現在開催中のAmazonタイムセール祭りで、セールの開始とほぼ同時に購入した外付けHDDです。
本来セール価格は6,980円であり、これだけであれば以前購入したTV接続用と同等の価格です。
しかし、セール開始直後は何故かこれに値引きクーポンが付いていたのです。クーポンを適用すると1TB当たり2千円を切るという、なかなかのコストパフォーマンスとなりますし、丁度昔のデータを退避させる外付けドライブが欲しいと思っていたというタイミングでもあり、購入することにしたわけです。
商品名は「Seagate Expansion Desktop Drive 3TB」で、型番は「STEB3000308」となっています。
内容物です。本体の他には、ACアダプター、USB 3.0 A - microBケーブル、説明書が同梱されています。個人的にはデスクトップ用のHDDであれば、USB端子はmicro形状よりは標準形状の方が安定感があって好きなのですが…。
USB 3.0以降対応の端子形状です。電源入力端子は、汎用のセンターピン型が採用されています。DIN端子の製品よりはこちらの方が汎用性があり、ACアダプターの代替品も探しやすいでしょう。
標準添付のACアダプターです。100~240V 50/60Hz対応で、12V 1.5A出力、センター+というものです。秋葉原辺りでは簡単に手に入る仕様ではないかと思います。
SMRでも実用レベル
ベンチマークテストを実施する前に、基本的な仕様を確認しておきます。
まず、出荷時のフォーマット形式ですが、NTFSとなっていました。家電用途よりはPC接続を想定した仕様といえそうです。
Crystal Disk Infoで見れば、中身のドライブは簡単に判りました。Seagate Barracuda ST3000DM007(3TB、5,400rpm、SMR)ですね。
中身が市販のデスクトップ用HDDであることは判りましたが、今回はあくまでUSB接続HDDとして、USB接続時の速度を計測します。ASUS P6X58D-EのUSB3.0端子に接続してベンチマークテストを実施します。
SMR記録方式を採用している以上、特にランダムの書き込み速度は不利であるはずなのですが、キャッシュの使い方が優秀なのでしょうか。ランダム4Kは読み出しが水準よりは遅く、書き込みが速めという結果となりました。
次のCrystal Disk Mark 5.1.0では、データサイズを約1GBの場合と約32GBの場合とでそれぞれ測定してみます。
▲Crystal Disk Mark 5.1.0 (1GiB)
▲Crystal Disk Mark 5.1.0 (32GiB)
意外にも32GiBでも、ランダム4Kの読み出しが若干遅くなっている以外には殆ど影響が出ていません。初期のSMRモデルと比べるとこの辺りはかなり進歩している印象を受けます。
少なくともCrystal Disk Markのテスト内容であれば充分に実用レベルの速度は出ていますし、動作音の静かさなども優秀です。
24時間連続稼働機などで使うにはSMR方式に対する不安が多少残るかも知れませんが、通常のデスクトップPCに繋いでデータ保管に使うだけであれば、特に問題ない水準に仕上がっているのではないでしょうか。
今回は価格ありきで購入しているのは事実ですが、この内容であれば特に不満は生じません。
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購入金額
5,980円
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購入日
2019年09月21日
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購入場所
Amazon
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