以前掲載した、Aqoursの2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」のレコードと同時に購入していた品です。何となく紹介を忘れてしまっていましたので、ここで掲載しておくことにします。
商品構成としては「恋になりたいAQUARIUM」と全く同じで、CDとして発売されていた同名シングルと比べて、
・カップリング曲のOff Vocalも収録される
・表題曲のアカペラ版が収録される
・ヴォイスドラマは収録されない
という差が付けられています。よって、収録曲は以下の通りとなります。
Side A
01. 君のこころは輝いてるかい?
02. Step! ZERO to ONE
03. Aqours☆HEROES
Side B
01. 君のこころは輝いてるかい?(Off Vocal)
02. Step! ZERO to ONE(Off Vocal)
03. Aqours☆HEROES(Off Vocal)
04. 君のこころは輝いてるかい?(Acapella)
ちなみに表題曲の「君のこころは輝いてるかい?」は、2018年の大晦日に放送されたNHK紅白歌合戦で、初出場を果たしたAqoursが披露した楽曲です。
発売予告から入手までの経緯については、上にリンクを掲載している「恋になりたいAQUARIUM」の方の文章をご覧いただければと思います。
ジャケットデザインなどはCDシングル盤と特に違いは無いのですが、LPサイズになると異様な迫力があります。
盤面もジャケットデザインをベースとしたイラストがプリントされていて、これをターンテーブルに載せて回すと、33回転では半端にイラストが識別できてしまって何か不気味な感じがしてしまいます…。
コレクションとしての価値はあるが…
それでは、今回も念のため音質チェックのために試聴しておくことにしましょう。
試聴環境は以前と同様に、Technics SL-1200G+Phasemation EA-200+audio-technica AT-OC9/IIIという組み合わせです。
比較試聴の相手は表題曲「君のこころは輝いてるかい?」の通常ダウンロード配信版(AAC 320Kbps)です。
まず、個体差なのか「恋になりたいAQUARIUM」のレコードと比べると耳障りなノイズは少なめでした。それでもチリチリいうノイズは結構ありましたので、例によってOYAGレコードクリーナーを使って磨くことで、ほぼ気にならない水準まで抑えることは出来ましたが。
さて、音質については、ハイレゾではない通常配信分と比べてもはっきりと劣っています。傾向も「恋になりたいAQUARIUM」とほぼ同様で、低域の重心は低く押し出しもあるのですが、高域方向の伸びが極端に悪く、音場も狭めですし質感も明らかに劣ります。特に声の質感が悪いという点が、この類の歌ものとしては大きなマイナスです。
再生しながら波形を確認していると、低域が強調されていて高域の量が少ないことから、波形が常に右肩下がりとなります。特に15kHz以上は極端に少なくなっていることが一見して判るほどです。
このレコードよりも随分遅れて発売された、「ラブライブ!サンシャイン!! オリジナルレコードプレイヤー」はiON AUDIO製の1万円以下のモデルをベースにしたもので、オーディオ機器として音質を語れる水準のものではない辺りからも本気で音質を考えていないのは容易に想像が付くのですが、「レコード=古いもの」という固定観念で作られたとしか思えない音質傾向なのです。敢えて古くさい音に仕上げていると考えられますので…。
どうやらAqoursの第3弾シングル「HAPPY PARTY TRAIN」、第4弾の「未体験HORIZON」もレコード化の予定があるらしいのですが、今度はもう少しきちんとまっとうな音で仕上げてくれることを期待したいところです。多分同じような仕上がりになるのだとは思いますが…。
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購入金額
3,240円
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購入日
2019年05月15日
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購入場所
ASMART
北のラブリエさん
2019/08/27
jive9821さん
2019/08/27
もう少し音が良ければ高くても買う価値があると思うのですが、現状ではコレクションとしての価値だけでしょうね…。
もっとも、買い逃した人が多かったのか、オークション等では凄まじい値段で取引されているようですけど。