先日ZOZOマリンスタジアムにおいて引退試合が行われ、自らの華麗なダイビングキャッチでウイニングボールを掴み、現役生活を終えた千葉ロッテマリーンズ 福浦和也選手。昨シーズンに通算2000本安打を達成したことでメディアにもある程度取り上げられるようになりましたが、地上波のTVでセ・リーグばかり観ている野球ファンには、その存在はそれほど知られていたようには思えませんでした。
しかし、パ・リーグのファンであれば、恐らく贔屓のチームを問わず愛された選手ではないでしょうか。入団時にはその年のドラフトで最後に指名された、いわばプロ野球に辛うじて滑り込んだ選手であり、投手として入団していながら、間もなく内野手への転向を指示されます。
プロ選手としては出遅れた存在でありながら一軍での定位置を確保し、内野安打が期待できない鈍足でありながら磨き上げた打撃技術によって6シーズン連続打率3割を記録するなど、球界でもトップレベルの巧打者として知られていくようになります。ストイックに技術を磨き続ける職人肌の選手で、寡黙で決して愛想の良いタイプでは無いものの、教えを請われれば、入団から間もない若手や、他のチームの選手であっても真摯に向き合う面倒見の良さから、多くの選手に慕われていたといいます。
その福浦の引退試合が9月23日と決定すると、「俺たちの福浦」と応援歌で歌われ、チームでも特に人気の高い選手であっただけに、球団としてはファンの足下を見るかのようにここぞとばかりにグッズを大量に投入してくるわけです。そしてファンの習性として、ついつい何かしら買ってしまうわけで…。
いくつか買った中から、今回は「歴代ユニフォームアクリルキーホルダー」を取り上げることにします。
片面はこのようにシンプルなデザインなのですが…。
もう片面には、福浦選手が入団から引退までに着用したユニフォームの柄がプリントされているのです。初期のユニフォームは入団当初の背番号である「70」で、一軍定着後は番号変更で最後まで使い続けた「9」で、それぞれプリントされています。
キーホルダーとしては少し大きい
買ってきたまま使う機会がなくなってしまうグッズも結構ありますので、思い立った内にと車の鍵と組み合わせて早々に使い始めることにしました。
今まで付けていたキーホルダーと併用する形で取り付けています。ただ、こうして取り付けてみると、思いの外大きかったという印象を受けます。もう一回り小さい方が、鍵とのバランスは良かったのではないかと思うわけで…。
折角なので、ここで今シーズンに撮影した福浦選手の写真を少し掲載しておくことにします。
まずはZOZOマリンスタジアムで8月に開催された2軍戦で、代打で登場して決勝打となる犠飛を放つ場面です。連写していなかったので、残念ながらミートの瞬間が写っていませんでした…。
9月23日の引退試合で、最終回に指名打者を解除して一塁の守備に入る際、日本ハムの緒方耕一コーチと握手を交わす場面です。
現役最後のプレーとなったダイビングキャッチ直前の様子です。実はここで終わると思っておらず、少し動画を残しておこうと、EOS 7Dの撮影モードを切り替えようとした瞬間に、件のダイビングキャッチがあり、試合が終了してしまったのです。結局プレーの瞬間は写真でも動画でも撮影できていなかったのが残念です。
来シーズン以降、このような「画になる」選手がマリーンズに現れてくれるのか、期待半分、不安半分で待つことにしましょう。
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購入金額
700円
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購入日
2019年09月23日
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購入場所
マリーンズストア
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