自転車の後輪についている歯車ですが、スプロケットと言います。
変速するために歯数の異なる何枚かの歯車が重なった構造になっています。
幼いころから自転車には長いこと乗ってますが、今回はじめて交換して正確な名前もやっと覚えました。
ZIGSOWのカテゴリーの自転車・パーツの中で「スプロケット」が独立していることも意外でした。
自転車のパーツは、同じ目的なのに価格が数倍~何十倍も異なるモノが存在していて、びっくりするやら わけがわからないやらということがしばしばあります。
そんななか、このスプロケットは、価格的には普及型グレード(マウンテンバイク用最下位の TOURNEY TX)です。
シマノの自転車パーツ
シマノのこのグレードの自転車パーツ製品は、価格が安くても品質はとてもよいと感じます。
スプロケットの他に、チェーン、ブレーキ、ディレーラー(変速機)、ワイヤーなど多くの種類が揃っています。
生産はほとんど海外のようですが、日本ブランドには信頼が厚いようで、中国製の自転車にも採用されていて比較的安価に高品質感を演出するのに役立っているかもしれません。
シマノのパーツには必ず説明書が添付されているし、より詳細なドキュメントも公開されています。
設計どおり正しく取り扱うことができ、これにより快調に使用できるので助かります。
スプロケットには、歯車の枚数と歯数にバリエーションがあります。
自転車の用途や使う人の体力や好みに合わせて選択できます。
今回は、交換する元のスプロケットと同じ規格にしました。
7枚構成で最小が12歯、最大が28歯となっています。
交換するためには、専用工具が必要です。一般に「ロックリング回し」と呼ばれる工具で、シマノのスプロケットのロックリングには対応した工具が提供されています。
交換前
交換する元のスプロケットは、たぶん、15年かそれ以上使用したものでした。
こちらの自転車です。
スプロケットは、おそらくシマノの純正品と思われます。
同じくらいの期間交換せずに酷使したチェーンの伸びとあいまって、走行中にペダルを踏み込んだ時にガガガという不快な異音とともにチェーンとスプロケットの歯がずれて空転する現象が頻繁に起こるようになっていました。
はじめ、後輪のハブの中のラチェット機構の不具合も疑いましたが、チェーンとスプロケットを交換して解決したので、ラチェットは健全だったようです。
快適な走行感
スプロケットとチェーンを交換すると、ペダルを踏み込んだ力が路面によく伝わっていることが実感でき気分良く前進できるようになりました。
変速動作も小気味良い動作音とともに無駄なく行われているようです。チェーンとスプロケットの歯の噛み合わせが改善されたからに違いありません。
オフィシャルマニュアル
http://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-CS0003-08-JPN.pdf
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購入金額
1,366円
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購入日
2018年01月15日
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購入場所
Amazon
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