所持する音楽データに対する私利私欲...イヤ私情私見あふれるコメント、音楽の杜。こういった分野のものは「好み」ですし、優劣を付けるのもそぐわない気がしますので、満足度の☆はあくまで私的な思い入れです。イベントは単発で興味を惹かれるモノも多いですが、ある種習慣的に?ある時期になると参加する李イベントもあります。すっかり年末恒例となっているイベントの自分的「起点」となったイベントの記録をご紹介します。
「芋づる式洲崎綾 Part5」。Webラジオのキャラクターの面白さと天使の歌声のギャップ萌えですっかりファンになった洲崎綾(あやちゃん/ぺっちゃん/あやっぺ)関連。12月といえば恒例のイベント月ということで、それに向けてこの1年で増えてきた彼女の直接参加した作品や楽曲、ラジオCDなどから、参加作品の主題歌や演じたキャラクターのグッズ、イベントグッズなどの関連商品まで芋づる式にご紹介するシリーズレビューの5回目。
12月にある「恒例のイベント」とはSEASIDE LIVE FES。シーサイド・コミュニケーションズの製作・提供する複数の声優ラジオ番組が集まりライヴイベントをする、というもの。ラジオ・パーソナリティ...つまりしゃべりの方が本職?なのにライヴ。しかもこの日限りのオリジナル楽曲。
もともとあやちゃんに注目したのはラジオ「洲崎西」がきっかけで、当初はラジオで聴くことができるキャラクターの面白さに興味を持ったのだが、その後このラジオ番組の過去放送音源が過去のSEASIDE LIVE FESの楽曲とカップリングされている回があるのでそれを購入、そこでの曲(↓一例)
が結構良かったので歌の方にも興味を持つ...というかむしろそっちの方の「推し」の比重が大きくなる。そしてその曲が入っている2014年版の画像円盤
を見たらイベントそのものもすごくよかったので、結構期待して彼女たちの単独ライヴ
に参加。そのライヴが自分としては声優ライヴへの初参加だったのだが、これが想像以上にとてもとても良くて、その余勢を駆って参加したのが同年のSEASIDE LIVE FES 2015。
この時は洲崎西SUPER LIVEで彼女たちの歌そのものの良さに加えて、観客を楽しませようというサービス精神も素晴らしいのは識っていたので、6列目の好席(実は会場行ってみると5列まで機材席として撤去していて、端ながら最前列だったがw)を得て、超前のめりで参加。
前年までと違ったのは、それまでシーサイド系ラジオの重鎮?とも言えた中村繪里子の番組(相方は田村睦心)「ごぶごぶちゃん☆」が終了し、彼女が参加しなかったこと。また参加番組が前年より一つ増えて5番組になったので、2番組が新規参加といういままでで一番変化の多い年だった。
それまでイベントを引っぱっていた中村繪里子が不参加という変化が大きかった
曲は全てあらかじめ購入してあった楽曲CD
で識っていたのだが、登場順は前もっては識らされない。会場でキャッチジングルが流れるときにパーソナリティー名が表示されて初めて解る演出だが、この年の並び、後から思えば「順当」な配置。前年同様肝が据わっていて、スターターとしての弾け方が一気に会場のヴォルテージをあげるへごちん(大橋彩香)がいる「あどりぶ」からスタート!出だしの曲「Survivor!」の間奏ではへごちんがピョンピョン飛び回ってゆっこさん(巽悠衣子)の掛け声に合わせて観客に声を出させて、会場を暖める。
ピョンピョンしながら会場を煽るへごちん(右)。盛り上げ上手!
そのあとは新番組2つが続く。2番手は佳村はるかと橋本ちなみの「ありがた系迷惑プレゼンショー はるか・ちなみの『りめいく!』」。前年末からの番組だったので、2014年度は参加していないが、参加番組中では「カワイイ」担当として、JK風衣装で歌うのは「トキメキShooting」。途中で客にハンドクラップを要求して、ドラムスのKen☆Kenと一緒にリズム遊びなどをする楽しい企画。最初はかなり硬かったけれど、この曲のあたりでほぐれた感じ。
続く3組目は初の男性パーソナリティーの参加となった「BELOVED MEMORIES」。ゆうまたそこと内田雄馬はアイドルマスターSideMの男性アイドル桜庭薫を演じているし、姉の内田真礼の影響もあって?ステージ慣れしているが、相方のたまるし(田丸篤志)は5000人入るパシフィコ横浜大ホールでのこのイベントが大勢の人前で歌う初ステージだったというのが凄い。彼等の持ち歌には速い曲が2曲あり、大多数の観客は半速(1小節2拍)でとっていたのだが、cybercatは腐っても?元ドラマー、頭打ち(1拍&3拍)の振り方が許せずw、ここはBPM300近い最初の曲「XIZUNA」も4拍でキンブレ
振って筋肉痛になるw
あやちゃん曰く、「厨二病感丸出しのフォント」をバックに歌う男性二人
ライヴも後半戦、ラストに向かって強カードを切っていくが、まずは正統派歌唱力コンビ、「ラブライブ!」の南ことりを演じた内田彩(うっちー)と、THE IDOLM@STERの人気キャラ萩原雪歩(2代目)を演じる浅倉杏美(あずみん)を擁する「内田さんと浅倉さん」。しっとりした曲から激しい曲まで「色」の切り替わり方が素晴らしく、前年まで中村繪里子組が担っていた「正統派」路線をしっかりと継承。最初の「Silver Ring」は壮大な歌詞で激しい曲。こういう曲では、特にうっちーのダンスがキレが良く、止めるべきところがカチっと止まって魅せるのと、あずみんの会場コントロールが上手く安心して見ることが出来る。
やっぱりダンスはうっちー(左)と「あどりぶ」のへごちんが群を抜いて上手い
番組ラストがこの年アニメ化(洲崎西 THE ANIMATION)され、
単独ライヴも成功させて、名実ともにシーサイド・コミュニケーションズ製作番組のエースとなったあやちゃんこと洲崎綾とあっちゃんこと西明日香の洲崎西。最初のトークで「皆さん、クリスマスは楽しんで過ごしましたか?」とヲタクに向かって酷な質問w その後「(クリスマスを)オスとメスで過ごした人いるの?」ってオマエら...w MCはこんなバカ話ばっかりなんだけれど、歌は二人とも上手く、凄く盛り上がる。特にこの年ガチ曲からバラードまで幅広く良曲揃いだったが、楽しかったのが「Double Rainbow」。彼女たちのパーソナルカラーは緑とオレンジなのだが、この曲は「レインボーなので緑とオレンジにこだわらず、カチカチ色替えながら(キンブレを)振って下さい」とのお言葉。そしてまた自分はビートに合わせて色変えていたので、位置的にはサイドカメラの逆側であんまり映っていなかったのだが、位置判明w
最後は全員のトークパート。直前出演の番組は着替えなどで遅れるので、中頃に出演した番組が司会を取ることが多いが、ここはいじられつつも男性陣の二人が司会。いろいろと事故りそうになりながらもw無事?エンディングに。
ラストは全員曲「Thank You For Being You」。曲は今回の「Double Rainbow」や「XIZUNA」、前回の「Happy New World」をはじめ、シーサイド系に広範囲に楽曲提供している鳥海剛史だが、この曲は壮大な曲で、男声を上手く使っており、感動的。一度終わってからリプライズで曲のラスサビがバンドによって繰り返される中、各番組が一言言いながら退場していく...という演出も良かったし。
全員曲の時は巨大風船飛んでくるし、最後テープ射出などあって盛り上がった
この映像円盤、通常は次のSEASIDE LIVE FESまでに発売されるのが通例なのに、2016年中には発売されず、やきもきしたが、今年(2017年)無事発売。
自分としては初参加となったSEASIDE LIVE FESなので何度も観たなー。
これは曲も良くってオススメです。
【収録曲】
1. OPENING
2. Survivor!(あどりぶ)
3. MC01(あどりぶ)
4. 友・愛Dilemma(あどりぶ)
5. STAR LIGHT☆PARTY(あどりぶ)
6. MC02(あどりぶ)
7. 檸檬のデッサン(あどりぶ)
8. Girl Meets Girl(はるか・ちなみの「りめいく!」)
9. MC03(はるか・ちなみの「りめいく!」)
10. トキメキShooting(はるか・ちなみの「りめいく!」)
11. ヒカリ(はるか・ちなみの「りめいく!」)
12. MC04(はるか・ちなみの「りめいく!」)
13. 恋の魔法の謎解き(はるか・ちなみの「りめいく!」)
14. XIZUNA(BELOVED MEMORIES)
15. MC05(BELOVED MEMORIES)
16. 君を愛せる時(BELOVED MEMORIES)
17. 星屑のヒロイン(BELOVED MEMORIES)
18. MC06(BELOVED MEMORIES)
19. ぶきっちょ☆レボリューション(BELOVED MEMORIES)
20. Silver Ring(内田さんと浅倉さん)
21. MC07(内田さんと浅倉さん)
22. Crystal Illusion(内田さんと浅倉さん)
23. unforgettable day(内田さんと浅倉さん)
24. MC08(内田さんと浅倉さん)
25. present(内田さんと浅倉さん)
26. Polar Star(洲崎西)
27. MC09(洲崎西)
28. 誰のためでもなく(洲崎西)
29. Double Rainbow(洲崎西)
30. MC10(洲崎西)
31. Dream Power(洲崎西)
32. MC11(ALL CAST)
33. Thank You For Being You(ALL CAST)
34. ENDING
・ Back Stage Talk (BONUS TRACK)
アニメ化達成、単独ライヴ成功の勢いで洲崎西がエース待遇に。楽曲も良曲揃いでオススメ。
名実ともにシーサイド系番組のエースとなった洲崎西。トークの面白さと楽曲の良さでこの年は大当たり。ただ今までの重鎮、中村繪里子が抜けたのでエンディングの全体トークはやや事故りかけたがw。cybercat的にはSSLFとしては初参加だったので、感慨深く、その欲目?で+0.5の上方補正で☆満点。
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購入金額
7,500円
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購入日
2017年02月12日
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購入場所
SEASIDE WINTER FESTIVAL 2017 会場物販
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