メダロットのデザインという方が有名でしょうか。

桜国ガイストのエクス（モンスター的存在）のデザインもされていらっしゃる藤岡建機さんのコミックです。

作中のメカのギュッと詰まったデフォルメ感のあるデザインは、ワクワクします。

翻って、人物の関節などは、デフォルメが効きすぎて、逆に反ってしまったりして、違和感を感じます。

冒頭で、ヒロインが助けを求めて、見ず知らずの主人公の所に飛び込んで来る場面がありますが、その時の足の逆反りっぷりが人類とはかけ離れた感じを受けてしまって、ちょっと入り込むのに躊躇がありました。

人物の描き方になれていないだけなのかもしれませんが。

あくまで、私個人の感想ではありますけれど。

この作品以降に描かれている、と思われるメダロットのコミックなどでは、そういった違和感がなかったように感じました（表紙と冒頭を立ち読みした程度ですが）し、桜国ガイストでのエクスのデザインでも感じたりはしませんでしたので、初期作品ゆえのもの、かなあ。