消すことができるサインペンです。
全24色あるので、ちょっとしたお絵かきやぬりえから卓上サイズのPOPなど幅広い用途に使える製品です。家庭でも職場でも1セットあると楽しめる色揃えです。
技量によってはすてきな作品ができるかもしれません。
アンダーラインは引いた後が大切
本や書類を読む際にアンダーラインを引くために利用しています。
ペン先が丸型なので、小さな字は書けませんが、余白にしるしやメモの書き込みもできます。
本に線を引くとき、消してまた書けるのは大変便利です。
パイロット社のフリクションペンには、マーカー用のシリーズ(フリクションライト)もあるのですが、気に入った色がなかったりしたので、こちらの フリクションカラーズにしました。
イエロー、ピンク、ライトブルー、ソフトグリーンなどの淡色系なら、引いた線が本文の文字に重なっても読むのに差し支えなくマーキングできます。
ただ、色どうしが重なると見にくくなることはあります。
もし、読みにくくなってしまっても、消せます!
勉強格言で、”アンダーラインは2度めに読んだときに!” というのがありました。
(「『ホイホイ勉強術』ゴマブックス 1974/7 多湖 輝」 にそうあった気がして見返したら203ページにありました。)
そのココロは、「通読未了で1冊全体を見渡せていないうちには、どこがその本の中でほんとうに重要かわからないよね? 」ということです。
そんなときにも、このペンなら、初めからとりあえずラインを引きながら読んでいってあとから見て修正したいとき、消したり他の色で引き直したりできます。
要領よくアンダーラインを書いたり消したり、他にも書き込みしたり、ふせんを貼ったり・・・そうして本の内容を脳に染み込ませていきます。
ペンの進化は人知れず
消すときは、キャップの先端についたラバー部でこすります。
おそらく固めのシリコンでできていて、カスは出ません。したがって摩耗は少ないですが、もしラバーが汚れているとそのまま紙に汚れが移るので注意します。
消える原理は、こすったときの摩擦熱でインクが反応して色が見えなくなるというものです。
(消えても、インク自体は紙面に残っているので、-20℃ に冷やすと色が戻るそうです。ためしていませんが。)
消し方について、パイロットの説明にはただ「こする」としかないのですが、経験的に気付いたことがあります(理屈が合っているかわかりません)。
- 消すのは書いた直後よりも乾いてからの方がよい
インクは速乾なので通常の筆致を消すには問題ないのですが、ときにインクが微妙に紙面に溜まることがあって、そのような場合インクが不用意に広がったり紙の繊維がゆるんでいるかもしれないからです。 - 軽めのタッチで速いストロークで連続的にこするのがよい
紙を傷めず効率良い発熱に向けた努力ですww
まあ、気分の問題かもしれませんが。
辞書のように薄い紙でもサッとマークするぐらいでは裏写りはしません。
これは、近年の紙がよくできていているせいかもしれないし、このペンのインクは消されることが重要な機能の一つなので、染み込みにくい設計になっているのかもしれません。
消す際には紙面とラバーで瞬間とはいえ熱を起こすほどの摩擦動作が必要なので、表面がもろく毛羽立っているような紙やティッシュや紙ナプキンのようなやわらかい紙には書くことはできても、消すことは難しいです。一般的なコピー紙程度なら大丈夫です。
ペンも紙も多様かつ安価に供給され、普段何の気なしに使っています。それらは実はいろんな要素から成り立っていていつの間にか進化しています。それがそれぞれ専門の方の頑張りによるのかと思いを馳せると胸があつくなります。
取扱説明書:
http://www.pilot.co.jp/support/フリクションシリーズ 取扱説明書.pdf
セット売りでは、12色、6色の設定はあるようですが、24色セットはありません。
好みの色を数本だけ買えるのは助かります。
通販サイトでは全色扱っていないサイトもありました(ロハコ)。
1本あたり97円
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購入金額
0円
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購入日
2016年頃
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購入場所
千葉ロフト/ロハコ
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