レビューメディア「ジグソー」

「ほどほどのパフォーマンスと省電力性」が大事!使い勝手の良いサブマシンにやや古いワークステーション「hp Z230 TW」なのだ!

 

 

hp Z230 TW Xeon E3-1270v3 3.5GHz 16GB 500GB QuadroK600 DVDマルチ Windows11Pro64bit です。

 

最近、少し古いWork Station を入手しました。

 

NASの2ドライブも手に入ったので、今年は忙しいです。

 

 

ちょっと古い HPのWork Station のエントリーマシンです。

 

「危ないブツ」ではないので「シリアル」もあるし、付属品各種も「ほぼ完全」に揃っています。

 

当然、Windows 8.1 Pro 64-bit のライセンス、Windows 7 Pro 64-bit のダウンロード権もあります。
 

使い始める前にスペックなどを調べたのですが、想像したよりも遥かにハイスペックなのでびっくりしてしまいました。

 

最初は「エントリーマシン」と聞いたので期待は全くしていなかったのですが、現用の我が「サブマシン」よりもパフォーマンスが上でした。

 

これなら、OSのアップグレードとSSDドライブ換装が済めば、すぐに「新サブマシン」となりそうです。

 

それに、「TDP 約120W」と、古いのに電力は余り喰いません。

 

 

   主な特長

 

コンパクトで拡張性の高い新設計シャーシ

 

ミニタワー型の「Z230」は、スリムタイプのオプティカルドライブを採用するなど、従来モデル(「Z220」)と比較して容積比で約17%コンパクトになった。

 

また、スマートフォンやタブレットの急速充電が可能なUSBチャージングポートをフロントに備えている。

 


インテル最新世代のXeonプロセッサーを搭載

 

「Z230」は最新世代のインテル XeonプロセッサーE3-1200v3ファミリーを搭載(*1)し、優れたパフォーマンスと省電力性能を実現。


また、プロセッサー内蔵のグラフィックス機能(インテルHDグラフィックス)も大幅に性能が向上し、グラフィックスカードなしの構成でも3画面同時出力に対応する(*2)。


「Z230」は、3Dグラフィックスカード(AMD FirePro™ V3900またはNVIDIA® Quadro® 410)の2枚構成にも対応し、その場合は3Dアプリケーションの使用を想定した4画面表示も可能である。

 

*1:搭載プロセッサーは、インテル Xeon E3-1280 v3/E3-1270 v3/E3-1245 v3/E3-1230 v3/E3-1225 v3から選択可能。

*2:プロセッサーにインテル Xeon E3-1245 v3/E3-1225 v3を選択した場合のみ。
「Z230」はDisplayPort1.2×2+DVI-I×1の映像出力ポートを搭載する。

 

低TCOを実現する高変換効率の電源ユニット

 

「Z230」の400W電源ユニットは、92%の高変換効率(従来モデル「Z220」は90%)で信頼性の高い製品を採用し、TCOの低いワークステーション環境を提供する。


 

 

   ただ早いだけの、「ファーストインプレッション!」

 

  マシンは「速ければ速い程良い!」と言う物では無いのよ!

 

さっき持ち帰ったばかりの「ニューマシン」(自分にとっては)です。

 

ミニタワーでも「片手」で持つのは大変でした。

 

本当はもっとハイスペックなマシンが欲しかったのですが、贅沢は言っていられません。

 

(本機のPass Markのスコア)

 

9866と言うのがXeon E3-1270v3 3.5GHzのAverage CPU Mark の値です。

 


 

ちなみに、CPUがE3-1235の場合だと、スコアは上の画像の通り。

 

まあ、大差はありませんが本機よりはやや下回ります。

 

(少しでもスコアが高いと精神衛生上は良いのですが、はっきり言って「体感的」には余り違いはありません)

 


 

我がメインPCの i7-6700Kでも上の画像通りですから、そんなに劣るものでもありません。

 

(「そもそも、メインPCが遅いじゃん!」と言われてしまうと返す言葉はありません)

 

 

ちなみに、「現サブマシン」のAcer AG3605-78F/G に搭載されている i7-4770 が上の画像ですから、現サブマシンよりも「やや速い」です。

 

(と言っても、ほとんど同じ…)

 

毎日、メインとサブのPCを使って居ますが、双方でそんなに「パフォーマンスの違い」は感じられません。

な訳で、「古いワークステーション」とは言っても、我が家では間違えなく「バリバリの現役」なのです。

と言うか、メインマシンもCPUとGPUをもっと速いのに交換し、SSDも速いのにすればもう少しパフォーマンスは上がるですが、整備にはお金が掛かり過ぎて…。

                                       

 

(導入時点でのWinscoreShareのスコア。確かに、「グラボ」がしょぼい…)

 

確かに「グラフィック」はかなり弱いですが、「腐ってもK600」なので捨てる訳には行きません。

 

「サブPCに良いな~!」と思っていたのでので「この位のパフォーマンス」は出来過ぎです。

 

ところで、実際に入手したマシンと登録では仕様が多少異なっています。

 

(新規に登録するのが筋なのですが、ほとんど同じ仕様の物があったので流用しました

 

 (E3-1200ファミリーのパフォーマンス一覧)

 

上の画像はE3-1200ファミリーのパフォーマンス一覧ですが、はっきり言って「どれを使っても似たり寄ったり」です。

 

 

一応、CPU だけはXeon E3-1270 v3 3.5GHz で登録と全く同じです。

 

後は、メモリーは実機では16GBと多目に搭載されています。

 

 

それから、OSはWindows 8.1 proffesional 64bit です。

 

 

もっとも、

  • HP Operating System DVD Windows 8.1 Pro 64-bit
  • HP Operating System DVD Windows 7 Pro 32-bit
  • HP Operating System DVD Windows 7 Pro 64-bit
  • HP Driver Recovery DVD Windows 8.1 Pro
  • HP Driver Recovery DVD Windows 7 32bit
  • HP Driver Recovery DVD Windows 7 64bit

の6枚のDVDも付属していますが、Windows 8.1 Pro 64-bit 以外は、一切、使う予定はありません。

なお、2018年2月21日現在、Windows 10 Pro 64-bit にアップグレード済なので、結果的にWindows 8.1 Pro 64-bit のDVDも結局は全く必要ありません。

 

(悪い人は、こう言うのを「何とかオークション」で売りさばくのですかね?)

 

HDDは登録機は500GB内臓ですが、実機では1TBです。

 

 

メーカー名、型名は、「東芝 DT01ACA100」と言うHDDで、現在の実売価格4,000~5,000円の普及品でした。

 

 

HDDの速度も計って居ます。

 

遅いHDDなので、これで「普通のスピード」です。

 

グラフィックだけはQuadro K600 と、Quadro Kシリーズの中では最下位のカードが乗っています…。

 

電源は、タワー型の場合一律に400Wみたいです。

 

 

省スペース型は240W、タワー型は400Wみたいです。

 

電源に余裕がありそうなので、ハイスペックなグラボ以外は多少弄ってもお金が掛かりません。

 

(思わず「ラッキー!」と呟く…)

 

 

 

それから、「純正キーボード」と「 純正マウス」も付属しています。

 

HPのKBもMOUSEもしっかりとした作りで使い易いです。

 

(毎日、仕事で使ってるのと似た様な物です)

 

(DP-DVI変換アダプター)

 

(電源コード)

 

 ま、「特別にhpが好き!」と言う訳でもないのですが、 MADE IN TOKYO の文字は嬉しいです。

 

どうでも良いのですが、DP → DVI のディスプレイ変換アダプター電源コードも付いて居ます。

 

 

本当は、KBもMOUSEも普段使う物は幾つもあるし、おまけに複数マシンで切り替えて使っているので「余る」と言えば余ります。

 

 

   biosを「最新」にアップデートをしてみた

 

●biosファイルのダウンロード

 

現在のbiosに動作的になんら問題が無い場合はやらない方が良いです。

 

ただ、今回の様にかなり古いPCの場合、biosのアップデートによって新しい機能が追加されたりバグが取り除かれる場合があります。

 

特に、「Windows 10 のへのアップグレード」に関して何か問題がある場合も充分に考えられます。

 

HPさんはとてもユーザーサポートが万全で、常に色々な情報を発信しています。

 

HP上でも、「Windows 10 導入の場合はbiosのアップデートをお奨めします」と書いてあります。

 

ただ、「アップデートしないとどこどこに問題があります」とは書いてはありません。

 

実際に(場合に依ってはお金も使って)OSアップデートをしても、「biosが対応していないので動作しませんでした」と言うのも悲しい事です。

 

今回は、アップデートによるリスクも頭に入れながら、「biosのアップデート」に挑戦してみました。

 

 

HPに行くと、タイミング良く「2月1日付」で更新されたばかりのbiosデータが見付かりました。

これをダウンロードして置きます。

 

●気になる事

 

bios 1.58Rev.Aへのアップデートも済んだばかりなのですが、たまたまHPをチェックすると「気になる更新」を見付けました。

 

 

と言うのも、前記の更新の僅か1日後の日付で1.59Rev.Aのbiosファイルがアップされているのです。

 

本当に2月2日にアップされた物かどうかは分かりません。

 

(「日付けを溯ってップデート」と言うのは良くある事)

 

ただ、こんなに短期間での更新は「何かある!」と考えるのが普通。

 

確認のし様は無いのですが、「1つ前の更新には重大な不具合があった」と考えられます。

 

ま、実際に使って居て「これと言って問題は無い場合は無視して良い」とも言われているのですが…。

 

追記:20018年3月19日現在、1.59Aへのアップデートは終わっています。

(ただし、投稿の中の説明に使う画像は全面差し替えはしない方針。今後も含め更新の度に再編を繰り返すのは面倒臭いし、余り意味が無いと思うため)

 

 

●BIOS アップデート用のメディアを作成する

 

最初に、空のUSBメモリーを用意して下さい。

 

容量は、biosファイルの大きさ「21.2 MB」よりも充分に大きければ幾らでも構いません。

 

USBの規格は、USB2.0でも3.0でも構いません。

 

もちろん、「US3.0」の方が作業は速いですが、書き込んだり参照したりするbiosファイルは小さいので大差はありません。

 

 

 

Windows OS上で、あらかじめダウンロードしてあるこのファイル(sp85256.exe)をクリックします。

 

 

すると、英文で「インストールします」みたいなメッセージが出ますが、「インストール」とは、システムディスク上にフォルダーやファイルを作るだけです。

 

心配しないで先へ進みます。

 

 

この時、「インストールフォルダー」などが表示されたら、何かにメモしておくか覚えて置きます。

   

 

インストールが終わると、C:の下にSWSetupと言うフォルダーが作られます。

 

 

さらに、その中にSP85256と言うフォルダーがあります。

 

(注:フォルダーの名前はbiosのver.によって異なる物もあります)

 

 

その下に幾つかのフォルダーやファイルが出来ます。

 

そして、その中の”DOS Flash” と言うフォルダーの中身を抜き出して、用意したUSBメモリーに保存します。

 

 

実際にアップデート作業に必要なのはL51_0158.BINと言うファイルだけですが、一応、フォルダー内の5つのファイルを全部保存して下さい。

 

 

(FAT32でフォーマットしたUSBメモリー)

 

このUSBメモリーはbiosアップデート作業と確認が終わるまで、大事に保存して下さい。

 

多くの場合、作成直後に続けてbiosアップデートをするので、このUSBメモリーにメモを貼り付けるかどうかは各人の判断に任せます。

 

「付箋」で代用する場合もあるし、「取り違えをしない!」と自信があれば「何も目印は付けないでそのまま」でも構いません。

 

この項では、biosのver.は1.58Rev.Aを使用しています

 

※USBメモリーのフォーマットについての注意

 

使用するメディアは「NTFSでフォーマットしたもの」は使えません。

また、データ暗号化機能が搭載されているものも使えません。

ここでは、「FAT32でフォーマットした空のUSBメモリー」を使いました。

 

 

●いよいよ、biosのアップデート

始めに、PCに接続されている周辺機器をすべて取り外してください。

 

その後、USBスロットにBIOS アップデート用のメディア」だけをセットして置きます。

 

もっとも、「BIOS アップデート用のメディア」はブートメディアではないので、biosセットアップユーティリティが起動してからセットしても間に合います。

 


(このPCの場合は「こんなの」です)

 

コンピューターの電源を投入し、モニターにHP ロゴが表示されたらすぐに [F10] キーを繰り返し押します。

 

(タイミングで上手く行かない事もありますが、失敗してもめげずに「再トライ」して下さい)

 

 

すると、セットアップユーティリティが起動します。

 

↓↑←→キーを使って「フラッシュ システムROM」を選択し、ファイル名を確認してから「OK」をエンター。

 

 

「USBドライブ」を選択してエンター。

 

 

ファイルは、デフォルトで表示される「L51_0158.BIN」をそのまま指定。

 

ちなみに、USBメモリー上には”1.58 rev A” (=「L51_0158.BIN」)しか存在しないので、デフォルトでこのファイル名が出て来る筈です。

 

 

「OK」をエンターして、しばらく待ちます。

ここでは、成功を祈って「ただひたすらに待つ」だけです。

止まったと思って電源を切ったりすると「奈落の底」に突き落される事必至。

 

 

上の画面が出れば、システムROM フラッシュはめでたく「成功」。

任意のキーを押して継続します。

システムを再起動した後、必要に応じてbiosのバージョンを確認し、動作に問題が無ければ「OSアップグレード」に進みます。

なお、何らかの事情でWindows 10 へのアップグレードを中止した場合でも、余程の事情が無い限りは「biosを元に戻す必要」はありません。

 

(唯一、「使おうとしたbiosその物に何らかの問題があった場合」を除く)

従って、biosファイルも普通は2度と使う可能性は無いので、「即刻消去」で構いません。

 

USBメモリーはすぐに開放してやって、「別の新しい用途」に使いましょう。

(旧バージョンに戻す場合も、一度旧バージョンに戻して再び1.58 rev Aにする場合でも、biosファイルはHPにいつでもある)

 

 

※biosアップデートは失敗するとMBが一枚駄目になったのと同じ事になります。

保証が効かない事もありますので、「自己責任」でお願いします。

 

※説明の画像ではbiosのver.は1.58RevAを使って居ますが、直後のverupでver.1.59Aに更新しています。

この後も、biosは常に「最新」にアップデートする予定ですが、ここには特に記しません。

 

 

   Windows 10 へのOSアップグレードもしてみた

 

Windows 10 へのアップグレードをして見ました。

 

アップグレードには、「インストールメディアを作ってクリアインストールする方法」と「Windows 8.1から直接アップグレードする方法」があります。

 


今回は、色々な設定をやり直すのが面倒なので、Windows 8.1の画面からのアップグレードにしました。

 

それには、「更新アシスタント」を使います。

アップグレードの前に、「アンチウィルス」は必ずアンインストールして置きます。

 

(「アンチウィルス」が悪さをして更新に失敗することがあります)

 

(メッセージが「全部英語」と言うのはMSの手抜きです)

 

 

最初、英語ばかりのメッセージが出て来て心配になりましたが、問題無く更新が始まりました。

 

 

互換性チェックや空き容量の確認があった後、インストールが始まりました。

インストール中に子供達の相手などを頼まれた関係もあり、この後、数時間「放置」になりました。

(全く、「緊張感無し」です)

 

PCから離れている間、何回かリセットが掛かった筈ですが、トラブルは全く無かった様です。

食事後、気が付くと「アカウント設定」の画面が出ていました。

 

ほとんど「デフォルト」で良かったので、何の苦労もなくアップグレードが出来ました。

 

(パスワードを一度も尋ねられる事も無く、ブラウザのログインもその他一切のアプリのユーザー登録も不要でした)

 

 

Windows 10 のインストールが終わったと思ったら、個人的には使う予定の無いブラウザが立ち上がりました。

 

「史上最高のWindows」には笑いましたが、ここでは「アプリの関連付け」は”放置”で構いません。

 

 

他のWindows 10 PC でも共通して使って居る、見慣れた壁紙使用のデスクトップが現れました。

 

 

この後、グラフィックドライバーも一応「最新」を入れて置きました。

 

 

最後に、アンチウィルスをインストールして終わりです。

 

今回は「クリアインストール」ではなく「直接アップグレード」だったので、ほぼ全ての環境を引き継いでアップグレードされました。

 

 

「大手メーカー製Windows 8.1」 からのアップグレードなので、変なパーティションも作られて居るようです。

 

いずれは「クリアーインストール」をする予定なのでこのままにして置きます。

 

 

 ※この投稿では、Windows 10 ライセンス認証については敢えて記述していません。

「不正確な情報掲載すると混乱を助長するから」と言う理由からです。

「Windows 10 ライセンス認証」についてはここをご覧下さい。

 

 

   biosとOSをアップグレードして本機を使って見た感想

 

 

 

OSをアップグレードすると、Winscoreshareのスコアまで上がりました。

 

HDDのスコアも少し上がっていますが、余り喜ぶ事も無いでしょう。

 

 

ただ、OSを新しくした事でとても使い勝手が良くなりました。

 

SSDの追加も、入手出来次第、早急にやりたいと思います。

 

アフターも含めてしっかりしたメーカーなので心配はしていませんでしたが、Windows 10 へのOSアップグレードも済んで「ホッ」としています。

 

好みもありますが、個人的には「PCは、Windows 10 が使えて一人前」位に考えています。

 

今後、一番安定動作のPCとして末永く使えそうです。

 

 

   グレードアップ

 

   システムドライブのSSD換装

 

ここのところ、システムドライブの速度が遅過ぎてメンテナンスにも支障が出てきました。

 

(急にパフォーマンスが落ちたと言う訳では無く、元々ドライブの速度に難点があった)

 

古いマシンなので仕方が無いのですが、SSD 換装だけでも実施すれば楽になるだろうと言う事で換装を実施。

 

本当はWDの1TBあたりが良かったのですが、予算の関係でSANDiSKのUltra 3D 500 GBで妥協。

 

そんなに新しいマシンでは無いのですが、結論から言うと換装には工具もパーツも何一つ必要ありませんでした。

 

昔のマシンでは2.5インチのベイがなかった物もあったし、ベイへのドライブの固定はねじ止めでした。

 

でも、それは随分と昔の話だった訳で、中も開けずにパーツや工具を用意した自分は飛んだハジをかきました。

 

ただ、どうした訳か「システムドライブのクローンコピー」が出来ませんでした。

 

そこで、「バックアップファイルからの書き戻し」にチャレンジ。

 

パラゴンのバックアップソフトでは小容量のSSDへの書き戻しが設定で出来る様になっています。

 

ところが、なぜか「最新のバックアップ」からのリストアが出来ません。

 

どうやら、バックアップが失敗していたらしいのです。

 

 

しかし、少し古いバックアップからのリストアが上手く行きました。

 

Windowsアップデートとアプリのアップデートの作業が少しありましたが、大した事でもありませんでした。

 

やっぱり、SSD換装の効果は大きいです。

 

今までのHDDでのシステムでは時間が掛かり過ぎて嫌になったかも知れません。

 

もちろん、換装したSSDからのブートも成功して現在問題無く使っています。

 

HDDとSSDのパフォーマンスの比較は下の通り。

 


(換装前と換装後のパフォーマンス比較)

 

 

パフォーマンスはおよそ6倍にアップしており、これなら今後も楽々メンテナンスが出来ます。

 


(換装前)


(換装後)

ChristalDiskMark 8 のベンチ計測でも大きな違いが分かります。

 

ドライブは元々あったHDDは外付けドライブケースに収め「バックアップ用」に使用。

 

内蔵用には別の「HITACHIの500GB」を「Dドライブ」として使用しました。

 

夏場はそんなに使えないかもしれませんが、秋口以降からはかなり本格的に使う事になりそうです。

 

   グラボのアップグレード

 

 
(本機のグラフィック周り)

 

グラボのアップグレードは「どうしても必要」と思ったら行いますが、Quadroの場合、かなりお金が掛かるので出来るだけ「そのまま」で使います。

 

(臨時収入がたくさんあったらその時考える)

 

いずれにしても、あらゆるアップグレードは「費用対効果」を勘案して行います。

 

もちろん、搭載電源との兼ね合いもある訳ですが「400W電源」なので多少のハードの追加は出来ます。

 

ドライブの換装、増設は、「SSD用のベイ」もケーブル類も配線済みでなので、これは「改造」と言うよりも「メーカーさんの想定した使い方」みたいです。

 

まあ、グラボは一番安い物が「一応、付いているだけ」です。

 

「夏場も使えるサブマシン用途」を想定しているため、パフォーマンス向上よりもTDPを極力抑えて使いたいところです。

 

まあ、これ、「グラボ無しのビジネスPCが少しかったるいから」と言う事に依る措置な訳です。

 

いずれにしても、このPCは壊れなければ5年、10年と長い間使い続けるつもりなので、じっくりと楽しみながら時間を掛けて思う存分チューニングして行きたいと思っています。

 

※注意

保証の効いたPCの場合「改造」はお奨めしません。

また、改造する場合は「保証の範囲」についてはメーカーさんに確認して納得してから改造して下さい。

   

 

    構成

 

   現時点でのシステムの構成

 

 hp Z230 Tower WorkStation

 

メーカー: hp(ヒューレット・パッカード)

CPU:Xeon E3-1270v3 3.5GHz
搭載メモリ:16GB デュアル-Channel DDR3 @ 798 MHz (11-11-11-28)

MB:Hewlett-Packard 1905 (SOCKET 0)
内臓SSD:500GB(Sandisk Ultla 3D SSD SATA3 )

内蔵HDD:500GB(Hitachi HDS721050CLA362 7200RPM SATA )
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ hp CDDVDW SN-208FB 内蔵

電源:400W(TCO 92%

OS:Windows 10 Pro 64-bit

グラフィック:NVIDIA Quadro K600

 

更新: 2018/12/05
総評

「スーパーサブマシン」として!

    結論はまだだけど…

 

  サブマシンに何を求めるか?

 

 

サブマシンに「パフォーマンス最高!」などは端から求めません。

 

「パフォーマンスとTDPのバランス」、「使い勝手の良さ」が問題なのです。

 


(フロントパネルのUSBスロットは上の2つがUSB2.0、下の2つか3.0対応)

 

「古い」と言っても、USB3.0も搭載しているし、SATAもある。

 

OSは、Windows 10 をインストールして使って居る。

 

最近、「グラボ無しビジネスPC」で作業するのは、小回りは利くものの「少しかったるい」と感じる様になりました…。

 

やっぱり、ハイパフォーマンスでなくてもグラボはあった方が良い。

 

特に、それが「Quadro」ならなおさらのことです。

 

このシステムのTDPの合計はざっと計算してもおよそ「120W前後」。

 

これからは、夏場も使える「スーパーサブマシン」として、これは良いのだ!

更新: 2020/01/22

GeForceとQuadroの違い

 

    良くある質問の答え…

 

  Quadroと Geforceの違い

 

QuadroはCAD、3D、動画編集などに適しており、GeForceはゲーム向き。


Geforceでは「CADが動かない」という訳ではないがQuadroに比べ遅いし、動作しないアプリもある。


 Quadroでゲームができない訳ではないけどGeforceほどのパフォーマンスは出ないし、動作しないゲームもある。


と言ったところですか…。

 

これはAPI(DirectX/OpenGL)とドライバの最適化の違いに依るためで、いくら頑張っても誰も覆すことはできない。

 

幾ら、OCしても無理!

 

(そう言う問題ではありません!)

 

だから、良く「質問コーナー」などで「GeForceとQuadroはどちらが良いですか?」などと愚問が出る事が多い。

 

「使用用途による」としか言い様が無いのです。

  • 購入金額

    60,000円

  • 購入日

    2018年01月19日

  • 購入場所

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