2017.11.25 【撮影画像】追記
メインで使用していたスマホは
使い始め当初はスペックが低いながらも多機能で、3Dゲーム等をしない私にとっては非常に満足度が高かったのですが、最近アプリの動作が極端に遅かったりアプリが固まったりという事が発生していました。
原因は明白で、しょっちゅう空き容量が無い旨警告表示が出ており、使わないアプリを削除したり新たに購入した機器と連携するアプリをインストールしたりの攻防でした。
そんなダマしダマし使っていた状況ですが、最近遊んでいるゲームが極端に遅くなったりレンズスタイルカメラの
画像データを転送させるだけでアプリが固まるのに業を煮やし、スマホの買い替えを検討し始めていました。
以前から使用するスマホの第一条件としておサイフケータイと言っており、今回は先の問題を解消するにはメモリ容量を増やし最低でも RAM 3GB/ROM 32GBは欲しいところです。
しかしながら、おサイフケータイ付きでメモリ容量の要件を満たすとなると、現行機種ではそれなりの値段がしてしまいます。
(購入後に SHARP SH-M05が 12月に発売される事を知り、ちょっとだけショックでしたが(^^;)
一旦おサイフケータイを置いておき、メモリ容量を軸に探すと非常に安い価格から最近は出ていますよね。
カメラはデジカメと連携すれば良いと割り切ればメモリ容量要件はおろか CPUがオクタコアでも結構安く購入出来ます。
そこで arrows M03は今後お財布として割り切り、おサイフケータイに関連しない事は全て新しいスマホを使用する事としおサイフケータイ無しモデルの購入を決めました。実質二台持ちですが、おサイフケータイを使わない事が明確ならば新しいスマホだけしか持ちだしません。
そしていろいろ検討した結果、評判の良かった本品を購入する事にしました。
【特徴・仕様】
今まで使っていた arrows M03に比べ以下の点で優っています。
・FHD IPS液晶
・オクタコア
・バッテリー容量 3.000mAh
・RAM 3GB/ROM 32GB
・電子手振れ補正カメラ(メインカメラ)
・指紋認証
比較表
無くなってしまったモノとしてはおサイフケータイ以外に、ワンセグや防水・防塵機能がありますが、ワンセグは結局お試し以外で使った事が無く防水を必要としたこともないので問題ありません。スペック上で唯一気になるのは耐衝撃性で、これはケース等でカバーしたいと思います。
そしてオクタコアと言っても石が違うのでどの位の差があるのか、AnTuTuで計測してみました。
P10 lite arrows M03
CPU値で倍近く速くなり、総合では倍以上の数値が出ました。
これだけ違うと体感速度も変わりますね。
【外 観】
まず外箱から見ていただきます。
HUAWEIのスマホは初めてですが、上図の様に置き上方向にフタを開けます。
厚さが 7.2mmしかないのを強調する入れ方といったところでしょうか。
ACアダプタ、USBケーブル(microUSB)、イヤホン、背面カバー、SIMイジェクトピン、クイックスタートガイドが付属してきました。
両面に曲面ガラスを採用しており、サイドのメタルフレームに向かって周辺に Rが付いておりキレイに処理されてスタイリッシュなのですが、保護フィルムを使いたい人には厄介です。
特にガラスフィルムを購入した人の評価を探すと低いものばかりで、内容は周辺が浮くといったものが多く、私もガラスフィルムを貼ったのですが、やっぱり周辺が若干浮いてしまいました(--;
そして背面もガラスなので保護フィルムが貼ってあったのですが、フィルムに SIMの挿し方だけでなく更にボタン類の名称などが描かれており親切です。
そして今回選んだサファイアブルーには背面のガラス層の下に光沢フィルムが重ねられており、光を当てると波の様な反射模様が現われるのが特徴です。
いつもだと、白か黒のどちらにしようか悩む事が多いのですが、この効果があるだけでサファイアブルーを選びました(^^
画像では見えませんが、カメラ横に照度センサー、カメラ反対側にインジゲータ―(ランプ)があります。
カメラ横はフラッシュライトです。
背面は突起は無く(逆に指紋センサー部やフラッシュライト部は窪んでいる)、机に直に置いてもガタつきません。
もっとも、本体背面はガラス面なので平らなところだと滑るので注意が必要です。
SIMスロットは奥側が SIM1、外側が SIM2になっており、SIM2は microSDカードスロット兼用になっています。
付属の背面カバーは四隅に本体を引っかける様になっており、内側にはポツポツと突起があります。
これは本体背面がガラス面なので、ピッタリとくっつかないようにするためで
カバーをしてもモアレ状の跡が出来ません。
しかしサファイアブルーの本品に関しては、このカバーをする事で波の様な反射模様が見られなくなってしまうため、このカバーは遠慮したいところです。
【カメラ機能】
HUAWEIのスマホはカメラ機能に力を入れており、上位機種の P10では Leicaダブルレンズを採用しているほどで、本品にもその片鱗が見え隠れしています。
メインカメラは arrows M03に少し落ちるものの暗めのシチュエーションに強く、電子手振れ補正機能も有しています。
またインカメラはセルフィでキレイに撮れるように、標準でポートレートモード(肌を瑞々しく補正(10段階))が”ON”になっており、顔認識機能により背景を簡単にぼかす事も出来ます。まぁ、私には一切不要な機能ですが(^^;
標準のカメラを起動し、
画面上を右にスライドさせるとモード選択になります。
後ほどいくつかのモードの実写を紹介します。
そしてメイン画面で左にスライドさせると各種設定画面になります。
撮影した画像をギャラリーで確認すると、画像情報を表示出来どのモードで撮影したか分かったり(一部)ヒストグラムなども表示されて便利です。
カメラ機能は貧弱で構わないと思っていたのですが、結構使う事になりそうです。
【撮影画像】
画像は例の如く、長辺を 1000dotにし等倍で縮小しています。
(パノラマのみ 1920dot)
日中に通常モード(オート)で撮る分には十分キレイです。
今後使いそうな HDR、パノラマ、ナイスフードモードで何枚か通常モードと撮り比べてみました。
極力明暗のある構図で撮ったんですが、私にはあまり違いが分からない(^^;
続いてパノラマモードです。
撮影自体はゆっくり左から右にカメラを振るだけで簡単ですが、合成がちょこちょこズレてます。
一番大きいのは左下の手すりのズレですが、そこの縦ライン上全体がズレる訳では無い様です。
同様に中央橋桁のちょっと左もズレが生じていますが、同様に縦ライン上にズレは見られません。
arrows M03でパノラマ撮影してもズレはほとんど生じていなかったんですけどねぇ。
最後はナイスフードモードです。
その名の通り食べ物をキレイに撮るモードで、色が強調されます。
大方ナイスフードモードの方が美味しそうに撮れているようですが、あまり色が強調され過ぎるのも逆に不味そうに見えたりするので、画像ソフトで調整するのが一番かなぁ。
まぁ私は色が苦手なので、今後ナイスフードモードを多用しちゃうかな。
それと食事を取る場面は通常室内でそれほど明るくないシチュエーションが多いですが、手振れ補正機能の効果は絶大で、夜の屋外の撮影を含め手ブレ写真が減りました。
2017.11.25 追加
披露宴の席でも少し撮ってきたので追加です。
食べ物は良いのですが、グラスなどはコントラストが効き過ぎてギラついちゃうので気を付けた方が良さそうですね。
以下3点、ナイスフードモードです。
そして夜景を撮るのに手振れ補正機能が頑張ってくれます。
合焦速度も速く、ホント使えるカメラ機能です。
カメラ機能には期待していなかっただけに、良い意味で期待を裏切ってくれました(^^
今まで使っていた機種より明らかに速くなった
巷でカメラの評判が良かったのでカメラ機能のレビューが多くなってしまいましたが、私にとってはメモリが増え CPUが速くなり操作が快適になったのが一番ありがたかったです。
機種変を考えた一番の要因のゲームもキビキビ動くようになり、レンズスタイルカメラのアプリケーションも快適に動作しています。
そして新たに快適になったのが指紋認証によるロック解除で、タッチするだけで瞬時に画面が開きます。
私が指紋認証付きの機械を触ったのは「ThinkPad X60 Tablet」振りなのでこの進化はもっともなのでしょうが、擦らずタッチするだけで解除されるのが不思議でなりません(^^;
今まで画面にロックなんてかけた事なかったのですが、画面を消灯している状態から起動させるのにボタンも押さずにタッチするだけの方が早いので、画面ロックをかけるようになりました。
また指紋認証は他にも Safeボックス(フォルダ)へのアクセスやアプリのロック設定などにも使えます。
他にもタッチセンサーを利用し電話に出たり通知パネルを表示出来たりと便利に使えます。
良い事ばかり書いてきましたが、当然機種変更して不便になった事もあります。
arrows M03を使い始めの頃は、画像内のテキストをなぞってコピーする機能がとても便利で感動していましたが、その後はそれほど多用する程では無く、真に便利に感じていた(というかあって当然になっていた)のは、持っている間は画面が消えない機能でした。
(SHARP SH-M05にも搭載されているらしい)
特にゲームをやっている時には、眺めているだけの時間が長くなっても手で持っている限り画面が消灯する事がありませんでした。
P10 liteの場合は手で持っていても、何の操作も無ければ設定した時間で消灯してしまいます。
すっかり持っている限り消灯しないのが当たり前になっていて、画面が消えそうになる度にいちいち画面操作するのが面倒でたまりません。
こういう、かゆい所に手に届く仕様ってやっぱり日本のメーカーだよなぁと無くなってから気づきます。
もっとも不便に感じているのはこの位で、総合的には機種変して良かったです(^^
まぁ今後の運用で「やっぱりおサイフケータイとの二台運用は面倒!」となってしまうかもしれませんが、金銭面含め今の運用が一番ストレスが無い気がします。
今後 arrows M03が壊れる(使い物にならなくなる)まで、長期に渡ってこの運用が続く事を願います。
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購入金額
25,500円
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購入日
2017年11月12日
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購入場所
Amazon
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