レビューメディア「ジグソー」

RFレンズ その2。新万能レンズか?写真も動画撮影にもOK

まずREOSR5は純正コントロールリング付きマウントアダプターで、EFレンズで撮影を楽しもうと思っていましたが7月注文(EOS R5正式発表日に注文)したが、2ケ月半でようやく入手しました。

とにかく殿様商売でしょうか?R5やR6本体も3ケ月以上待たねばならないし、RFレンズも2-6ケ月待ちが当たり前になっています。

 

サードパーティーの対応アダプターも当時品薄で、子供の新居祝いで大阪から名古屋に行くことが決まり祖父母に写真でもと考えた結果、購入予定になかったRF24-105mm F4L IS USMを急遽購入しました。

室内撮影も想定していましたので、F4では心配でしたが室内光でカメラの高感度性能とカメラ本体+RFレンズの手振れ補正(8段)でISO800で1/30秒では余裕、ISO400 1/10秒でも手持撮影できました。

更新: 2021/01/22
外観

24-105㎜はEFレンズにもあるが、保有せず。

RFレンズはEFレンズ対比で高価に価格設定されています。

口径が大きくなったことや、使用しているレンズ群もコーティングやレンズの種類も良いものを使ってはいますが、Lレンズ中心にEFレンズを資産と思い買ってきましたが、さすがにRFレンズをEFレンズ保有分に合わせて購入するには、お財布的に宜しくない♪

 

EOS 5DMarkⅣを保有し使っていますので、EFレンズを売却もまだできません。

話がそれましたが、EFレンズの購入を順次行っていた時にEF24-105㎜は購入しませんでした。

Lレンズの中で購買意欲が沸かないレンズの一つでした。

 

今回は仕方なく(手ごろな価格で買えるレンズで、在庫があったのがこれしかなかったからです。RF50㎜F1.2もありましたが、カメラと同時購入にはつらいものがありました♪)購入しましたが、なかなかいいレンズでした。

 

やはり口径が大きくなったことが良い方向に出ているのかなあと感じています。

EOSR5装着時にはバランスもいい感じでした。

コロナ禍でプライベートでなかなか撮影に行けないのが残念です。

 

 

 

更新: 2021/01/23
機能性

旅行用レンズと考えれば良いレンズです

EF16-35㎜ F4,EF28-70mmF2.8,RF24-105mmF4の比較

 

重量は700gでEF16-35㎜とEF28-70㎜の中間

口径は77㎜でEF16-35㎜F4と同じ

大きさは107.3㎜x83.5Φでこの3つの中で最小。

IS(手振れ補正)は5段補正で一番手振れが効きます。

レンズ構成も14群18枚とEF両レンズより上回っています。

 

【描写比較】

ズームレンズのF4遠しですが、EOSR5の本体性能にマッチした万能レンズと思います。

室内撮影 F4 100㎜ SS1/10秒 ISO400 露出±0

 

 

犬の置物の頭部のみを拡大します。

 

RF24-105㎜ 
RF24-105㎜ 100㎜

単焦点EF100㎜+純正リングアダプター
単焦点EF100㎜+純正リングアダプター

 

F4 50mm SS1/10秒 ISO400

RF24-105mm 50mm
RF24-105mm 50mm

EF50mm単焦点
EF50mm単焦点

SONY α7RⅢ+24-70㎜ F4 50mm
SONY α7RⅢ+24-70㎜ F4 50mm

周辺光量は広角端F4絞り開放では落ちますが、F8まで絞れば問題ない。

露出調整やISOを1000程度にすれば室内でも十分撮影可能(室内光で十分)。

Lightroom等で十分に修正も可能です。

すべて犬の置物にピントを合わせましたがややSEL2470OZが甘くなっています。 

 

仕方なく購入したレンズでしたが、EOSR5との組み合わせで単焦点に近いレンズ性能があり、屋外撮影では「キレキレの画像」撮影が可能です。

*屋外写真はプライベート写真(家族が入っている)ばかりですので、春先に逆光性能も含めて追加でレビューします。

 

*今回比較したレンズ

 

更新: 2021/01/26
実用性

R5と屋外では万能、屋内や夜間でも十分使用できるレンズ

EF24-105mm F4 IS Ⅱ USMの評価は良くなかったのですが、RF24-105mm F4 IS USMは万能レンズかもしれません。

 

屋外撮影例

F4 24mm ISO100 1/4000秒

F8 24mm ISO100 1/250秒

参考 SEL2470OZ F4 24mm ISO100 1/5000秒(α7RⅢ)

RAW撮影 周辺収差修正/他の補正なし

 空の感じはRFレンズF4が近い。

逆行耐性もあるように思えます。ゴーストも良い感じです。

周辺解像度比較

 

周辺光量はF4では落ちますが、F8では問題なし。

 

動画撮影をしましたので紹介します。(室内収録・照明蛍光灯のみ)

EOS R5 4K60P ProRes-RAW NinjaV及びCfexpress Card収録

Adobe Premiere Pro CCでプロキシ編集。

調整レイヤーにてカラコレ及びLUTを当てました。*LUTはCFexpressカード収録には当てず。

*本格的には今春「桜」の開花を待って撮影に行きたいですね。

 

画像詳細
画像詳細(NinjaV収録)

各30秒にカットし、1分の動画にしています。2パス50/60Mbps書き出し。音声カット。

 

編集PC

i9-10900K

GTX1070

DDR4-3200 64GB

作業デバイス NVMe M.2 SSD

+エンコードはCPUエンコード(ソフトウェアーエンコード)

 

ProRes 10bit収録 NinjaV

 

 

ズーム操作のリングがやや「硬く設定(調整可能ですが)」になっていますので、手持ち撮影時にNinjaVを載せたままのズームは少し辛いですね。NinjaVを使用した撮影は三脚使用ばかりでしたので

今回良い経験になりました。

あとは動く被写体はAFが追従しますが、今回のような撮影はやや迷いがあります。

今後の課題です。

 

 

 

 

 

  • 購入金額

    140,000円

  • 購入日

    2020年09月18日

  • 購入場所

    ヨドバシカメラ梅田

21人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • jive9821さん

    2021/01/27

    EF 24-105mm F4L IS USMは買わないで正解だったでしょうね。
    私は一応使っていますが、描写はLレンズというには不満が残る
    ものでした。

    私が使っているような旧世代カメラでも微妙な描写ですから、EOS R5
    の高精細さには到底耐えられなかったと思います。
  • kensanさん

    2021/01/27

    jive9821さん

    EF24-105㎜はCanonギャラリーで5DM4で試し撮りしましたが、うーんということで購入しませんでした。EF70-200㎜F4をその時に買おうと決めた次第です(野鳥撮影用)。

    RFレンズは相対的にいいのですが、何せ在庫がない事と、お財布に優しくないですわ。

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