以前並行輸入品でひどい品を掴んでしまい、国内正規品を改めて調達した結果無事に使えた、SanDisk製のUSBメモリーがありました。
今回取り上げるUSBメモリーは、実はこれと同時に調達していたのですが、これが無事に動いた時点で満足してしまってその後開封することすら忘れていた品です。
同じSanDisk製の32GB USBメモリーですが、前述のものとは異なるCruzer Fitと呼ばれる小型版であり、USB 2.0までの対応で速度性能は全く追求されていない製品ラインのものとなります。
確かに実物を見てみると、写真で想像していたよりも小さく感じられます。キャップと本体の大きさが大して変わらないほどです。
よくキャップ付きのUSBメモリーを見ると「キャップをなくしそう」という感想を持つのですが、この製品の場合にはキャップ以前に本体を先になくしそうです。
ちなみに私が買ったのは写真の通りキャップ付きですが、Amazonで商品ページを見てみるとキャップの有無は選択できるようです。
速度性能は期待できない。小ささに価値を見出せるか
それでは、まずはいつも通りベンチマークテストの結果を掲載します。本来ならば本製品はUSB2.0までの対応であり、USB2.0の端子に接続してテストを行うべきなのですが、端子の空きの都合上いつも通りのASUS P6X58D-EのUSB3.0端子に接続して計測しています。
USB2.0の理論値であれば、最大転送速度は480Mbps(=60MB/s)なのですが、過去に使った高速型のUSB2.0対応製品でも40MB/sを超えることはまずありませんでしたので、実効速度の上限はその辺りと考えられます。
それを踏まえてみても、この製品の速度は決して褒められたものではありません、読み出し速度で30MB/sを少々超える辺りですし、書き込みに至っては10MB/sを少々超えた辺りで頭打ちになってしまいます。
この製品のメリットはあくまで小さいことであり、速度を求めて使うものではないことは間違いありません。もっとも、実物は確かに小さいと思うものの、実際にUSB端子に挿してみると意外とはみ出す部分が大きいことは気になるのですが…。
モバイルPC等で、常時挿しておいて内蔵HDD代わりに使うというのであれば、この製品のように小さいものが必要となるでしょうから、要は使い方次第ということです。個人的にはカーオーディオなどで一度書き込んでしまえば後はほぼ読み出しという使い方には、邪魔になりにくい分適していると感じられます。逆に頻繁にファイルの読み書きを行う環境では、速度性能の低さが気になってしまう可能性が高いでしょう。
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購入金額
886円
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購入日
2018年11月04日
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購入場所
Amazon
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2019/01/25
熱暴走でおしゃかに・・・・・・
その頃のモデルとは違うと思いますが、一応注意喚起をば^^;;
適度に使うなら良い感じでした。
jive9821さん
2019/01/25
コメント有難うございます。
はっきり言ってしまうと、このサイズのUSBメモリーを持ち歩いても直ぐに紛失すると思いますので、私の場合はバックアップ保管程度にしか使えないと思います…。