以前並行輸入品を購入したところ、Crystal Disk Markの実行2回であっさりと寿命を迎えてしまったUSBメモリーがありました。しかも信頼のSanDisk製品です。
これほどの短すぎる寿命であっても、並行輸入品である以上メーカーのサポートを受けることは出来ず、販売店の保証があるのみです。一度チェックツールで正常動作を確認した同じ製品を交換していただきましたが、やはり3回目のCrystal Disk Markの実行であっさり死亡。このことから、個体不良の類ではなく製品自体の品質がこうであると断定せざるを得ませんでした。
しかし、世界各国でUSBメモリーでベンチマークテストを実行する人は決して私一人では無いでしょう。珍しいとは思いますが。にもかかわらず、この製品の故障について各所で話題になっているという話は今のところ耳にしていません。そうなると特定ロットだけの問題なのか、何か事情があったのかも知れません。
そこで先日のAmazonタイムセール祭りで特価販売されていた、同じ品の国内正規品を改めて用意して、ロットが違えば大丈夫なのか検証してみようというのが今回の趣旨となります。
Amazon販売分であるため、他社製品でもよく見かけるFFP(フラストレーションフリーパッケージ)で届きました。実際には他の製品と同時に購入しているため、紙封筒の中にFFPが複数入った状態で届いています。
国内正規品であるため、きちんと日本語の保証書が添付されています。それ以外の添付品は特にありません。特典のソフトウェアはUSBメモリー内に収録された形で届いています。
ここで先日の並行輸入品と並べてみましょう。
どちらの写真も上段が国内正規品、下段が並行輸入品となっています。
まず裏面を見ると文字色とフォントの書体が僅かに異なっています。書かれている内容自体はほぼ同じで、ロット番号と思われる部分のみが異なります。
そしてどちらから見てもはっきりと判る違いが一つだけあり、USBのコネクターが別物です。外装を見て判る違いはその程度しかありません。
今度は無事にCrystal Disk Mark 3回実行完了
性能評価は今回は二の次です。Crystal Disk Markを3回以上実行して、まだこの製品が使える状態を保っているのかが全てです。
実行環境は以前と同様のASUS P6X58D-EのUSB3.0端子から、USB 3.0対応セルフパワーを経由して接続されています。
▲Crystal Disk Mark 5.1.0 (実行1回目)
▲Crystal Disk Mark 6.0.1 (データサイズ1GiB、実行2回目)
▲Crystal Disk Mark 6.0.1 (データサイズ100MB、実行3回目)
速度傾向自体は、先日掲載した故障品と大きく変わる部分はありません。シーケンシャルライトの弱さも仕様で間違いないようです。
注目すべきは、既にこの時点で3回Crystal Disk Markを実行しているものの、現時点ではまだデータの書き込みが可能という点です。それだけでこれまで使った同等の並行輸入品よりも遙かに信頼が置けます。
取り敢えずこれ以降は特殊な負荷は掛けないように、ごく普通のUSBメモリーとして利用する予定です。もし何か状況に変化が現れましたらその時点で追記します。
-
購入金額
897円
-
購入日
2018年11月03日
-
購入場所
Amazon
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。