メモリ関連が安いうちに家のモノを買い替えようキャンペーン(謎)の一環で購入したNVMe SSD。480GBかつ公称値が比較的高速、それでいて購入時(2019年7月)に税込み8980円と数年前ならSATA120GBSSDすら買えなかった価格。
パッケージはM.2らしく小ぶり。公称スペックはリードが3480MB/s、ライトが 2000MB/s。 最安ではないがメインPCのシステムドライブとして使うのでそれなりに速いものをチョイス。
付属品は保証書のみ。
本体は全面にロゴステッカーが貼られていて基盤上は見えない。
裏面は殆ど何もない。
早くてでかくて安い
480GBのSSDとしても数年前で脳内が止まっている自分には魅力的な価格だが、速度の方も公称値に近いベンチ結果を出している。
計測環境はMSI X370 GAMING M7 ACKとGIGABYTE GA-X99-Designare EX。どちらもマザーボードに実装されたスロットを使用し、フォマットのみしたデータ無しの状態。
マザーの世代差なのかシーケンシャル以外の数値がX370有利。しかし残念ながら(?)自分のメインPCはX99なのでX99に使う。
今自分のX99マザーにはWD BlackブランドのNVMe SSD「WDS250G2X0C」250GBを使っている。2018年発売の第二世代品で購入当時はこれが8000円くらいでやっすーいとか思ってたのに。
同じX99環境でのベンチマーク参考はこちら。
発売年的にはさほど古くないが、やはりWriteに関しては大容量モデルの有利さが見える。ただ劇的というほどではない。
そしてシステムドライブとしてデータを入れた状態でのベンチマークはこちら。
計測時期が違うせいでシステムの容量が変わっているがどちらもデータをインストールした直後のスコア。こちらも順当だがWrite系のスコア差が大きい。
ただ結論を言ってしまえばこの2つの使用感にほぼ差はなく、起動速度がちょっと早くなったかな?程度。どちらかとえば大容量の安心感を買った感じだ。
既にNVMeSSDが導入されているなら速さを求めて買い替えるものではない。実際のところ自分も家族用のPCにNVMeの250GBクラスをつけたかったが、買い足すくらいならまだ半年しか使っていないWD Blackをそちらに回してメインPCのシステムドライブ容量をアップさせようという目的だったのだ。
一応ヒートシンクがあると安心かな程度
発熱は初期の爆熱NVMe SSDに比べるとだいぶマイルドで、WD Blackと同程度の発熱に見える。どちらもヒートシンク無しでCDMをデフォルト1回すと70度程に行く。ただ2回程度ならベンチマークに速度低下がみられるわけではない(それ以上は試していない)ので実用上は窒息状態とかじゃなければそんなに気にするほどでもない感じ。
自分のPCはごっついヒートシンクを装備しているがコイツだとベンチを回しても温度が殆ど変化しない。
ここまでゴツイものはいらないので、最近のマザーに実装されているヒートスプレッダ1枚もあれば十分といった感じ。
なので猶更この後に触った格安NVMeの高発熱っぷりに驚いたのだが。あっちー
MP510はとにかく発熱・性能・価格・容量とバランスが良い。冷却機構があるマザーなら尚安心。
余談だが、以前はWindows10をフリーのクローンソフトでクローンするとブート領域がイカれてコマンドプロンプトで治したりする場合があったのだが、今回の玉突きSSD入れ替えではNVMe250GB→NVMe480GBとSATA240GB→NVMe250GBのシステムドライブクローンにeasus todo Back upの最新版で特に問題なく成功している(どちらも移行元・移行先のSSDを2台同時に繋いで移行元SSDで起動したWindows上でクローンする方法)ので、ソフト面でもNVMeSSDのハードルは下がってきたきがする。
-
購入金額
8,980円
-
購入日
2019年07月18日
-
購入場所
Joshin
きっちょむさん
2019/08/04
ちょっと欲しくなりましたが、デスクトップPC、ほとんど起動してないんすよねー・・・
下小川さん
2019/08/04
北のラブリエさん
2019/08/04
しばらくパーツなんて見てないっす。
しかしすごい数字。
なんじゃこりゃ。
下小川さん
2019/08/04
NVMe接続のものは数字はとんでもないんですが体感速度への影響はSATAに対して数値ほどじゃなく、差が出る場面が限られる(大容量ファイルの編集やクライアント容量のでかいゲームのロード等)んですが値段もSATAとの差が減ってきてるのでとりあえず速いの突っ込んじゃえがdrきるようになってありがたい
mxb_04tさん
2019/11/09