思えば初めてのPCもIntelではなくAMD、携帯ゲーム機もワンダースワン。
そう、昔から私は異端児であり続けたのです。
WSの設計思想はゲームをする人間の側に立って創られているな、という感じを大いに受けます。
例えば縦持ち、横持ちの両立設計、内蔵EEPROMによるネーム登録
(今で言うDSやPSPのニックネーム機能にあたります、残念ながら、この機能を利用(例:性別でゲームのキャラが変わるソフト)したソフトが数本しかなかったのが悲しいところですが)などがその一例です。
あと、WSシリーズは本体内蔵のEEPROMに数個のセーブデータ記憶領域を持っていました。(でも筆者は対応ソフトを見たことがありません)
また、この時代で液晶が16:9だったのも特筆すべきところです。
残念だったのは、良質なソフトの囲い込みに成功しなかったこと。
傑作といえば、GUNPEYとFFシリーズ、Wizardry, Beatmania, XI, Riviera, クロノア ...なんかでしょうか
ソフトさえ十分に囲い込みできていれば、GBAと互角に戦え、今でもブックオフに中古ソフトが置かれていたかもしれません。ちなみにヘッドホンアダプタを付けると音が化けます。音質面ではGBAに勝っていたと確信出来ます。
基本アーキテクチャの設計を担当した横井軍平氏が初代WS発売の日の目を見ることなく不慮の事故で亡くなったことは悲しくてなりません。
筆者はWSC1台、カラー1台、モノクロスワン2台所有しています(←
アニメ「這いよれ!ニャル子さん」でもスワンクリスタルと思しきゲーム機が出てきましたね。中古で見かけたら一度手にとって見てはいかがでしょうか。
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
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購入金額
8,190円
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購入日
不明
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購入場所
Schrödingers Katzeさん
2012/12/17
でも…初期ゲームであるGUNPEIが良くも悪くも最強なのですよね。
初代は、モノクロだったからあの液晶で成立したんですが、カラーであの残像は動きの多いゲームでは遊びにくいです。
カラーが最初から頑張ってクリスタルだったら、あの電池の持ちと、割り切った実装は、もっと面白いものが出ても良かったと思うのですけど。
拡縮などのエフェクトが無いんで、もっとスプライトの動きで遊べる2Dなゲームが出ても良かったはずなんですが、キャラクタが動かしづらければ、液晶が良くて、描画支援がついている機種に勝つのは厳しいです。
むしろゲームで遊ぶってことをGBAはわかっていたから最初からあの仕様だったのではないかと。
ハードウェアとして駄目だったら、GUNPEIがあんなに楽しいわけが無い。
ソフトウェアも枯れた技術の水平思考が必要だったのですけど、それをわかってくれた人は少なかったらしいです…。
しばさん
2012/12/17
>>ハードウェアとして駄目だったら、GUNPEIがあんなに楽しいわけが無い。
ですよねぇ~
>>ソフトウェアも枯れた技術の水平思考が必要だったのですけど、それをわかってくれた人は少なかったらしいです…。
当のバンダイがまるでわかってなかったからなぁ…
Schrödingers Katzeさん
2012/12/17
音はGBAでも「でじこミュニケーション2(にょ) 」あたりは凄いことになってます。
スワンはしっかり音源なのですが、あっちはPCM合成なので、元波形にメモリをケチるとしょんぼりなことになるのですが、そういうソフトが多くて。
上記のソフトはドライバがソフトウェアシンセなので、波形メモリに近い音を高品質で再生し、必要なところで、PCMを併用してるので、あの霞がかかったようなぼんやり感が無い音が出てます。CPUパワーほしいのは、GB互換音源だけっていうソフトなので、音がしょんぼりって事もありましたけど。
音は内蔵されてるのがブザー同然ですから…ヘッドホンだと左右にパンも振れますし、きちんと出力されたものが聞けるのが大きな差ですね。
ただ、あの音源もスピーカーも電池の持ちとかコストとかいろいろ考えて作られてると思います。
リヴィエラは新規のソフトということもあって、ちゃんとスワンの仕様を前提に全体が設計されているのがすばらしかったです。広告で目立つ止め絵もきれいですし、ハードウェア支援無くても必殺技ちゃんとかっこよかったですしw
しばさん
2012/12/17
またリヴィエラをがっつりやりこんでみるかな…