レビューメディア「ジグソー」

そこはかとなく。(2019/08/11 追記:私的な分析)

Uber(ウーバー) のドライバー用アプリ、Android版です。

 

ダウンロード(Google Play):

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ubercab.driver&hl=ja

 

Uber Eats (ウーバー・イーツ)の配達員(配達パートナー)として潜入できることになったので実際にアプリを使用しつつ、Uber社のありようを書き留めておきます。

2019/08/01現在、配達員として登録を済ませたところで、実稼働は数日後になります。体験したことは随時追記します。

別途、Uber Eats に参加する飲食店側のアプリも店舗オペレーションや実情も含めて記述します。

 

Uberが日本でサービスを開始したのは数年前のことだったでしょうか。

元々Uberはアメリカでタクシーの配車アプリを作ってサービスを行っている会社ですが、タクシー配車の派生サービスである飲食物の配達サービス(サービス名: Uber Eats )が日本では拡大中です。 (日本で本国と同じタクシー配車サービスを行ったか試したところ白タク(違法)の扱いとなるとして役所から待ったがかかり、おそらく業界団体の反対もあり、結局認可を受けたハイヤー業者の一部が東京などでUberのしくみを利用したタクシー配車のサービスを展開しているにすぎません。)

 

 

配達員のミッションと報酬

  • Ubar Eats の配達員は、自前の自転車、バイク、クルマを使って配達します。このアプリで配達の依頼を受付待受状態にしておくと依頼が配信され、依頼を了承すると1件の配達が始まります。
    依頼を了承後、すぐに指定された飲食店へ向かい飲食物を受け取り、注文者(客先)へ届けます。
  • 自転車の場合、配達する距離は店舗から客先まで3km程度で、1件あたりの報酬は、距離や臨時レートなどがあって一定ではありませんが、たかだか数百円です。連続して依頼が入り、それが終日続き、その多くに対応できればそれなりの報酬を得ることができそうですが、現実はそれに遠いと予想します。自転車の場合、体力的に1日に走行できる距離に限度があるし、待機時間が長かったりするとおそらく時給に換算して最低賃金(最近のニュースによると基準改定があって全国平均でも900円を超えたとか)にも及ばず、丸1日稼働してもせいぜい数千円どまりなのではないでしょうか。
  • もし日本でUbar Eats の自転車配達員で生計を立てている人がいるとすれば、規約違反、交通違反をも辞さないアクロバティックな方で、相当な体力の持ち主なのかもしれません。
    ネットには「自転車使用と申請して実際にはバイクでまわるのがいちばん稼げる」との発言が見られたりもします。しかし、駐車の手間や道路状況を考えるとほんとうに効率がいいか定かではないし、規約違反になります。

 

 

配達員になるには

  1. Webから登録します。身分証(運転免許証など)や顔写真はアップロードします。
  2. Uberの事務所に行き、業務の説明を受けこのアプリをインストール、配達用バッグを手配してもらいます(バッグは手渡しのこともあるとのこと)。
  3. 報酬受取のための銀行口座、配達時に受け取った現金から報酬を差し引いて納金の必要がある場合の決済に使うクレジットカードかデビットカード番号 が必要です。
  • 契約は、雇用契約でなく業務委託契約です。税は報酬から源泉徴収されないので確定申告が必要です。
  • 配達中の事故の配達員側のリスクは配達員が負います(配達員のケガ、自転車・バイクの破損など)。相手方の損害はUbarが保険に入っているとのことですが、トラブルが起きた場合は揉めそうな予感しかしません。
  • 登録する銀行口座は、都市銀行、地方銀行ならOKで(たぶん信金も)ですが、ネット銀行系とゆうちょ銀行は非対応です。海外からの送金に対応している金融機関である必要があるとのことですが、ネット銀行が一様に海外からの入金に対応していないということはなく、何かUberEats都合の別の理由がありそうです。
  • 配達用バッグは、貸与品とのことで、4,000円がデポジット金として4週に分割して報酬から差し引かれます。(配達員を辞めるときに、バッグと引き換えに4,000円は返金されるとのことのことですが、契約上は買い戻し条件付きの売買と理解してよいはずです)
  • 報酬は、週締めで翌週火曜以降に送金されるとのことです。
  • 現金決済の商品の配達の場合は、配達員が代金を受け取り、その現金をそのまま配達報酬の一部に充当します。週締めで計算して、預かった代金が配達報酬を上回れば Uber Eats の運営に返す必要があるので、そのための決済手段として上記のとおりクレジットカードかデビットカードを使用します。バッグ代の4,000円の負担も同様のはずです。 

 

そこはかとなく嫌な感じがする

  • 報酬が海外から送金されるとのこと。
    邪推にすぎませんが、Uberは日本で税金を払う気がないのではないかと疑う気持ちが払拭できません。
  • Uber社が自社サービスで自動運転やAI化を目指しているであろうことと考えあわせると・・・
    例えば配達員であったり、事務所で説明する人などは、近い将来ロボットやドローン、自動運転車で置き換えることのできるモデルとしてしくみを構築していると想像できます。
    配達員に要求されることは、無感情にして作り笑顔で正確に配達できる機能を持ったまさに機械になりきることと考えると符合する点が多いです。上記事務所の説明員にしてもAI付きのロボットですぐにでも置き換え可能で、実際にそのような人材を採用しているという印象を受けます。こういったことに えも言われぬ違和感を覚えます。
    少なくとも配達員側から見たUber Eatsには、顧客に美味しいものをお届けして喜んでいただくなどといった理念は全く感じられません。個の差異を極力打ち消して、人の欲を巧みに利用し、経済的効率のみを追求するといった態度が透けて見えます。
    しかし、その手法がグローバル企業として利益を最大化するための正しい方法だとすれば、それはそれである意味勉強になるところです。

 

アプリ連動の地図がGoogleマップ

  • Uber社はタクシーの配車を本業とするので、独自の地図システムでもあるのかと思っていたら、Googleマップを使用するとのことでした。
  • 日本では、この春から地図のゼンリンが提携を解消してGoogleマップに情報を提供しなくなりました。よって地図の精度と情報の質が劣化が進んでいます。あたらしい建物名は更新されていないし、合理的でなかったり通行できないルートが示されて困惑することも多々あります。それを地図の問題としてGoogleマップに用意されたしくみを使って知らせてもなかなか反映されません。
    このアプリ用にGoogleが独自のアルゴリズムを提供しているとは考えにくく、経験上、住所とGoogleマップとそのナビだけで現地にすんなりと達することができない場面が多いと予想されます。なので、このアプリで使用されるGoogleマップ以外の方法も併用するなどして最小限の労力で目的地にたどり着けるスキルが必要かもしれません。

1件の配達で提供される情報の内容とタイミング

  • 依頼発生時には店舗名や配達先の情報がすべて示されるわけではありません。店舗までのクルマでの所要時間が示されるだけです。(店舗名や配達先を見てからその配達を行うかを決められない)
  • 配達依頼の了承のボタンを押してから、集荷先である店舗情報が示され、アプリ内マップに[ナビ開始]ボタンが現れます(このボタンが表示されないバグがあって、これを書いている時点では解消していません。)
  • 店舗で商品を受け取ってから配達先が示されます。
  • 客先の決済方法は、配達に出発した後にわかります。現金決済の場合は釣り銭を配達員が準備する必要があるので、注意が必要です。(はじめから現金決済の配達を断るモードもあるようですが、その分配達の機会は失われます)
  • 配達する距離は、自転車の場合おおむね3km以内とのことですが、目的地はもちろん、どちら方面なのかすら依頼の承認時点ではわからないので、平地をゆくのか高低差のある行程なの街なかなのか周辺へ向かうのか判断できません。自転車の場合道路の渋滞は無関係としても、この距離で30mくらいの高低差があると到達時間が延びますし、体力も消耗します。
  • 場合によっては配達員から客先へ直接電話をかけることもできるようです(そんな必要がないことを望みます)。電話番号はアプリ上マスクされているようですが電話代は配達員持ちです。

 

スマホの扱い

  • もちろんスマホも配達員持ちです(飲食店へは受注用のタブレットが支給されます)。
  • 配達依頼待受中と、配達中の配達員のマップ参照と現在位置の監視のため、GPSがフル稼働となるので、バッテリーの負荷がかなり大きいです。アプリを起動しているだけでもバッテリーの減りが早いです。
    特に、終日配達に取り組む場合は充電の機会がなく、モバイルバッテリーで充電しながらスマホを使用するとなると、本体のバッテリーや電源機構の早期の劣化が予想されます。
  • 雨天時の配達も想定されるので、防水の手段が必要です。
  • ということは、使い捨てにできるような安価なスマホを配達専用に確保した方がよさそうです。

 

配達中の顔認証

  • 配達員IDの使いまわし、配達員のなりすまし防止のために、抜き打ち的にアプリ上の顔認証で本人確認が行われるとのことです。

 

紹介のインセンティブ

  • 登録時に個別にアフェリエイトコードのようなものが付与されるので、そのコードを使用して他の人が登録して、一定数の配達を達成すると紹介した人にインセンティブがもたらされることになっています(本日現在のインセンティブ額は6万円、達成すべき配達数は50⇨8/6から「紹介料10万円、90日間に50回以上の配達」と変わっています。配達員不足を補うためにプロモーション内容を変更したようです)。
  • いまのところ、1人を紹介して紹介者と被紹介者の紐付けはできているようですが、インセンティブ取得にまで至ることができるのか不透明です(条件を満たしても難クセがついて支払われないとか。)。
  • 配達員の業務について安易な記述とともにアフェリエイト付きのリンクがネットで散見されます。申込みの際に見ず知らずの人のリンクを踏まないように気をつけたいものです。

 

【2019/08/06追記:配達体験】

 

配達システムアプリのダメな点

  • 配達先の位置が、近くに達するまで詳細が示されません。しかも、自転車で向かっているのに、クルマ用のナビが示されます(自転車用ナビがこの地では元々使えません。そういう場合は、自転車にとって歩行者用のナビの方が使いやすいです)。本来なら、出発前に正確に目的地をしっかり特定して、ルートを確認して、できればストリートビューで建物の様子まで確認してから行きたいのに、それができません。
  • このアプリの検索は、日本語の住所の表記をより検索されやすい語順になおして検索しているようです。これは日本人に馴染みにくいし、気持ちが悪いです。
    その語順の変更がかえって検索精度を損なっているような気すらします。
    どこからどこまで行ったらいいのか、平文テキストで標準的な日本語表記の住所が提供さるだけでいいのに、配達の工程を均一にしようとしているせいか、セキュリティのために必要なことなのか、なんだか余計なものやことがはさまっている感覚でストレスフルです。

  • 注文者、飲食店側ともに同じ仕様かもしれませんが、自住所を入力する画面が一般的な(国産の)構成と違います。それは上記語順の変更に対応しやすく、またはすでに存在する住所テーブルに当てはめやすくする意図かもしれませんが、特殊なフォーマットのせいで入力者の十分な理解が得られず、結果、不十分な住所入力を誘っているような気がします。

 

配達パートナーガイド

  • https://uber.app.box.com/v/dpgb
    とくにセキュアな設定で置かれているわけではないので、ここに貼ります。
  • アプリの使い方に関しては、これを読んでおかないと戸惑う場面があります。
  • 配達業務の未経験者向けに、飲食物のハンドリングについて重要なことも書かれています。
  • 元は英語なのでしょうが、日本語に違和感はありません。日本語ネイティブの方が担当されていることがうかがえます。
  • 惜しむらくは、記述方法が一般的な日本のマニュアルの記述法と異なるので、読みにくさは否めません。
  • あと、校正が不十分とみえ誤植が散見されます。

 

 

 

配達実施のメモ

今後の分析に向けて書いておきます。

  • ファストフード店→オフィスビルの正面エントランスの外、距離0.60km、配達リクエストの受電から配達完了までの時間:約30分、時間帯:平日昼間、報酬:363円(客側へ示されている表示の送料:260円)
    実は、そのファストフード店のスタッフモニタリングだったらしく、現れた注文者はその店のマネージャーらしき人でした。店での対応についてインタビューを受けました。
    その方とほんの少しだけ自転車談義をしました。
  • 個人経営飲食店→UberEatsに参加していない個人経営居酒屋、距離0.80km、所要時間:約30分、時間帯:夕方、報酬384円(客側表示送料:260円)
    ナビで示される出発地がなぜか200mくらい離れた別ブロックでした。店からどこにいるの?と電話があって、道案内をうけました。⇨ アプリの不備?
    配達先が店舗なのにその名称が示されませんでした。ビル名まででは届けられません。
    注文者にこっちでーすと声をかけてもらって届けることができました。
    おそらく、出発店の自店注文(このサービスのお試しを兼ねた配達先へのプレゼント?)だったので配達先の住所を詳しく知らなかったのかのかもしれません。
    商品の照合のための番号メモを商品袋に貼ることになっているが、貼ってなく、店用アプリの画面を拝見して確認しました。
    たしか、この回の配達前(アプリを依頼受付状態にしたとき)に顔認証のダイアログが来ました。

  • ファミレス→個人宅、距離0.93km、所要時間:約30分、時間帯:平日昼間、報酬396円(客側表示送料:260円?)
    店頭で5-6分待たされた(ということは、調理完了前に集荷依頼をしたか店側アプリの自動集荷依頼の設定時間が短すぎるということになるか、集荷に訪れるタイミングが予想より早かったか)。配達先によると、注文から配達までの時間は15分くらいとのことだった。
    ここまでで「3回配達で400円」のクエスト達成
  • 個人経営飲食店→個人宅、距離1.08km(Googleマップのルート表示では800m)、所要時間:約20分、時間帯:平日昼間、報酬410円(客側表示送料:260円?)
    配達元によると受注から集荷まで40分くらい、配達先によると注文から配達まで1時間弱くらいとのことだった。
    今のところ、現金で支払う人はいない。⇨ 実は現金決済はこの地域では開始していないらしい(サポートへ問い合わせた結果判明)
    この配達で4配達で400円のクエスト(ボーナス)達成

 

登録4日め(3配達で600円のクエストが開始)

  • 回転寿司店→個人宅、距離0.98km(Googleマップの最短ルート:300m)、所要時間:約20分、時間帯:金曜夕食時間、報酬401円(客側表示送料:260円?)
    直線距離だと、笑っちゃうほど近い。店に行くまでの方が遠い。配達したところ、新しい賃貸マンションに住む外国人だったので、土地勘がなかったか。
    注文から配達まで30分くらいだったとのこと。


【2019/08/11追記】  登録5日め

  • 10件、5330円+プロモーション920円、断続的に1配達あたり30~40分、走行距離:たぶん35~40kmくらい(サイクルメーターが壊れたままです)
  • 土曜日に丸一日自転車で稼働するとどのくらいの稼ぎが可能なのか知りたかったのでやってみました。
    真夏の猛暑日でした。体力的にはもう2~3件行けそうな気がしましたが、スマホのバッテリーが残り少なくなり帰宅しました。
    土曜に、丸一日かけてたかだか6000円稼ぐというのは、ないな、と思いましたが、猛暑の中自分を含めて頑張っている人々のことが愛おしくなりました。まあまあ楽しめたし、激しく汗をかいても熱中症にならなかった元気さに感謝です。
  • アプリの設定で、マップ検索時のナビ設定で「徒歩」が選べることを発見したので、使い慣れた徒歩のナビでだいぶ走りやすく、探しやすくなりました。
  • たまには3kmくらい走りたいのに1km以内の配達が続いたので、これは初心者だからなのか、自転車だからなのかと思っていましたが、本日の最長配達距離は3.64kmでした。
  • 集荷するまでは、タクシーでいうと空車状態です。空車で走る分には報酬が何も発生しません。
    なのに配達元まで、2km以上走らなければならないようなことがあると、釈然としません。
  • しかも、配達元のごく近くに配達員がいて配達依頼待ちだったとしてもこの人とはマッチングしないという謎ルールの存在が発覚しました。こればかりはどうしてこんなルールになっているのか、さっぱりわかりません。
    推測するに、特定の店に配達員が集中するのを防ぐ意図で、いわゆるタクシーでいうと流しの配達員を優先的にマッチングしたいのかなと思います。
    もしかすると、配達員から見て行きたくない店(行っても料理ができてなく待ち時間が長いとか、店員が嫌な感じとか、壊れやすい容器を使ってくるとか、多店舗のため近距離になりやすく報酬が低め)ということがあって、それを避けるために人気店?周辺で待つ配達員が多くいたということなのかなと思います。
  • あと3回配達すると4000円のクエストが達成できるので、身を持っての配達検証は、明日3回だけ走ってキリをつけようと思います。

 

【2019/08/12追記】 5日間で20回走った結果。

  • 予定どおり、4000円のクエスト達成のために3回だけ走りました。
    結局 5日間で20回走って14,000円余りの報酬となりました。
  • 単純に割ると1配達あたり約700円ですが、この地でサービス開始の週とあって、配達員が不慣れかつ稼働している配達員の数は少なく、クエストやブーストは大判振る舞いだったはずです。
    なので、次の週またはさきざき同じように稼げたりはしないはずです。
    過去には、30回配達で2万円などというクエストがついたこともあったようですが、事情は流動的です。
  • 注文者用サイトに260円や390円と示されている送料が実際には今週でいうと約700円かかっているわけです。注文者さんがこの事実を知ったらどう思うんだろうと思います。
    詐欺や偽装とまでは言えなくても、偽りを含む、くらいには言えそうです。
    (表示送料より配達員報酬が高くても成り立つカラクリは、店用アプリのレビューで記述しています)

  • この配達検証の目的の1つは、配達元と配達先の様子を知ることでした。
    上記20件から見えてくることは、配達元はハンバーガーチェーン、牛丼チェーン、ファミレス、回転寿司など、UberEatsと特別な契約があると思われる企業分がおよそ8割を占め、推定ですが1配達あたりの商品単価は1500円前後と低めで、配達先の多くは単身者であり高客単価を望めるグループやファミリーからの注文は少ないということがわかりました。
    また、これらの店舗には契約上優先的に配達員が割り振られている可能性が濃厚であると推測できます。上記企業系店舗以外の個人経営店舗で、配達員が足りないとの理由で注文がキャンセルされる事態が頻発していることからすると、その可能性は十分あります。
    また、上記ファストフード店などへの注文者のプロフィールもこれらの店と親和性の高いであろう自らの消費活動につきリテラシーの乏しいレイヤー(自分の食べるものにこだわりが少なく、メディア広告に流されやすい消費者層)であろうというのが実際の配達で対面して受ける印象です。
    これらのことから、UberEatsは、言い換えると実態として、上記ファストフード・外食チェーン企業のための配送システムに過ぎないことがわかります。もともとそれを狙ったビジネスなのか、構造的にそうならざるをえないのかはわかりません。

     

アプリのバグ

  • 配達元または配達先へ向かう場面で、各情報を確認後[ナビ]ボタンが表示されないことがある。
    ([ナビ]ボタンは、その住所までのナビゲーションマップをGoogleマップを起動して表示させるためのショートカットです)
    表示されても、画面のスワイプによるスクロール、ピンチによる拡大縮小で消える。
    そのようなときは、目的地の住所をいったん自分で覚え、Googleマップに手打ち入力する必要があります。コピペボタンはないのでもし誤入力した場合、間違った場所へナビされてしまう。
  • 実走行距離の計測は、Googleマップのタイムライン機能を流用しているか似た機能を使用しているが、GPSが異常となることがあるらしく、実際には2、3kmくらいしか走っていないのに11km以上に計測されたことがあった。短時間のうちに実際にはありえない履歴データが生成されたわけで、報酬も異常な金額となったが精算時には正常時の推定値?に修正されていた。こういうエラーや事後に修正が入るのは、運営側と配達者の間でトラブルの元になりやすいはず。
    異常なデータが残っていたちょうどその実走行時、ナビゲーションが効かなくなって困惑した。Googleマップを単体で使用しているときはこのようなことはないので、UberEatsの配達用アプリが影響している可能性が大きい。

【2019/08/15 追記】

1回めの報酬が支払われた

  • 配達員への支払いは、毎週日曜締め、その後送金、着金は受取りに設定している銀行しだいでその週の火曜以降とのことでした。
  • 今回、三菱UFJ現行への入金は、その週の木曜の朝でした。今週、月曜が振替休日だったことで1日おそくなっているのか、影響なかったのかわかかりません。
    ⇨ 翌週(通常週)には、水曜日の未明には振り込まれていました。
  • 送金元は、「ドイツギンコウUBERブ」となっていました。たしかに海外から来ます。
  • 金額も正確に明細どおりです。と言ってもその明細の算定に謎なところが多いので、心から喜ぶこともできないのですが。
  • アプリでの設定のしかたが誤っているとリトライしてもらうのに数週間余計に時間がかかったり、銀行まで届いたとしてもで海外からの送金ということでチェックが入り、もし銀行への登録情報が古くて住所や電話番号が違ったりすると入金を保留されるなどして面倒だと聞きます。

 

【2019/08/21 追記】
廃棄メシ

  • 配達先まで行って、部屋番号などがわからない時、玄関先まで行ったのに不在の場合、または、注文者の指示によって電話をかけることがあります。その電話が無応答の場合は、その場で10分待って注文者と連絡がつかなければ商品を渡さないまま配達を終了して、持っている商品は廃棄するルールになっています。
    サポート係に電話する必要もなく、アプリ内で手続きが完結することに驚きます。
    つまり、よくあることなのでしょう。
  • 部屋番号がわからないというのは、注文者用の入力フォームの造りがわかりにくいため入力漏れを誘発している部分があって(前述)、システム上改善が必要です。
  • 電話がつながらないについては、電波状態や、注文者が着信規制をしている場合など、原因はいくつかありそうです。
  • このような場合でも、おそらく注文者都合のキャンセルとなって注文時に事項されたクレジットの決済は取り消されることはないのだろうと思います。 
  • これにより発生した廃棄すべき商品は、配達員が食べるのだろうと思います。「廃棄メシ」なる隠語まであって発生を喜ぶ風潮さえあります(ハッシュタグ #ウーバーイーツ のツイッターに見られます)。
    配達員たちのあさましさのようなものさえが感じられ、その気持ちに同意できません。
  • 本日そのような、廃棄案件に遭遇しました。たしかに廃棄せずに食べましたが、目の前にある料理の経緯を思いながらではなかなか美味しく食べられたものではありませんでした。
    つくづく私は配達員に向かないのかもしれませんww

 

 

 

(続く?)

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2019年08月01日

  • 購入場所

    Uber/GooglePlay

20人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (8)

  • ちばとどさん

    2019/08/02

    北のラブリエ さん、

    リスクは、ほぼ全部配達員が負う覚悟がいりますね。
    たぶん、配達員に長く働いてもらおうなどとは微塵も思っていないはずです。
    店とUber Eatsの契約書を読んでも、ひたすらUber側の責任回避事項が列挙されてます。
    そういう姿勢の相手だとわかってお付き合いしないとです。
  • jakeさん

    2019/08/06

    基本、何があろうが責任は取らないと思いますよ。Uberは。

    都内の都心部だとドコモのシェアサイクルで爆走してるクルーがたくさんいます。
    おかげで電池切れで乗れないことが増えました……。

    最近はリスクの啓蒙が進んだのか、車道の逆走とかは徐々に減ってるように感じますが、
    UberEatsのリュックと赤い自転車の組み合わせには、正直あんまり良いイメージがないですね。
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