たしか、広島駅の0(ゼロ)番線、この車両の新造お披露目イベントでピカピカで停車中の初期編成に対面した。「この部品は父さんの会社でつくってるんだ」と父が台車を指差す先に、見覚えのある会社のロゴが刻印されていたのを覚えている。
(帰省した折、探したらそのときの写真がありました。車端に「スハフ12、44-6」の文字が読めます。小学校1年生のちばとど少年は、すでに鉄オタだったかも。 2019/01/01 )
その年の夏、広島発の山口県の光への日帰り海水浴家族パックではこの車両に乗車した。
言葉にはしなかったけど、父は誇らしかったかもしれない。
昭和44年の思い出。
この年末年始、帰省したら仏壇あたりにこの車両を飾ってみよう。
父を見送って随分経つ。いま一人きりで暮らす母と思い出が語れたらな、と思う。
位牌の向こうで、父は何を思うだろうか。
スハフ12-151
スハフ13-38 尾灯もOK。
機関車は、EF65あたりがいいね。
あの頃どうしてたっけ? とふと考えて思い出せないことも多いが、なぜかこの客車の記憶は鮮明だ。
1978年(昭和53年)まで、合計603両が製造されたが、もはや現役で活用されている車両は数えるほどで、その多くは海外へ譲渡されたり、廃車となっていたりする(Wiki より)。
そんな時の流れをぼんやりと思いながら、ループにつなげた9mm幅の線路上を精巧なモノたちが走るのをしばし眺めてみる。
こんな時間もたまにはいいのかな。
ところで、上の写真の車体の青が明るすぎました。なんだか、おもちゃのようなプラっぽい感じになってしまいました。
実車では国鉄/JRが制定するところの「青20号」という色で、0系新幹線のストライプの青と同じです。
web用の色コードで再現すると、このようになるようです。(https://www.colordic.org/r/ )
機関車の青は「青15号」で、青20号よりさらにくすんだ感じです。模型実物は一応再現できているのですが、写真では表現できていませんでした。
ちなみに、模型をつくっているKATOのWebカタログではこんな色です。
(http://www.katomodels.com/ho/12kei/ )
自分で撮る際は明るさだけでなく色合いにも注意しないと、と思います。
(中古品・箱なし、付属品なし)
スハフ13は、別途 864円
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購入金額
1,080円
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購入日
2018年12月21日
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購入場所
ポポンデッタ GLOBO蘇我
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