ここ最近で良い買い物をしたなと思えたアイテム ── 加湿器。
もっと早く買っておけばよかった。
僕はあまり風邪を引かないのですが、しかし冬になると咳がとまらなくなることがよくあります。
会議の時、電話の時など、咳き込みながら喋ると相手が心配しだして会話どころではないので良くないのですが、今年は加湿器のおかげがすこぶる快調! あんなに喉がうっとおしかった冬の季節が嘘のようです。
今までは加湿器ごときにお金をかけるのもなぁ…と思ってはいたのですが。
加湿いいですよ、加湿。
調べてみると、ガンガン暖房を効かせるより、室内温度そのままで湿度をちょっと上げるだけで、温かくなるようです。
冬は温度も下がるのですが湿度も下がるので、それで身体が寒いと感じます。
温度だけでなく湿度もコントロールすることで、快適なライフスタイルをデザインできるというわけです。
室温 20℃ 前後でも、湿度を上げることでかなり温かくなります。
デザイン的には、まさに家電! という感じの白くてでかい箱なのですが、前面をすりガラスのようなパネルがはめられており、少しお洒落になっています。
必要なのは、過湿が必要なのかどうなのか。
基本「お任せ」モードで運用されるため、あまりこのメーターを確認することもないのですが、分かりやすくはなっています。
床に置いて使うので、操作は楽です。
ウチの場合、加湿しっぱなしなので、電源 ON/OFF ぐらいしか触ることないです。
稼働音なのですが、強風にしている場合はゴーッという音で気になりますが、通常運転では全く気になりません。
無音ではなく、扇風機っぽい音がしていますが、想定内です。
今まで目がなんか疲れるなぁとか、喉が痛むとかよくあったのですが、全くそういうことがなくなりました。加湿めちゃくちゃ大事。
タンクに入った水は、稼働しっぱなしで24時間でちょうどなくなるといった感じ。
寝る前に水を入れる、というルーチンを欠かさないことで常時連続稼働で僕もみんなも幸せです。
1ヶ月使ってみて、電気代はたぶん 50 円くらいな気がする。初期投資はするけど、安い。
気になるお手入れですが、基本、水道水ですすぐだけ。
フィルタ部分は押し洗いすると書いてありますが、とくに気になることはなく、腹巻みたいな立体裁縫のフィルタをきゅっきゅと水ですすぐ感じで終わりました。超らくちん。
このフィルタが「長寿命加湿フィルター」という商品名で、10年交換が不要というのは、かなりメリットですね。
また水タンク周りには「イオン除菌ユニット」というバイオな部品が組み込まれており、水を清潔にしていて安心です。
こうして書いていても、良い商品ですね。
デザイン的にもうちょっとかっこよければ文句ないのですけど…。
ですが、湿度をコントロールした生活と言うのがこんなにもよかったなんて想像もつかず、もっとはやくにやっておけばよかったという、そんな後悔の方が多いです。
今はリビングに置いているんですが(ウチは吹き抜けが全室まで繋がっている)、これ1台で賄っているのですが、寝室にも小型でいので専用機を置きたいという感じ。
美容と床暖房と加湿
石油ファンヒーターやエアコンは簡潔でカンタンですが、空気を乾燥させ、肌を乾燥させます。
その点、床暖房は輻射熱なので、女性のお肌に優しく美容に良いというメリットがあります。
これに、加湿器による加湿を加えることで、奥様も大喜び。
超音波加湿器について
スチーム式は清潔というメリットがあるけど、電気代がかかるので構想外。
超音波式は、超音波で水を振動させて細かい粒子にして噴出さえるという、いわゆるミストを出すもの。
機械自体が小型化できて機構も簡単なためコストも下がり、価格が低いというのが最大のメリット。ただし生水そのまま噴出しているので、使う水が清潔でないと雑菌を室内にまき散らすというかなり怖いバイオハザード状態に…!
常に清潔にしておく必要があり、お手入れが大変な超音波式も構想外。
気化式は、水を含んだタオルを蒸発させるようなイメージなのだそうです。内部メカニズム的には、水を含んだフィルターにファンが風を当て、その気化した水蒸気を放出するという単純なものです。
最近では、DCモーターという低電力ハイパワーのモーターがあるので、そのモーターを採用した高級機の場合、24時間稼働させてもそんなに電気代がかからないらしい。また、抗菌フィルターの性能が向上しているため、メンテナンスも手間がかからないとのこと。
有名家電メーカーの最新機種は、ほとんどがこの「気化式」が採用されているようです。
快適な温度とは
湿度は 40% ~ 60% を目安にすると快適なんだそうです。
湿度に関しては、土地の条件や計測する機器の癖もあるようなので正式に標準な数字というものがないようですが…。
ウチの場合、冬に24時間換気システムだけ稼働している状態で、湿度は 40% 以下という数値。
標準的な快適指数では、湿度は 50% 前後とのことなので、あまり快適とはいえません。
また、キッチンで調理後に匂い除去のために換気扇を回していたところ、なんと湿度が劇的に下がって 30% 以下に…。
その後いろいろ試してみたところ、窓を開けて換気したりするだけで、すぐに 30% 以下になると分かりました。外って意外に乾燥してるんですね!
加湿の重要性
理由は家を構成する木材が、乾燥しすぎても駄目だから、長持ちさせたいなら加湿しておいて損はないだそうです。
また、加湿器には空気清浄機と一体になった高性能機があるのですが、これは加湿専用機の値段の3倍から4倍します。
空気清浄機能に関しては、一条は換気システムが実装されているので必要ありません。
加湿だけに特化した加湿器を購入することで大幅コストダウンです。
また空気清浄機能付きは、フィルタにゴミがたまるのでお手入れ・メンテナンスが大変です。
正面の半透明のパネルの質感は好き
シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴です。ホワイトを基調としたカラーリングで、どんなインテリアにも馴染みやすく、コンパクトなサイズ感が部屋に圧迫感を与えません。上部には操作パネルが整然と配置され、直感的に使いやすい印象を与えます。全体的に洗練された外観で、モダンな空間にも自然に溶け込みます。
デザイン面について、特にこれといったデザイン思想は感じません。
快適な湿度環境を提供することを重視した設計思想が反映されています。省エネ性能と静音性を兼ね備え、効率的に加湿を行いながら、使用中の快適さを追求しています。さらに、清潔を保ちやすい衛生設計を採用しており、タンクの取り外しやお手入れが簡単にできる点が特徴です。また、上部給水方式を採用することで、使いやすさと利便性も向上しています。
手軽に洗える
長期利用を前提にした高い耐久性が特徴です。
丈夫な素材を使用し、適切なメンテナンスを行えば、長期間安定した性能を発揮します。
フィルターやタンクの取り外しが簡単で、衛生面にも配慮されており、日常的な手入れが簡単です。また、静音設計が維持されており、使用頻度が高くても快適に使い続けられます。
水回りは丸洗いができるので掃除は楽です。
フィルタは水道水の成分で黄色く変色していくので、ある程度の覚悟は必要。
性能を考えると良い
価格に対して高い性能を提供しており、コストパフォーマンスに優れていると思います。
省エネ設計や静音性、便利な機能が搭載されており、必要な機能がバランスよく揃っています。
長期使用を考慮した耐久性やお手入れの簡便さもポイントで、価格以上の価値を感じられる製品です。
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購入金額
19,800円
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購入日
2023年01月04日
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購入場所
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