レビューメディア「ジグソー」

アウトレットHDDという真相に近づいていくミステリー

 

1月末に Amazon のセールで 8TB が異常に安くなった期間が1週間ほどあったのですが、14,773円という破格で売られているのを見て購入。この時世、この価格で購入するチャンスはもうないだろう、という思いでした。

 

ただし、この価格の正体は「Amazon アウトレット」の商品だからです。
消耗品である HDD で「アウトレット」というのは正直怖いな、とも思ったのですが、どんな状態の製品なのか逆に気になってしまい、思わず購入していたという次第。

料理番組で「まずい」と紹介された食品が、どう不味いのか気になって購入している、あんなかんじです。

 

まず、僕のスタンスを説明しておいた方が良いと思うのですが、僕は中古品より新品派。
メルカリや中古ショップで買い物したこともなければ、開封済みの製品を購入したことも転売屋から購入したこともありません。車も新車で購入します。

以前、駐車場からバイクのフルフェイスのヘルメットが盗まれたことがあるのですが、それを誰かが被っていると思うと「気持ち悪い」と感じる性分です。

 それを踏まえ前提とした上で、個人的な感想として読み進んで頂けたらと思います。

 
まず、Amazon アウトレットについて。
ページでは下記のように定義されています。
 
”Amazonアウトレットは、倉庫内で梱包に傷を負った商品・お客様から返品された商品のうち、商品の状態が良いにも関わらず、Amazon.co.jp の厳密な基準では新品として販売しないものを「アウトレット品」という扱いで、お手頃な価格で販売しています。 また、倉庫内で保管され、賞味期限が近づいた食品を、お手頃な価格で販売しています。”
 
「Amazonアウトレット」で販売されているHDDは、中古品ではなく基本的に「再生品(リファービッシュ品)」や「外装不良品」 と分類されるようです。ただし、どういう状態なのか細かい状態は購入してみるまで分からないかんじです。
 
ということで、今回購入した HDD は果たしてどんなだったか、真相をみていきましょう。
 
 

■想定される「Amazonアウトレットの HDD」の主な状態と定義

  1. 未使用品(外装不良品・開封済み)

    • パッケージに傷や凹みがあるもの
    • 外箱が開封されただけで、HDD本体は未使用
  2. 再生品(リファービッシュ品)

    • 初期不良などで返品されたものをメーカーやAmazonが検査・整備して再販売
    • 中身はほぼ新品に近いが、使用した形跡があることも考えられる
  3. ほぼ新品(短期間の使用歴あり)

    • 一度開封され、短期間使用された後に返品されたもの
    • Amazonの検品で問題がないと判断されたもの

■中古HDDとの違い

  • 一般的な「中古HDD」は、個人や企業が長期間使用した後に売却されたもの で、摩耗や劣化が進んでいる可能性が高い。
  • AmazonアウトレットのHDDは 基本的に短期間の返品・検品済み品 であり、長期間使用されたものではない。

 

HDD という商品は、使用して読み書きすれば劣化するので良い買い物とはいえないはずなのですが、状態によっては、お安く購入できるチャンスといえます。くじびき???

 

 

 

 パッケージって、こんな下手な閉じ方してたっけ……。
チェックポイントの1つ、「パッケージに傷や凹みがあるもの=未使用品のアウトレット」となるため念入りにパッケージの穴を探したのですが、見当たらず。

 

この時点で未使用品という可能性はナシ。

 

 

 

 パッケージの裏には「検品済」という黄色いシールが貼られています。

そして、箱の蓋はセロテープで止められています。

 

この時点で、「開封済」が確定。

 

 

 

 ラベルは新しく貼りなおされており、「限定商品」と書いてあります。

 

 

 

 箱から中身を取り出す。
はみでとる……。

 

 

 

 プチプチから出してみると、帯電防止袋が破られた状態で出てきた。

 

いや、もうちょっと取り繕った形にしてもいいやん。

せめてセロテープでとめるなりしてもいいやん。

 

マジで、この状態で出てきて絶句。

 

 

 

 使用すると、この端子部分が擦れるので跡が付くのですが、とくに傷は見当たらない。
これは「開封したけど、未使用品」という逆転チャンス。

 

 

 

ひっくり返したところ。黒い油性マジックで落書きしてある。
はい、終了。

  

 

 

 何と書いてあるのか、読めない。
セオリーだと日付だと思うけど、どういう構成なのかイマイチ分からない。

 

購入して返品した人が書いたものなのか、再生品としてチェックした人が書いたものなのか、それすらも分からない。良い感じにミステリアス。

 

ここで考えるポイントなのですが、「再生品」と判断した人は誰かという謎が残ります。
Amazon の担当者なのか。

メーカー側に返品されて、メーカーがチェックしたのか。

 

メーカーがチェックするなら、ラベルを貼り返るなり、箱を新品にするなり、新品同様にして再度販売することもできるはずなので、やっぱり Amazon のところでチェックして再度販売されたと考えるのが自然でしょうね。

だとしたら、Amazon の担当者は何をもって再生品として販売できると判断したのだろう。

更新: 2025/02/19

中古 HDD のリスク

中古HDDは機械的な摩耗、熱膨張による劣化、磁気特性の低下、内部気流の乱れなど、さまざまな物理的リスクを抱えています。


1. 機械的なリスク(振動・摩耗)

HDDは回転ディスク(プラッタ)と磁気ヘッドが非常に精密な間隔で動作する機械装置です。

  • 摩耗:中古HDDは長時間使用されているため、スピンドルモーターやベアリングの劣化が進んでいる可能性がある。これにより、回転の安定性が失われ、読み書きエラーが発生しやすくなる。
  • 振動・衝撃:HDDは衝撃や振動に弱く、中古品では過去に強い衝撃を受けている可能性がある。内部のギャップ調整がズレていると、ヘッドクラッシュのリスクが高まる。

2. 熱的なリスク(熱膨張・温度変化)

HDD内部のコンポーネントは熱膨張によってわずかに変形します。

  • 長期間の使用で熱膨張・収縮の繰り返しが発生 → 筐体やディスクのわずかな歪みが蓄積し、アクセス速度が低下する可能性
  • 冷却性能の低下 → ホコリの侵入やサーマルペーストの劣化により、放熱が悪化しやすい。結果的にHDD内部の温度が上昇し、磁性体の性能が低下する。

3. 電磁気的なリスク(磁気劣化・信号ノイズ)

HDDは磁気を利用してデータを記録するため、電磁気的な要素が重要です。

  • 磁気特性の劣化:長期間使用したHDDでは、磁気ドメインの整列が乱れ、データ保持力が低下。エラー訂正機能が追いつかなくなることも。
  • 電磁ノイズの影響:中古HDDではコンデンサなどの電子部品が劣化し、ノイズ耐性が低下。結果として読み書き時のエラー率が上がる可能性がある。

4. 流体的なリスク(気流・ダスト汚染)

HDD内部はクリーンルーム並みの清潔さが求められる環境ですが、長期間使用されると微細なダストが蓄積する可能性がある。

  • エアフィルターの劣化 → HDD内部には微細な気流を制御するためのフィルターがあるが、中古品では劣化している可能性。結果として、内部に異物が混入し、ディスク表面を傷つけるリスクが増す。
  • ヘッド浮上の乱れ → 空気の流れが乱れると、磁気ヘッドが安定せず、データの読み書きに影響を与える。
更新: 2025/02/19

HDD 情報を調査してみた

 僕は安い時に HDD を購入してストックしているので、同じ商品の「新品」も手元にあったりします。記録を見ると、2024年10月17日に 16,557円で購入したとされています。型番も同じものでした。

 

ちょうど良いので、PCに繋いで「CrystalDiskInfo」を使用、HDD の健康状態を知るために SMART 情報を確認してみました。

 

左が再生品、右が比較用に「新品」で購入したもののデータ。

 

 

分かりやすいのが、電源投入回数のレコードで、9回 通電されており、2時間使用したとなっています。HDD が壊れていないか負荷チェックをかける作業をすれば2時間という数字になるはずです。おかしくない。ただ、返品するなりした本来の所持者は、何分通電して故障と判断したんだろう? そんなマッハでダメ出しして返品するものなの?

 

それ以外には変な数値は見当たらない。


SATAケーブルの接触不良など不具合があって、しかし HDD 側の不具合として返品されるケースもあると思うので、HDD に問題がないパターンなのだろうか。

更新: 2025/02/19

HDD 情報は偽装できるのでは?

販売元(出品者)が中古を取り扱うような業者では不可能ですが、一部のメーカーや再生業者は、HDDを整備する際にSMART情報を特殊なツールを使い、HDDのファームウェアを書き換えることでSMART情報をリセットすることが可能です。
正規のメーカーリファービッシュ品でもこの処理が行われることがあり、基板を新品のものに交換することで内部の情報を初期化することがあると思います。

ただし、今回の場合メーカー再生品だと思えないんですよね。

 

じゃぁ Amazon が再生品とした場合ですが、Amazon自身は販売プラットフォームであり、HDDの情報を操作することはないんじゃないかと単純に思います。

「Amazonが販売・発送」ではなく「マーケットプレイスの出品者」から購入した場合、悪質な業者がリセット処理をして「新品に見せかけている」可能性は否定できないのですが、今回間違いなく Amazon だったので。

 

確認しなくてはいけないポイントは、以下。

 

  1. SMART情報を詳細にチェック

    • 使用時間(Power-On Hours)が「0」に近くても、通電回数(Power Cycle Count) が多い場合、リセットの可能性あり。
    • 代替セクタ(Reallocated Sectors Count) に異常がないか確認する。
  2. シリアル番号をメーカーサイトで照会

    • Seagate、Western Digital などのメーカーでは、シリアル番号から製品の保証状況を確認できる。
    • 本来の製造年月とズレがないかをチェック。
  3. 販売元を確認する

    • 「Amazon.co.jpが販売・発送」なら比較的安心。
    • マーケットプレイスの出品者の場合、評価やレビューをチェックする。

 

HDD情報を確認するかぎり、上記のチェックはクリア。
しかし、「ハードウェア ECC検知エラー回数」が比較的多いのが気になります。

更新: 2025/02/19

「ハードウェア ECC検知エラー回数」という項目について

ハードウェアECC検知エラー回数(Hardware ECC Recovered または Hardware ECC Recovered Errors)の増加は、HDDのデータ読み取り時にエラー訂正が頻繁に発生していることを意味しています。この数値が増加する原因として、以下のような不具合が考えられると思います。
 
  • HDDのプラッタ(ディスク面)の磁気が弱まると、読み取り時にエラーが発生しやすくなります。これは特に長期間使用したHDDや、通電時間が長いHDDで顕著になります。

  • HDD内部の磁気ヘッドが摩耗または劣化していると、正常にデータを読み取れずECCによる補正が増加します。ホコリや微細な汚れの付着が原因で、ヘッドが正しく動作しないこともあります。
  • 使用中の振動が大きいと、ヘッドが正しくトラックをトレースできず読み取りエラーが増加します。特にノートPCや外付けHDDで移動しながら使っている場合、影響を受けやすいです。
  • SATA/USBケーブルの接触不良や、電源供給の不安定さ(特に外付けHDDのACアダプタ劣化)が影響することがあります。電力不足が原因でデータ転送エラーが増え、ECC補正が頻繁に発生する可能性があります。
  • HDDのファームウェアにバグがある場合、誤ったECC処理をしている可能性もあります。メーカーの公式サイトでファームウェア更新情報があるか確認します。すでに物理的なダメージを受けたセクタ(代替処理されていない不良セクタ)が増えていると、ECC補正が頻発します。「代替処理済みのセクタ数」や「代替処理保留中のセクタ数」 も増加していないか確認します。

ECC検知エラーの増加は、HDDの劣化、物理的ダメージ、ケーブル・電源トラブルが主な原因となっています。特に 不良セクタが発生している場合は早急なバックアップとHDD交換をした方が良いです。

更新: 2025/02/19

「UltraDMA CRC エラー」の数値との考察

ハードウェアECC検知エラー回数の数値は大きい数字ですが、今回は「UltraDMA CRC エラー」の数値はゼロです。

  • ECCエラーが多い = データ読み取り時に頻繁にエラー訂正が発生している
  • UltraDMA CRC エラーがゼロ = データ転送時(HDD ⇔ PC)の通信にはエラーが発生していない

つまり、HDD内部での読み取り精度の問題が主であり、SATAケーブルやマザーボードの影響ではなく、HDD自体の劣化が疑われると推測できます。

 

UltraDMA CRC エラーとは、HDDとマザーボード間(SATA/IDEインターフェース)で発生するデータ転送エラーを示す値です。これがゼロなら、SATAケーブルやマザーボード側の接続不良・ノイズの影響は考えにくいです。

考えられる結論として、HDD内部でのデータ読み取りは不安定だが、PCへのデータ転送は正常。

つまり HDDの寿命が近づいている可能性がある、と考えるのが普通です。

以下の値も確認します。

  • Reallocated Sectors Count(代替処理済みセクタ数)
  • Pending Sectors(代替処理保留中セクタ数)
  • Uncorrectable Sectors(修正不能セクタ数)
  • Seek Error Rate(シークエラー率)

これらが増えているなら、物理的な劣化が進行中なので、その HDD は諦めた方が良いです。

今回は、とくに問題は見当たりません。

更新: 2025/02/19

結局、不良品なのか?

ECCエラーの数値だけを見て不良と判断するのは早計ですが、他のSMART情報と合わせて異常がないかを確認するのが重要です。

 

ECCは、HDDやSSDのデータを読み書きする際に発生する小さなエラーを検出・訂正する機能です。

HDDの場合、磁気ディスクにデータを記録する際の微細なエラーを訂正するため、通常の動作中でもECCエラーが発生するのは一般的です。SSDの場合も、NANDフラッシュメモリの特性上、データ読み出し時にエラーが発生するのは避けられないため、ECCで訂正される回数は通常でも多くなります。

 

新品 HDD の場合

  • 大容量HDD(特にSMR方式)はECCエラーが出やすい。
  • 低品質の磁性体を使用している場合、エラー発生率が高めになることがある。
  • メーカーによっては、最初から高めのECCカウントが記録されることがある。

新品 SSD の場合

  • TLCやQLC NANDはECCエラーが出やすい(QLCは特に高い)。
  • 新品のSSDでも、通電時に自動的にセルの初期化が行われるため、ECCエラー回数が増えることがある。
  • 高密度NAND(3D NAND) ではエラー率が増えやすいが、これは設計上想定されているもの。

 

上記は「新品」の場合ですが、新品のHDDやSSDでもECCエラーがある程度記録されるのは普通です。ECCエラーは自動訂正されるため、即座に故障というわけではないです。
ただし、代替セクタの増加やUNCエラー(訂正不能エラー)が発生している場合は要注意です。

 

今回は、ECCエラー回数が高くても、以下の項目に異常がなかったので問題ないと判断します。 

  • 代替セクタ数(Reallocated Sectors Count)が低い
  • 現在・最悪の値(Current/Worst)」がメーカー推奨範囲内
  • UNC(Uncorrectable Sector Count)が発生していない
更新: 2025/02/19

ST8000DM004 モデルの仕様

 ECCエラーが出やすいのは SMR方式の大容量 HDD のため、仕様を確認します。  
  • 容量: 8TB
  • 記録方式: SMR(Shingled Magnetic Recording)
  • キャッシュ: 256MB
  • 回転数: 5,400 RPM
  • インターフェース: SATA 6Gb/s
  • 用途: 一般的なデータストレージ、低負荷のデスクトップPC向け

 

SMR方式の影響

SMR方式とは、トラックを部分的に重ねてデータを記録することで、記録密度を向上させる技術です。しかし、以下のような特徴があります。

 

メリット

  • 高い記録密度で コストパフォーマンスが良い(大容量で低価格)。
  • 低負荷のデータ保存用途(バックアップやアーカイブ)には適している。

デメリット(ECCエラー関連に特化)

  • 書き込み性能が低い(上書き時に影響が出やすい)。
  • ECCエラーが発生しやすい(特にランダム書き込みが多いと訂正処理が増加)。
  • 書き込み後の遅延(書き戻し処理) が発生し、パフォーマンスが不安定になることがある。
  • NASやRAID用途には不向き(一部のNASメーカーではSMRモデルを推奨していない)。

 

SMR方式のHDDは、書き込み時の再配置(ガベージコレクション)によってECCエラーが増加する傾向があるため、新品でもSMARTのECCエラーカウントが高めになることがあります。これは SMR 特有の動作によるものです。高負荷な書き込み(大量の小さいファイルの書き込みやRAID運用) をすると、エラー回数がさらに増加する可能性もあります。

 

ですので、ST8000DM004 モデルはSMR方式のため、ECCエラーが比較的多く記録されるのは仕様上、ある程度は正常な範囲と考えられます。

ただし、購入経緯がアレですので、代替セクタ(Reallocated Sectors Count)やUNCエラー(Uncorrectable Sector Count)が発生していないか確認し、異常が見られる場合は早めにデータをバックアップするのが安全だと思っています。

更新: 2025/02/19

闇にちかづく

 そういえば、関係ないですが、HDDをセットした時に初期化だけされていました。
もう1つ繋いだのは新品の方ですが、認識に違いがあります。

新品の HDD って初期化が必要なのですが、この再生品は既にしてありました。なぜかフォーマットはされていないですが。 

 

 

 

数値を偽装しているのか全く分からないため、メーカーHPにアクセス、シリアル番号から製造年月を調べてみました。 

 

 

調べた日から、ちょうど2年後、2年以上の保証があることが分かりました。この商品の一般的な保証は2年以内らしいけど、2年以上あるパターンもあるんですね。
めちゃくちゃ保証が手厚いな……。長時間使って、壊れたとしても交換されるのか

確かにメーカーが破棄するにしても、ある程度使用してもらってから破棄した方がもったいなくないもんな。

 

ちなみに、新品の方は「2026年3月18日」までなので、保証が切れるのは1年後になっています。

 

これは、どっちが得なのか……

 

更新: 2025/02/19
デザイン性と機能美

大容量ストレージ

低コスト・大容量を重視したSMR(Shingled Magnetic Recording)方式のHDD です。主にデータアーカイブ用途向け に設計されており、連続した大容量データの書き込みに適していますが、高頻度の書き換えやランダムアクセスには向きません。コストパフォーマンスを重視し、大容量ストレージを低価格で提供することをコンセプトにデザインされています。

更新: 2025/02/19
メンテナンス性

エントリーモデルの性

長期間の安定運用には注意が必要です。メンテナンス性の面では、定期的な調整や書き込み負荷の管理が推奨され、エラー検知時には早期バックアップするという使い方が重要です。

特に、経年劣化によるパフォーマンス低下を考慮し、監視ツール(SMARTチェック)を活用 することで故障リスクを抑える運用が求められます。

更新: 2025/02/19
コストパフォーマンス

コスパは用途次第

低コストで大容量を提供するストレージであり、価格対容量比は優秀 です。しかし、書き換え頻度の高い用途には不向き で、主に データアーカイブやバックアップ向け。

コスパは用途次第で、長期保存用途なら優秀、頻繁な書き換え用途ではパフォーマンス低下に注意が必要だと思います。

 

今回、興味本位で HDD のアウトレットを購入してみましたが、自分的には良い買い物ができたと思いました。中古に手を出すことは無いですが、アウトレットは注意深くみていきたいと思います。

  • 購入金額

    14,773円

  • 購入日

    2025年02月17日

  • 購入場所

    Amazon

12人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • Takahiroさん

    02/20

    海門のDM系はとにかく安い!!ですが、信頼性がとにかく微妙なので『安物買いの銭失い』にならないよう慎重に考えるべきだと俺は思う人です。 ちなみにNAS用・エンプラサーバー用も『安物買いの銭失い』と言える数値を叩き出すモデルがあります。
    基本的に海門製は購入自体をよく考える必要があるかなぁ・・・と。
    https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240809-3001029/
  • cybercatさん

    02/20

    Amazonのアウトレットは多少バクチ要素ありますね。

    自分はHDDは、USB接続のWD_BLACKを時期を空けて二つ買いましたが、ひとつはほんとに外装破損で、箱の隅がつぶれていて、外箱は開封検品した形跡がありましたが、中は未使用。あとひとつはyasukawaさんのレビューの品のように、HDD外側のビニールなどを破った痕があり、電源投入履歴がありましたね。ただどちらも新品購入品と同じく現役で使えていますが。

    一方、楽器の専用ケースも一度Amazonアウトレットで購入たことがありますが、こちらは私には新品との違いが判りませんでした。ま、ケースなので楽器を保護するために購入したので、多少外装汚損があっても構わなかったのですが。
  • yasukawaさん

    02/20

    https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240809-3001029/

    統計学的に Seagate の故障率が少ないというような記事で、どう見たらよいのか正直わからなかったのですが、エンタープライズ向けのストレージサーバに SAS HDD ではなく安価な SATA HDD(CMR)を使っているところが多いという統計にビックリしました。仕事大変そう。
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