2019.04.24 「こってりマヨを作ってみた」追加
タカラトミーアーツから販売されている究極シリーズ第三弾「究極のMYO(マヨネーズ)」です。
これより前に出たのは「究極のTKG(たまごかけごはん)」と「究極のNTO(なっとう)」ですが、何をもって究極とするかが気になるところ。
「究極のTKG」は出来上がりだけを見ると、メレンゲの上に黄身が乗っているだけです。
ただし卵を簡単?に割るギミック、メレンゲを電動で簡単に作れるギミックが組み込まれており、楽しく作る事が出来ます。
「究極のNTO」は北大路魯山人が推奨したとする”424回”納豆を攪拌する事を、容器上部にあるハンドルを回す事で倍速で行う事が出来ます。
ただ攪拌するだけでなく、北大路魯山人が推奨した醤油を入れるタイミング約305回転目で自動でフタが開き、醤油を投入後再度かき混ぜ始めると約119回転攪拌後にフタが開き完成するという、究極のレシピに沿って納豆をかき混ぜる事が出来るというモノです。
では「究極のMYO」というと、今までとは違いマヨネーズという新たな調味料を作り出してくれます。
もっともマヨネーズを作った事がある人ならご存知の様に、ただ材料を用意して攪拌するだけです。私も子供の夏休みの課題で一緒に作った事がありますが、ちょっと面倒なのは油が分離しない様に少しずつ入れながらかき混ぜるところ位でしょうか。
「究極のMYO」では攪拌を電動で行い、油を少しずつ投入するというギミックが組み込まれています。
もちろんマヨネーズを作れるだけで究極を謳っているわけではなく、メレンゲも一緒に作りマヨネーズを混ぜて出来たとろふわのマヨネーズの事を指します。
究極を謳っていますが結局どれも究極シリーズ製品を使う事無く作れるものですが、製品を使えば子供と一緒に楽しく作る事が出来ます(大人一人でも楽しいけどね)。
特に今回の「究極のMYO」は出来上がり結果が一つではなく、油の種類や加える調味料を変える事で様々なマヨネーズが作れ、それこそ究極のマヨネーズを作り出す事が出来ます。
「究極のTKG」と「究極のNTO」では出来る事が決まってしまっていますが、この点が今までとは大きく違います。
というプレゼンを経て奥さんに購入の OKを貰いました(^^;
【外 観】
あくまでもクッキングトイなのでどうしても造りは玩具の域を出ませんが、よく考えられています。
細かく分離できるので、清掃するにも問題ありません。
下層のメレンゲブース(カップ)と攪拌用のメレンゲファンも分離できます。
同様に上層のマヨネーズブース(カップ)と攪拌用のマヨネーズファンも分離できます。
卵の黄身と白身を分ける黄身トレイと大小スプーン。
油を少しずつ垂らす事の出来るロートを兼ねたフタ。
動力源は最近使った覚えの無い単二電池を 3本使います。
製品ページにはしっかり書いてありましたが、見落としており届いてすぐに使う事が出来ませんでした。
単三電池なら常備してあるんですけどねぇ。
ちなみに電池蓋のネジは抜けきらない様になっており、ネジを無くす心配がありません。この辺の造りはさすが日本の玩具会社が作っているだけあります。
【マヨネーズの作り方】
まずは材料を用意します。
・生卵 ・・・ 1つ
・お酢 ・・・ 8g(スプーン小 約1杯)
・食用油・・・ 60g(スプーン大 約3杯)
・塩 ・・・ 1~1.5g(ひとつまみ)
・胡椒 ・・・ 適宜
まず台座にメレンゲブースをセットします。
基本的に置くだけ(重ねるだけ)です。
メレンゲカップが回転しない様に、カップの底と台座に凸部分があるので双方が当たる様に置きます。
続いてメレンゲカップに白身を入れます。
まずメレンゲカップの上に黄身トレイを置き、
トレイの真ん中に黄身がくる様に卵を割り入れてやります。
白身がカップに落ちない時は、軽くゆすってやる事で白身だけ落ちていきます。
白身に黄身が混ざると泡立ちにくくなるので、黄身が崩れないよう注意して下さい。
黄身を落とさないように黄身トレイを外した後、マヨネーズカップをメレンゲカップの縁の凹凸と合わせセットします。
続いて黄身と用意したお酢(8g)、塩(ひとつまみ)、胡椒(お好みで)をマヨネーズカップに投入し、フタ(オイルロート)を閉めます。
そしていよいよ台座のスイッチを押す事で攪拌します。
自動停止の機能は無いのでスイッチの ON/OFFは自分で計測して手動で行わなくてはなりません。
まずは 2分間このまま攪拌します。
※音量に注意して下さい
2分経ったらオイルロート上部に食用油(60g)を入れ、更に約3分攪拌します。
私の所では 3分も経たず油は落ち切りました。
そして電源OFF後にフタを開けた状態がこちら。
なんだかマヨネーズと言うにはちょっとまだ緩い感じです。
下層のメレンゲはしっかり出来ています。
このマヨネーズとメレンゲをボールに入れて軽くかき混ぜて完成です。
ただし心配していたようにマヨネーズが緩すぎて全部混ぜても”ふわマヨ”にはならず、なんか残念なモノに....
後ほど通常のマヨネーズの作り方自体を調べてみると、用意する生卵は常温でないと分離し易いとあったところ今回冷蔵庫から出してすぐ作っていました。
説明書では「生卵の鮮度、温度などにより、黄身と白身の分離具合や泡立ち方が多少異なります」とありますが、初めて作る人はこれではどの様な状態で作れば良いのか分かりませんね。
ただマヨネーズをもっとこってりさせるために更にマヨネーズブースだけ攪拌する方法は載っており、いろいろ試してみて自分に合った方法(レシピ)を見つけるしかなさそうですね。
作ったマヨネーズはその日のうちに使い切りましょう
一回でそれなりの量が作れてしまいますが、添加剤など入っていませんから成果物はその日のうちに消費しなくてはなりません。使用する料理を考えて作らないといけませんね。
またレシピ通り作れば必ず同じモノが出来るのならばマヨネーズを使いたい時に作るで良いのですが、まだ安定して作れない現在ではそう何度も作って材料を無駄に出来ません。もう少し精進しなくては...
一度作ってみた後に家でマヨネーズを使う料理を食べる事が無かったので、なかなか作れないでいましたがこれだけ見事なメレンゲが作れるって事は、アレが出来るじゃないですか!!
という事で、やってみました
トータル5分攪拌した時のメレンゲは結構しっかり目だったので、3分程度の攪拌でふわとろ感がちょうど良い感じです。
他にも娘がクッキーとか作っていた時にメレンゲ作りが大変そうだったけど、これだったらとっても簡単です。
メレンゲ製造機として最高じゃないか(^^
※本品はあくまでマヨネーズ製造機です
マヨネーズ作りはネットで探すと失敗しないコツや様々なマヨネーズレシピがあるので、もう少し研究して良いのが出来たらまた追記したいと思います。
こってりマヨを作ってみた
前回の失敗を教訓に冷蔵庫から出して30分以上経った生卵を使いました。
もっともまだ冷たく常温には程遠かったので、常温だとまた違う結果になるかもしれません。
また鮮度も前回マヨネーズを作った時より新鮮で、昨日買ってきたばかりのモノです。
作り方は一緒なので省略しますが、「こってりマヨ」にするのに前回の出来上がり状態から更にマヨネーズカップだけ多く攪拌します。
説明書では 2分多く攪拌する様にありましたが、今回 3分追加で攪拌しました。
前回に比べ明らかにトロトロしています。
メレンゲと全部混ぜた状態でも前回と違い、メレンゲのフワフワ感が残っています。
出来上がったマヨネーズを義母はたまごサンドに利用。
ゆで卵を半熟気味で作っており、一般的なたまごサンドよりゆるゆるですが美味しいとかなり気に入った様子。
私と奥さんは食パンにマヨネーズを乗せ、刻み葱をまぶしてトースターで焼いてみました。
メレンゲのフワフワ感が残っているので、食パンに乗せても横から垂れる事無くしっかり焼けました。
今回はバターなど塗りませんでしたが、そのままでも美味しく内側のふわトロ感が新鮮な食感です。
塩コショウをふったハム&エッグを乗せると更に美味しく頂けます(^^
生卵一つで作ったマヨネーズは、トーストにすると4枚分位の量でした。
子供達が居たら全然足りないので連続して作らないといけませんね。ただこってりマヨを作るのに合計 8分かかっていますから、時間差がなぁ。
一度に多くの量を作れない辺りがやっぱりクッキングトイなんだよなぁ。
マヨネーズカップに入っている量からすると黄身を二つ使って倍の量も作れそうだけど、攪拌している時に確実にこぼれるだろうしな。
もっともトーストの場合マヨネーズ自体がメインになっているので食パン 4枚で使い切っちゃったけど、料理の材料やディップとして使うなら十分すぎる量なんですけどね。
タカラトミーアーツのおすすめレシピがかなり充実してきたので、次は何を作ろうかな。
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購入金額
3,690円
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購入日
2019年03月28日
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購入場所
Amazon
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