「スレッド立派PC」メイン機昇格プロジェクト、環境編。
⇒「ニコ生録画登録ツール(仮」も含んだ続きの記事はこちら
動画サイト巡回時に使う動画保存ソフトとしては、
・ニコニコ動画:コメントも一緒に落とせる「さきゅばす」
・YouTube:動画サイズが細かく設定で来て、速度も速い「Freemake Video Downloader」
・bilibili(哔哩哔哩):驚異の300サイト以上の対応を誇る「WinX YouTube Downloader」
を使っているが、もう一つ動画系サイトとして外せないものがある。
それが「ニコニコ生放送」。
名前の通り元は「ユーザー生放送」を目的としたサイトだったが、現在は公式の録画放送も行われているし、タイムシフトを使えば好きな時間に見たり、後からでも見返せたりするので、結局公開形式の異なる「ニコニコ動画」ともいえる一面がある(もちろんホントに「リアルタイム」に放送していていて、アンケート機能などを使ってリスナーとコミュニケーションとっている番組もあるが)。
ただ、その形式の差によって上記の動画ダウンローダーでは保存できないのだ。
cybercatは、この用途に以前は別のソフトを使っていた。それは、ここZIGSOWでご紹介する前に使えなくなってしまったが、株式会社インターナルの「ニコ生グラバー2」という有料ソフト。さすがに有料だけに、ニコニコの仕様変更に対する対応も早かったし、処理スピードも速かった。さらにキーワードを登録しておくと自動的に生放送を落としてくれる機能もあって、ものすごく使い勝手が良かったが、代表者がイロイロアレして残念ながら2016年秋に販売終了。翌2017年11月で会社自体がソフトウェア事業から撤退し、その後もしばらくは使えていていたが、昨年(2018年)夏前ぐらいから、使用できなくなった。
今はもう使えない「ニコ生グラバー2」。ベンリだったンだけどなー...
「さきゅばす」のように元々フリーソフトでソースが公開されているものは、開発者が開発を終えても、そのあと他の有志が対応を続けるということがあり得るが、有料ソフトはコピー防止などのためプロテクトがかけられているため、サポートの切れ目が縁の切れ目。さらにこの「ニコ生グラバー2」は開発元の認証サーバーと起動時にやり取りが発生する造りだったこともあって、起動そのものがしなくなった。多分認証サーバーを停止させたのだと。一度こうなると復活のメはないので、次のソフトを探すことにした。
新メインPCに移行した2018年秋の段階では、老舗フリーソフトのニコ生ダウンローダー「namarokuRecorder」があったが、新方式配信のHTML5には対応しておらず、2019年3月現在この機能を持つのは、「livedl」と「ニコ生新配信録画ツール(仮」のみ(だと思う)。前者は(GUI版がお試し版としてあるが)基本コマンドラインでの使用を前提としていてとっつきづらく、自分も何度かチャレンジしたが、一部は録画できたものの、失敗することも多く、設定を詰め切れなかった。2019年1月のお知らせでは、そのうち中身を作り直した「livedl2」に移行予定とのことなので、それまで「待ち」として、現在はもう一つの「ニコ生新配信録画ツール(仮」を使用中。
これ、動画の形式変換にbatファイルの作成などいくつか中難度くらいの設定はあるが、設定できてしまえば、GUI画面の所定の位置にアドレスを貼りつけ、隣にある「録音開始」ボタンを押すだけという簡単さで使える。
上の「放送URL」欄にアドレス貼りつけて、横の「録画開始」ボタンを押すだけ
録画中画面。終了するとこの画面が消える。左下にコメント取得したことが示されている。
唯一の問題はダウンロード速度。
30分ほどのニコ生のタイムシフトを保存するには40分ほどかかることもある。
常に長くかかるわけではなく、1時間半番組が50分ほどで保存できることもあるので、「録画ツール」よりは良いし、保存中に他の作業もできるので、その点でも「録画ツール」よりは使いが手が良いのだけれど、あっという間に保存される「Freemake Video Downloader」などと比べると待たされ感、パない。
あとこのソフト、コメントも一緒に取得されるのだけれど、それは別ファイルで保存され、合体はされない。そこも少しもったいないかな。
そういった部分がイマイチだけれど、他に代わりになるソフトがないので使用し続けているソフトです。
遅い。
番組の長さより長くダウンロードしていることもザラ。
GUIは使いやすい。
「livedl」のコマンドラインに比べるとはるかに使いやすい。
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購入金額
0円
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購入日
2018年10月頃
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購入場所
プログラムを作ってみるコミュニティ
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