PCのアンプが2組になったので、スピーカー1:アンプ2の切り替えを行うためのスピーカーセレクタを探していたのですが、なかなか良いモノに出会えず。
というわけで自作してみました。
使ったのは、TOSOKU(東京測定器材)のロータリースイッチ、RS5004回路6接点とアマゾンで買ったスピーカーターミナル。アルミケースはいいものがなかったのでヤフオクで購入。
配線用の線材はアムトランスの金メッキOFC線 + フッ素樹脂被覆のもの。
材料一式。
スピーカーターミナルは3組、12個あります。
TOSOKUのロータリースイッチは、ネジでつまみの回転範囲を制限することで、接点数の切り替えが可能です。今回は2組の切り替えなので、3接点です。
つまみの動作角度は30度ですが、端子は15度ずつ取り付けられていて、1つ飛ばしで接点が移動します。中間端子はノンショートの役割を担っています。
フロントパネルに穴を開けてロータリースイッチを取り付け。
ケースにセットするとこんな感じに。
結構よさそうじゃないですか。
裏面のパネルにはスピーカー端子を取り付け。
この端子、Amazonのレビューで“プラスチックパーツが干渉するのでニッパーで切断”的な記載があったのですが、その突起、おそらくケースと接触させないためのものかと…。
裏側には端子が並びます。
この数の端子を付ける際、いきなり大きな穴をドリルで開けようとすると、ボール盤でも使わない限り、ずれます。
最初に1.5mm程度のドリルでセンター位置に穴を開けてから、徐々に大きなドリルで穴を広げていくと、ずれは最小限にとどめられます。
謎の空中配線完了後の状態。
線材が0.7mmという極太なので、そのまま曲げるとロータリースイッチ側の端子が負けてしまいます。
そのため、ペンチで押さえながら曲げて配線するという必要があり、難易度が跳ね上がることに…
できあがったアンプセレクタ。
で、作って思ったんですが、6回路3接点のスイッチにして、ライン端子も同時に切り替えられるようにすれば、ソースとアンプを一度に切り替えられて便利だったのに…
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購入金額
0円
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購入日
2018年12月23日
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購入場所
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