私が乗っているアウトランダーPHEVは大容量のバッテリーを搭載しているのですが、その関係上オプションでもスペアタイヤを搭載することができず、パンク修理キットを搭載しているのですが、そのことがとても気になっていました。
そこで前々からTPMSが気になっていたので、今回付けてみることにしました。
TPMSとはTire Pressure Monitoring System(タイヤ空気圧監視システム)の略で、タイヤの空気圧を測定して異常をドライバーに知らせるシステムです。アメリカでは2007年に欧州でも2012年には装着が義務化されているのですが日本ではいまだに義務化されていないので、普及することも無くあまり知られていません。
TPMSには直接式と間接式があってそれぞれメリットとデメリットがあるのですが、直接式はその名の通りタイヤホイールにセンサーを搭載して直接空気圧を測定できるので精度が高いというメリットがあります。あと空気圧だけでなくタイヤの温度を測定できるものまであります。デメリットとしては、システムが複雑になるため高いということと、タイヤ交換する際などにセンサーを取り外さないと破損する可能性があるので組み換え工賃が高くなったり、センサーのデータを電波で飛ばしているのでセンサー用の電池交換が必要だったり、そもそも後付けの場合だと電波法に引っかかる物が販売されていたりします。(技適認定が必要)
間接式はタイヤ内部の空気圧が低下すると外径が小さくなる為、結果的に回転数も変わる(増加する)事を利用して、空気圧の低下を検知する方法。回転数の検出はABSで利用されているセンサーを利用するため追加でセンサーを付けることなく使うことができるのがメリット。BMWやベンツで採用されているのもこの方式です。デメリットは直接空気圧を測定しているわけではないので精度が低いということです。
で今回私が選んだのは間接式の物になります。商品説明にアウトランダー専用とあったのが決め手でした。機能としてはOBD2コネクターに接続してそこからABSの回転センサーのデータを取り出して監視する物のようです。
届いた商品はホントに白箱入りでフタすらついていませんでしたが、中身があれば箱などどうでもいいし、取り付け用の工具までついているのは逆に好印象。
取り付ける場所はハンドル右下のスイッチが並んでいる場所に取り付けます。
そのすぐ下にOBD2コネクターがあるのですが、
そこにはユピテルのレーダー探知機が繋がっています。
とりあえずばらして取り付けを
コネクターが分岐になっているので、レーダー探知機との間にかませることで両方使用可能。
スイッチの空きは一番左だったのですが、そこだと見にくいので、一番右のスイッチを移設して一番右に設置。TPMSについている左側のボタンを長押しすることでリセットがかかり測定モードに移行します。
それから1kmほど走ると測定が完了してこのような表示に変わります。数字が表示しているので、空気圧が出ているように見えるが、実際とは全然違うところは間接式なので仕方ありません。
純正のスイッチホールに内蔵できるディスプレイなので後付け感がなくすっきりとしてるのでなかなかいい感じに仕上がったかなと思います。これで少しはタイヤの心配が減るかとおもいます。
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購入金額
11,500円
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購入日
2019年01月19日
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購入場所
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