そろそろメモリやSSDの値下がりが終わり反転するんじゃないかと噂されている昨今(2019年7月)。単純な自分は手持ちのSSDが経年モノが多い事を理由に買い足してみました。
M.2 2280形状のNVMe接続SSD。容量は256GB、公称スペックはRead:1627MB/s Write:1262MB/sとNVMeとしてはまあまあ(SATAと比べるとビックリ)。殆ど聞かないメーカーで信頼性も?マークとイマイチ感満載だが、NTT-Xで3980円(送料無料)で販売されているもの。単純に240GBクラスSSDとして見ても安い部類である。
NVMeがとても高価&マザーやOS側の対応が間に合ってなく上級者向けだった2017年頃で脳内が止まっている自分には驚くべき存在。
パッケージは2.5インチモデルと共用らしくM.2にしてはでかい。付属品は説明書っぽいもののみ。
当然この値段なのでヒートシンクはない。
実装部品は表側のみ。
コントローラにはSM2263XTの表記。
参考情報:https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1075801.html
尚輸入代理店の商品画像だとコントローラ部は無地になっているがコントローラはSMTとされている。フラッシュ規格は「Intel NAND」らしい。
ベンチの速度は高い ゲームロードやOS起動もSATAより早め
まあざっくりとCDM。
使用マザーはMSI X370 GAMING M7 ACKとGIGABYTE GA-X99-Designare EX。OSはどちらもWindows10。
MSI X370 GAMING M7 ACK
GIGABYTE GA-X99-Designare EX
公称値以上は出している。2000に迫りそう。ランダム系もまずまず。昔のイメージでAMDとIntel両方ベンチを取ったが基本同等、ランダムは世代差通りの差といった感じ。
この後データを一気にSATASSDから移動したが…まあSATASSD同士のコピーくらいの感じ。今回はX370環境にてゲームクライアントのインストールドライブとして使用。
まだ殆ど使っていないがゲームの起動はそれまで使っていた古いSATASSD↓に比べると3割ほど短縮されている。このSSDがくたびれてた可能性も高いが。
【2019/7/22追記】
本来予定になかったがやっぱりOS起動速度とかも気になるので、システムドライブとして使っていたIntel SSD 535 120GB(SATA)がからデータを移植してこのAGIをシステムドライブにしてみた。
SSD 535は2015年発売で当時としては平均的な速度を持ったモデル(公称シーケンシャルアクセスがリード540MB/s、ライト490MB/s)。
すると起動に30秒かかっていたのが17秒まで短縮された。結構変わるものだ。
熱い
ただコイツ熱い。ヒートシンク・エアフロー無し状態でCDMのシーケンシャルベンチを回すとあっさりこんなことになる。
少なくとも1世代前のWD Black NVMe SSD(WDS250G2X0C)よりは温度の上昇が速い。
MSI X370 GAMING M7 ACKに実装されているヒートシンクに収めるとベンチをしても40度代で推移し、先述のSATASSDからの長時間データコピーでも40度ちょうどくらいで安定。
マザーに冷却機構がないX99でも手元にあった適当なヒートシンク乗っければ50度ちょいくらいに収まるようになったので簡易なものでもいいのでヒートシンクがついている最近のマザー向き。
しかしわざわざ熱対策アイテムを追加購入するとせっかくの3980円という特徴が吹っ飛ぶので熱対策がされているM.2スロットが余っている人向け。…そういう人は普通に有名メーカー品買いますよね。もちろん貴重なPCIe帯域も食われるのでデータ用とするにはもったいない感もある…SSDではなく帯域が。
個人的に格安SSDは万が一何かあってもデータ復旧が容易なオンラインゲームクライアントとかに向いていると思っているのでその使い方をしているが、それだったらやっぱり帯域に影響がなく発熱も気にならないSATA SSDのほうが向いている気がする。
しかしまあ格安チャレンジチックなSSDがNVMeになるとか凄い時代になったもんだ…。何故かNTT-Xで買った品は即壊れるというジンクスがあるのでそれにならないことを祈ろう。
ところでコイツ何故かグリーンのアクセスLEDが実装されているのでプチ光物。やったね。
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購入金額
3,980円
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購入日
2019年07月20日
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購入場所
NTT-X
きっちょむさん
2019/07/21
脳筋になって帰ってきました!笑
そういえば手持ちのSSD、僕も7年前の化石ですね・・・。
でも、まだ頑張るっ
mickeyさん
2019/07/21
反転しそうですね。
このSSDは、温度が上がるのですね。
ちょっと驚きました(^^)
下小川さん
2019/07/21
自分も体力つけなきゃいけない…!
SSD何だかんだ言って古いものでも生きているんですがさすがに寿命もあるので安いタイミングで交換用を確保したり余りに古いものは予防交換しようと思いまして。しかしフラッシュメモリ自体が耐久性よりコストを重視する形式になってきたとはいえ120GBに1万円以上出していたのが嘘のよう。
さすがにこれ以上下がるのは無理だろうと思っていたところにそういう情勢が出てきたので怪しいですね。SSDはともかくメモリモジュールはほぼ確定な雰囲気のようで。
NVMe出始めの頃は熱が凄いものが多かったものの最近はWD Black等扱いやすいレベルのものが出ていたのでアッチッチー。これはマザーにヒートシンク標準装備になるわけですわ…