レビューメディア「ジグソー」

Lightroom 写真RAWデータ取込用に増設

従来LightroomのRAWデータ取込にはCドライブのユーザー/Pictureになっていました。

CドライブはM.2の256GBから500GBに換装しましたが、ドライブ容量の50%以上がLightroomの写真データになっていますし、今後さらに占める割合が大きくなりますので、専用のドライブを増設しました。またCドライブへの書込み容量を減らす目的もあります(後述)

 

現在各社のNVMe M.2 SSDを比較して使用していますが、今回はCFDのM.2 SSDを選択しました。

TCLタイプです。

 

更新: 2019/06/07
背景

高速なドライブで価格的にベターなものを選択

CドライブはWD BLACK 500GBです。

 

1TBも視野に入れましたが、まだ高価ですのであることと(予算1万円前後)、フルサイズ写真は20MB以下ですので、500GBあれば2万枚以上保存可能ですので容量的には問題ないと判断しました。

 

あくまでRAW現像や写真編集のためにデータを使うだけなので、しばらくは行けそうです。

なおLightroomの特徴である「カタログ」は従来通り他のドライブに保存しています。

 

CFDの速度です。カタログ値:Read 3400MB/s、write 2000MB/s

 

 

性能はカタログ値通りです。問題ありません。

たまにRAW現像するCAD専用PC(Windows7 64bit)は、元々Lightroomで取込む写真データはHDD保存でしたので、大幅改善しましたが、こちらは元々M.2 SSDに取り込んでいたため、操作性の恩恵はありませんが、RAW現像後のデータはSSDへJPEG保存。月に1度現像完了したRAWデータ(日付単位で保存)は、取り外し可能なHDDにコピーし、その後3ヶ月に一度外部デバイス(RAIDケース)に移動しています。

 

 

 

 

 

更新: 2019/06/07
使用感

ヒートシンク付ですが、発熱源に接触していないので...???

CFDホームページからの引用です。

PG2VNのヒートシンクとサーマルパッドは、Phison E12コントローラに接しておりません。
Phison E12コントの内部には温度センサーがあり、コントローラにサーマルパッドを直接貼り付けると、センサーの精度に影響を与えてしまうためです。

PC内部のエアフローを整えて頂くことで、ヒートシンクがNANDフラッシュを中心に高温化の抑制を促し安定動作いたします。

 

今回は簡単な検証をしました。

 

Diskinfo S.M.A.R.T情報では温度15℃ですが・・・・ 

表面温度計ではアイドリング時には25℃と10℃差があります。

 

PCケース内部のエアフローを整えるとありましたが、センサーは同じ位置に取り付けしています。

表面温度センサーはコントローラチップの上に来るようにセットしています。

 

測定時の室温は24.8℃でした。通常のファンの配置(下写真のFAN停止)では61.5℃まで上昇(Diskinfoでは40℃で21.5℃差です)。風を当てることで表面温度は下がりますので、PCIeインターフェイスボードの横にFANを取り付けた場合(下写真参照)は、28.5℃と33℃差がありました。

従って通常のエアフローでは厳しいと判断しました。

使用したケースファンは余っていた「thermaltake Ring14 LED orange(40.6CFM)」を使用しました。

 

 

コントローラの温度センサーはあてにならず、あくまで参考目安かも知れません。

実際の温度とS.M.A.R.T情報にタイムラグがある事と、このM.2の場合、20℃位低く表示されるようです。

 

*この製品はヒートシンクなしタイプはありません。

 

一回DeskMarkを走らせた程度で70℃近く上昇するので、冷却は必須と考えます。

将来換装した場合、これを専用ケース等で使うのは危険かなあって思いますし、ヒートシンクが邪魔で使えるケースも限られるような気がします。

速度をあえて犠牲にする方法もあるかなあ・・・現在の速度の1/2になれば発熱量も下がると思いますが。

 

個人的にはヒートシンクは必要な場合(転送速度が速いタイプは必要)後付がベターと考えます。

ヒートシンクつきは本製品のように他のものに交換することは、メーカー保証を失うことになります。よって今後選択肢はヒートシンクなしを購入し、今回のようにFANで風をあてるかFAN付きヒートシンクが良いのかなあと思います。

 

 

更新: 2019/06/07
総評

安定性も高いみたいです。Smart Data Processing技術採用。

TBWは800です。

東芝製の3D TLCNANDを採用しているため高品質で、2018年に東芝が発表したBiCS3コードネームのNANDを使用しています。

まだTBW800と言う書込総量ですので、長期寿命と言うことですね。

このパソコンのCドライブに使用しているWD Blackは500GBは、TBW300ですので2.5倍の寿命となします。よって私の使用環境ではデータドライブとして最善です。

まあ相当な書込みデータ容量ですので、Cドライブの300TWBでも問題はないのですが(笑い)。

 

 

説明によればTCLを採用しながら、過去のMCLを上回る耐久性を実現しているとのこと。

 

Smart Data Processingとは

このSSDは「Smart Data Processing」「SLCキャッシング(caching)」といった独自技術を採用していると公式に発表していますが、これらは一般的に「SLCバッファ」と呼ばれる技術を指します。SSDの空き容量が大きいときには空き部分をTLCではなくSLCとして用いて読み書きを高速化します。またSLCはNANDへの書込み回数を少なくしつつ書き込めるのでNANDの寿命が伸びます。このようにしてこのSSDは高速性と高耐久性を同時に獲得しています。

 

今回はあくまで写真・動画の一時保存場所として使用しますので、RAW現像完了後や動画編集完了後は元データを前述したように他のドライブに移動させます(コピーではありません)。

これにより容量が少なくなると高速安定性が落ちてくると説明されている上記技術を最大限に生かしたいと考えています。

 

価格も安く、耐久性が高く高速なSSDですが、唯一「ヒートシンクの不完全さ」が問題ですのでマイナス1点ですね。

 

 

 

 

  • 購入金額

    10,180円

  • 購入日

    2019年05月24日

  • 購入場所

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