先日購入したN-BOXと同時購入のドライブレコーダーです。

N-BOXのレビューでも記載しましたが、私は余りクルマを運転しません。
納車から一月半で漸く100km走りました。
このペースで行くと、年間1,000kmも走らないことになります。

そんな買い物&家族送迎クルマ(最寄駅-自宅間)なので、カーナビもエントリーナビ、ドライブレコーダーも純正のラインアップの中では一番安い液晶モニター付ドライブレコーダーにしました。(税+取付費別で19,800円)
市販品の相場では決して安くはありません。

高額のドライブレコーダーであれば、フルHD解像度で録画し、記録画像を7インチ以上のカーナビゲーション画面に映したり、駐車中の衝撃感知で画像を記録したりと機能満載なのですが、最近煽り運転者に関連した事故が多く報道されているので、取り敢えず証拠作成用に購入しようと思い、一番安いのを付けといて！とセールスの方に頼みました。(軽自動車は煽られる確率が高いのではないかと思い込んでいます)

実は、契約時には、ドライブレコーダーを付けていなかったのですが、契約後に、やっぱり安くてもあった方が良いような気がして、契約後にセールスの方に追加でお願いしました。
自分で付ければもっと安いドライブレコーダーや、同じ金額でも多機能/高画質のものが選択できるのですが、運転頻度を考えると、変なドライバーに遭遇する確率も少ないし、ホンダ車は自分で配線等行う際に、スペースが少なく面倒な気がして、純正にしました。(メーカーに取り付けて貰うため)

取り付けは、N-BOXのフロントグラス最上部中央の安全運転支援用カメラの横(助手席側)に取り付けられていました。
車線逸脱や車両接近警報はドライブレコーダーではなく車両のカメラとミリ波レーダーで行っているので、単純に画像が撮れれば良いと考えました。

標準で8GBのmicro SDカードとPCで記録動画を見るためのSDカードアダプタが付属していましたが、記録時間は長い方が良いかな？と考え、家で余っている64GBのmicro SDに差し替えてみました。が、なんとexFATフォーマットを認識できません。

8GBのmicro SDカードは問題なく使えるので、SDHCであれば使えるのではないかという憶測の基、SDHCカードの最大容量である32GBのmicro SDカードを挿してみようと考えましたが、生憎32GBのmicro SDカードの持ち合わせが無かった(余剰のmicroSDカードでSDHCなのは16GBが最大でした)ので、秋葉原で購入して取り付けました。
やはり、32GBのmicro SDカードであれば問題なく記録できます。

仕様は以下の通りです。

本体は、6.5cm四方で奥行3.7cmという非常にコンパクトなサイズで、2.4インチの小型モニタが付いています。

本体のユーザーインターフェイスは極めてシンプルです。
メニューと上/下ボタンとSETボタンのみです。

メニューボタンを押すして、矢印マークの付いた上下ボタンでメニューを選択して、SETボタンを押すだけです。
トップメニューは、設定と再生のみです。

設定を選択してSETボタンを押すと、記録画質(標準/ロング)の選択と設定が可能になります。

記録は車内音声も記録されていますが、モゴモゴしていて極めて不明瞭なので、ぶつかる等の大きな音のタイミングを見る程度だと思います。

カタログには記録画像は1280x720と記載されていますが、記録された動画は1280x800で、下部にタイムスタンプと記録時のG(加減速度)の値が記録されています。

運転中に急カーブを切ると何処かからピーピー音が鳴るのですが、ひょっとしてドライブレコーダーが出している？(カーナビゲーションのジャイロセンサを使って車両が出しているかもしれません)

一応、LED信号機の表示も正しく記録されています。
録画は、基本的に2分毎に別ファイルとして記録され、micro SDカードの容量が一杯になると上書きを行います。

しかし、急制動等大きなGが掛かると、上書きされない記録モードで前後20秒(前12秒+後8秒)のファイルを自動生成して、最大20ファイルまで記録します。
手動で、記録された動画ファイルを上書きされないファイルに設定することも可能です。
勿論、micro SDカードをPCに接続して、動画をPCにコピー/移動することができます。

再生は、記録された動画ファイルが、タイムスタンプがファイル名として表示され、選択すると再生されます。

ファイル自体は、AVIファイルで、1280*800ドット 記録時間が2分間で58MB(標準録画モード:30fps) 映像が3,798Kbps 音声が16bit モノラル128kbpsで記録されます。
ファイルサイズが小さいのは、突然電源を切られた時に、消失ファイルを短時間にすることを配慮したものか、メモリ容量が一杯になった時、最低限の削除容量でオーバーライトするためか分かりませんが、いかにもドライブレコーダーらしい記録方法です。
例えば、大きなサイズで画像を記録すると、駐車等でいつ電源を切られるかドライブレコーダーは判らないので、最悪の場合、大きなファイルを記録できないままシャットダウンしてしまいますが、小さなサイズだと、駐車場に止めて、エンジンを止める間にファイルを記録している可能性があります。また、記録画像用のバッファメモリも少なくて済みます。

しかし、記録されたファイルを見てみると、中途半端な小さなサイズのファイルが記録されていているので、推測ですが、エンジンを止めてアクセサリー電源を切っても(N-BOXは、プッシュボタンでのシャットダウンなので、エンジン停止=電源カットになります)、バックアップ用電源でシャットダウンまでのファイルを記録しているのかもしれません。

転ばぬ先の杖としては、OKなのではないかと思います。