カポタスト
弾き語りを楽しむ時 歌う人の声域に合わせるために使います(下げることはできない)
FやBmなど、押さえにくいコードの曲は、カポタストを利用すればGやAmなどの簡単なコードに
変換することができます
昭和の頃は金属芯を持つゴムチューブを、平ゴムでネックに括り付ける方式が多かったと思います。
私はダンロップ社製の、テコを利用した非常にシンプルなカポタストを愛用しておりましたが、合成繊維製のベルトが破断してしまい 今は手元にありません。
高校生時代以来、ほとんどギターに触れることは無かったのですが、ふとしたきっかけで
「また練習してみようかな」と思い立ちました。
それならカポタストが要るやん。
楽天の保有ポイントで買うことができる安い製品を見つけたので、買ってみました。
柔らかい弦用に感じる
つや消し黒色塗装の軽合金製です。 上の写真の真ん中から「く」の字型に伸びるレバーは
左方向に開きます。
縦方向垂直に伸びる部材には樹脂部品が貼られており、それを弦の上にかぶせます
開くレバーはバネの力で、ネックの裏側から締付ける構造
言葉で説明するのは難しいです。
その上、製品と台紙のシルエットは別物でした。 そのあたり格安中華製のご愛嬌ですかね。
指板側から見た様子
ネック側から見た様子 洗濯バサミを想像していただくのが良いと思われます。
逆側から見た様子
かつて愛用していたダンロップ製のカポタストに比べると すこし左手に干渉するきらいがあります
今回は柔らかい弦を張っている状態で試したので、問題は発生しませんでしたが、もしもミディアム〜ヘビーゲージを愛用なさるギターフリークなら、カポタストが持つ締め付ける力が弱くてビビリ音を誘発する可能性があるように思えました。
しかし締め付け力を強くすると、ネック側に傷が付く可能性が出てくるので難しいところかもしれません。
同じような構造・形態で 数千円の製品があります。
今の演者さんの多くはこのタイプをお使いのようですが、用途、腕前に応じて製品をお選びになるのが良いようです。
当然ですが、カポタストのポジションを変える度に、また取り外した後には再チューニングが必須です。
5弦のAがB、B#、Cに移行するわけですが、その音自体も不確定ではあります。
とにかく5弦開放を信じて、それを基準に6弦、1〜4弦をあわせこんでくださいね。
釈迦に念仏
カポタスト
カポ カポタスト 他の呼称はしりません。
ほぼ、世界共通なのだと思います
イタリア語らしいです。
もう少し調べてみると
フラメンコギターの本場 スペインではセヒージャだそうです。
FやBmを押さえる時に左手の人差し指全体を使って1〜6弦を押さえることを「セーハ」って
言いますよね。
私は ずっと「制覇」が転じて「セーハ」だと思ってましたが
スペイン語の「セヒージャ」が語源だそうです。
知らんかった。
とにかく初心者にとって セーハコードは最初の関門
無理せずカポを利用して オープンコードに変換したら と思います。
初心者のみならず 久しぶりにギターを手に取ると、とにかく左手の指先が痛い 痛い
それなら1フレットにカポタストを装着してからチューニングします。
そうすると弦高も下がります
そうするとテンションも緩くなります。
いいやん プロを目指すんじゃなければ 学校のクラブで合奏するんじゃなければ
楽して続けたほうが 人生が豊かになる って 言いすぎでしょうか?
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購入金額
400円
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購入日
2017年10月25日
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購入場所
楽天 wumio
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