今回は夏を前に以前から、起動時に時々認識が外れBIOS画面で起動することがあったADATAのSP550を交換するのに併せてM.2化することにしました。

と言うのも最近の価格を見てみると今回入手したCFDのCSSD-M2B05GPG2VNは価格が以前のSSD同容量よりも安くなった感があるため、マザーが対応していれば更新しない手はないと判断したためです。

　取付はそのサイズの小ささから、先にM.2用ソケットがあるPCIスロットに刺さっているビデオカードを取り外してから行いました。･･･支柱の移動は発生しませんでした。

　それでも、固定ネジを締める際は少し手間取りました。(笑)

　交換した結果は、体感的に起動時間が明らかに1/2になったことが大満足な点です。

ただ、正常にM.2から起動するまで少し手間取りました。

BIOSの設定を色々やってトライして、正常に起動するまで2時間程度を要しました。(笑)

　現在のMain PCはMSIのZ170A Gaming PRO CARBONです。

　BIOS設定では少し手間取りました。

　正常に起動する様になった後は、特に問題も発生せず、期待通りの動作です。

では、製品のパッケージから

【パッケージ表面】

【パッケージ裏面】

【表面(ヒートシンク側)】･･･静電気防止袋に入っています。

【裏面(取付時にこちらが底面になります。)】

【マザーボードに取り付けた状態】

バックアップ電池との比較でもそのサイズがよく分かりますね。

非常に小さいです。･･･これで512GBもあるなんて･･･

【動作時のClystalDiskInfo】

温度が意外と高い･･･今回、ケースファンを増強したのは正解だったかも。

暫く使ってみないと解りませんが、排気側も増強する必要があるかも･･･

製品パッケージに書かれた仕様は以下の通りです。

Sequential

　Read max 3,400MB/s

　Write max 2,000MB/s

Random

　Read max 357kIOPS

　write max 445kIOPS

取り付けて最初に測定したALL0の結果は

OS引越起動セットアップ後のALL0の結果は

ランダムの結果は

変更前のADATAのSSDでは

単純に計算すると6.3倍も速くなっています。

当然体感の起動時間が1/2に感じてもおかしくないですね。

性能、価格ともに満足することのできたSSD換装でした。

もちろん、OSを消去したSP550は一度パーテーション削除後に再フォーマットを行い、作業用のディスクとしてGドライブで実装しています。

　今回、作業開始に当たり、Main PCに使用しているMSIのZ170A Gaming PRO CARBONの仕様を調べたのですが、M.2に対応していることは解ったのですが、NVMeに対応しているかは解らなかった事と、説明書を幾ら見ても設定がよく分からなかったので、少々手間取ってしまいました。

　ただ、少しネットでググって見たら、UFIを指定しないと起動しない等の書き込みが見えたのでその当たりから攻め手見ました。このマザーボードの場合は少し設定が違いました。(^^ゞ

　後程BIOSの設定写真を追加します。

起動時の動画を作成しました。

起動時間は約12秒です。

爆走です。(笑)

BIOSの画面です。

まず、SETTINGを選択します。

ここでブートを選択すると以下の画面になります。

そこで一番下の「UEFI Hard Disk Drive BBS Priorities」を選択します。

ここで「Boot Option #1」を選択すると「CSSD-M2B05GPG2VN」が表示されます。

※　実際には、取外し前のSSD SP550も表示され、「CSSD-M2B05GPG2VN」を選択しました。

あとは画面上部のタグを選択して以下の画面でM.2がONになっていることを確認します。

※　実際には、取り付けたらこの画面でM.2をONにする必要があります。

ONになっている部分の拡大

設定が問題なく出来た後なら、説明も簡単ですね。(笑)