安い割には重宝する。そんなプラモ道具です。
金やすりは好きですか? 僕は大好きです!
ガンプラとか作るガンプラ好きの界隈では、今未曾有の工具ブームである。
エアブラシぐらい初心者の時から使いたいだの、電動ヤスリだポリッシャーだ筋彫り用具だニッパーだ…
…DIYのお店の安い薄刃ニッパーとオルファのデザインナイフと金ヤスリ、後は接着剤とかラッカーパテでいいんじゃないの?
まぁ、男の子という生き物は工具が欲しくてたまらない謎の性質を持っているから工具買いたくなっちゃうのは仕方ない。仕方ないが…
もしも貴方が最近のガンプラを塗装無しでやっつけたいと思うなら、ニッパーと接着剤の次に買うべきは「ミネシマの金やすり 油目三本セット」であるのは間違いない。安い癖にやたら使いでがあるぞこれ!
炭素工具鋼の800番台ヤスリ
最近のガンプラでは昔のような「合わせ目」があまり出ない様にパーツ分割されているんだけど、欲しいガンプラが10年以上前の製品だったりすると、どうしてもパーツとパーツを接着剤で貼り合わせた際に合わせ目ができる。
近年ではこの合わせ目を接着剤による溶着で「見えなくする」ムニュ消しなる技法が開発されているが…
段差無くなったら色塗りゃいいだけなんでは…
いや、いや。近年匂いのするもの嫌われるし、塗装が出来ない家庭環境の人もいる。そこで生まれたのが先のムニュ消しとかの技法なんだが、最終的な仕上げのためにはヤスリがけが必要であると。
モノの本には金ヤスリ使って、次に耐水ペーパーやフィニッシィングペーパー(カッコいい名前だが、よーは水研ぎできる紙やすりだ)で仕上げると書いてあるのだが…
ツヤテカに仕上げるのでなければ、金ヤスリの細目と油目で仕上げて、最後にツヤ消しトップコート吹いたらOKですよ?
ていうか、スムースクリアコートとか吹かないなら、基本油目ぐらいでアラが見えない…
それ以上にしたいなら1200番とか2000番までやればよかろうなんだが、そこまでやらんでもいいような…
上図は寒冷地ジムのスネ部だが、実はムニュ消しとかしなくてもある方法でここまで行ける。スネ部は左右2分割されているのだが、接着剤と油目のヤスリがけだけでこんぐらい行けるぞ。
ヤスリがけが好きならこの3本でいい
近年ではヤスリがけが楽しくないのか電動のヤスリがけ器具使う人も多い訳ですが、基本的にヤスリがけとか「整面」という作業は、最低限の切削で求める面を出すのが目標で、ヤスリすぎてしまうのは甚だ良くない事です。だからヤスリがけの最後の方はあとワンストロークで消えるのか、あと半ストロークでいいのかの見極めがキモです。削れ過ぎてしまうとライン崩れるしね。
また、平面こさえるために最近では耐水ペーパーを当て木に貼るみたいなことも皆してますが、金ヤスリなら最初から平だし歪まないし。
段差や切削が多い時は私も細目から磨きますが、暇ならひたすら油目でやりますよ?
マスト バイでござる
人によりプラモに求める完成度が違うから一概にはいえないけど、個人的にはマスト バイであり、ミネシマの油目平ヤスリは2つ買い足した。
それぐらい素敵。
安いしね。
趣味や仕事で使う工具は「ダメになったらすぐ書い直せる」金額目安にするといいですよ。壊れたら買い直しが困難な高額工具は、やめといたほうがいいですぜ?
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購入金額
648円
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購入日
2019年07月24日
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購入場所
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