64ビット 最新迄UPデート済み オープンオフィイス
SSD 120GB 使用頻度少ない1400時間程度
CPU ceieron2950M 2.00GHZ
メモリー 4GB
付属品 ACアダプター 電源コード
USB3.0×2
USB2.0×2
RANポート
D-SUB
HDMI
DVDマルチ
SSDですので、起動は早いです。ネット接続確認済み
液晶15インチワイド
無線は内臓 WI-FI になります。
リカバリDVDあり

8,000円(落札金額:6,500円 数量:1個 送料:1,500円)

  • 購入金額

    8,000円

  • 購入日

    2019年10月29日

  • 購入場所

    ヤフオク・poojjkhm

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