2年ほど前に実家の前メインルーター
が天に召されたので、当座しのぎにそれ以前から使っているcoregaの無線ルーター
に切り戻して使わせていたのだが、性能的には数値上悪化はしていないものの、coregaのこの機種の安定性が悪くてI/Oデータのに換えた経緯があるのと、当時と比べて子供もスマホを使い始めて回線が混み合っているのか、LDKに設置のため電子レンジなどの影響か、2.4GHz帯のみだと結構遅いと言うこともあり、5GHz帯対応で当時最新の「ac」にも対応した機種への変更で、通信速度改善をしてやりたく、投入した無線LANルーター。
corega⇒I/Oデータときて、ともにイマイチだったので、以前ISDNの時代にターミナルアダプタとして7~8年無故障で走りきったAterm...つまりNECを試してみることに。
機種はAterm WG2600HP2(PA-WG2600HP2)。単体機としては当時NECの最高機種で(発売2016年後半)、「ac」対応の他に、4ストリーム(4×4)対応で、大量データ転送に適している。また、アンテナに工夫があって(360゜全方位へ飛ばす「μSRアンテナ」に加えて、「ピン・ダイポールアンテナ」と「アイソレーション・アンテナ」を搭載)、さらにビームフォーミング対応、(対応機種が限られるが)MUーMIMOにも対応していて、複数人が同時に接続してもスピードが落ちないというのがウリ。曰く「家族4人が同時に快適に楽しめる」ということ。
cybercat家で重要な有線LANポートもすべてギガ対応の4ポート搭載で問題ない...ということで、NECのブランド信用込みで購入。
前から見ると、英語の「筆記体の小文字 l(エル)」のような形をしているため、スタンドが半分だけ別部品という変わった分割の仕方だが、そこを除けば、よくあるWAN1ポート、LAN4ポートの有線部分と、5GHz帯最大1733Mbps、2.4GHz帯800Mbpsの無線部分を持つルーターで、2019年半ばのいまでも十分な性能を持つ。
付属品はスタンドとACアダプタ、LANケーブル、説明書と設定カード
3ポジションのモードスイッチがあるのが少し他と変わっているが、他は見なくても使える。
モードは「RT(ルーター)モード」と「BR(ブリッジ)モード」、「CNV(コンバーター)モード」。「RT(ルーター)モード」はブロードバンドルーター機能と無線LAN機能を両方活かしたもので、「BR(ブリッジ)モード」はルーター機能なしで、単なる無線LAN基地として使うモード。ちょっとピンとこない「CNV(コンバーター)モード」とは、もう一台のWG2600HP2との通信をして、LANネットワークを形成するもの。たとえば1階と2階にLAN環境を構築したいが、WANは1階にしかなく、1階に置いた1台のWG2600HP2では隅々までエリア化できないが、1階⇔2階の間の有線化工事も事情によって出来ない...というような場合に、1階のWG2600HP2から、2階のWG2600HP2に対して無線でネットワークを形成するという機能。
実家の環境だと1階南のWAN側出口に対して、2階北の寝室だとWi-Fiが若干捉えづらいが、寝室でバリバリ使うことはないので、いまのところ使わない機能。
実際に設置してみると、やはりIEEE802.11nまでの対応のcorega CG-WLBARGNHとは段違いの速さ(2.4GHz帯ですら、理論値300Mbps⇒800Mbpsとあがっているので当然)。
で、約2年間その状態で運用していたのだが...最近動画配信サービスに繋がらなくなったとのこと。そして、そのときは本体再起動すると治ることが多いとか。影響は動画配信サービスのみで、他は問題ないとのことだが、せっかく家にいるのに、動画視聴で4G回線を浪費するのもアホらしい。
そこで、プロバイダレンタルとなっているルーター(無線LAN機能付き)が2.4GHz帯のみの対応で、速くはない現在のアパートに持ってきて運用することに。
動画視聴サービス接続時のみ、安定性が...というところが、イマイチ。当時はその用途での使用が考えられていなかったのかなぁ...
【仕様】
有線LAN機能:WAN=1000BASE-T、LAN=1000BASE-T×4
Wi-Fi機能(5GHz帯):IEEE 802.11ac(最大1733Mbps/VHT80の場合)、
IEEE 802.11n(最大600Mbps/HT40の場合)、
IEEE 802.11a(54/48/36/24/18/12/9/6Mbps)
Wi-Fi機能(2.4GHz帯):IEEE 802.11n(最大600Mbps/HT40の場合)、
IEEE 802.11g(54/48/36/24/18/12/9/6Mbps)
IEEE 802.11b(11/5.5/2/1Mbps)
MU-MIMO:対応
ビームフォーミング:対応
アンテナ:2.4GHz=送信4×受信4、5GHz=送信4 ×受信4
インターフェース:USB 3.0端子 (USB BusPower対応)
セキュリティ:SSID、MAC アドレスフィルタリング、ネットワーク分離機能、WEP(128bit)、
WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)
外形寸法:約38(W)×130(D)×181(H)mm(突起部除く)
質量:約0.6kg(ACアダプタ除く)
消費電力:最大32W
内容物:WG2600HP2本体、スタンド、カバー、ACアダプタ、LANケーブル1本、
つなぎかたガイド(保証書含む)、Wi-Fi設定カード
通常のWebブラウザ使いなどでは問題ないが、動画配信サービスには不適??
当初観れていたが、その後ときとぎ電源落として再起動しなければダメ⇒全く見られないに変化。もともと「多人数」で使える...というのがウリだったので、帯域不足はないと思うンだけれど...
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購入金額
18,184円
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購入日
2017年04月05日
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購入場所
ツクモ名古屋1号店
jive9821さん
2019/07/23
他にルーターがあれば、そちらでインターネットに接続してWG2600HP2をアクセスポイントとして接続してみて、それでも同じ症状なら内蔵無線LANモジュール、改善するならルーター部分の劣化だと思います。
cybercatさん
2019/07/23
現在持ち帰って2.4GHz帯の未対応のルーターにつないで無線スポットとして使用していますが、速度向上したので、「ルーター部分の劣化」ですね。
2年が寿命は早いなー...
かもみーるさん
2019/07/23
20~50程度の接続は想定しているはずなので。
cybercatさん
2019/07/23
現在実家では息子と私のPC(とTV類)は有線なんですが、他は無線接続で、私の帰省時には最大スマホ4台、PC2台、ゲーム機2台、タブレット2台が無線接続してますからねー...
まこりんさん
2019/07/24
NECもWG2600HPを持っていますが、SynologyのRT2600acは本当に素晴らしいです。
もしも、買い換えの検討があるなら、RT2600acを是非候補の一つに挙げて下さい。
後悔しないと思いますよ
cybercatさん
2019/07/24
まこりんさん
2019/07/24
遅かったか><
何の機種買ったんだろう。
金曜のレビュー公開楽しみにしていますね☆
cybercatさん
2019/07/24