日本橋のPCワンズのじゃんけん大会で超格安で手に入れた最高峰CPUである1950X。さすがにこのクラスともなればパーツの価格も高く、中途半端な構成ではスレッドリッパーの本領を発揮できない。コストを最小限に抑えるため、特価商品や安くてもいいパーツをチョイスし入手から3か月後にようやくPCが完成しました。
M/Bは中古品だが程度のいいMSIのGamingCarbonACを、CPUクーラーにはENERMAXのTR-4専用360mmラジエターモデルをセレクト。メモリは折り悪く価格が高騰していたため、ヤフオクで未開封新品のコルセアDDR42666RGBモデル8GBx4をゲット。ケースはエアフローに優れ360mm簡易水冷キットが装着可能という条件で比較的安価なミドルタワーケース(サーマルテイクのView31TG)を選びました。グラフィックボードは本当ならこのハイエンドCPUに見合うGTX1080Tiを超スしたいところなのですが、何分これだけでもかなりコストが掛かってしまっているため、当面は現在使用しているGTX1060-6Gで我慢することにしました。メインストレージは発売されたばかりのインテル760pM.2モデルを採用。本当ならこれでRAID0を組みたかったのですが、単体でも十分早いのでとりあえずひとつだけ。OSのインストールも完了しさぁ実力拝見とchinebenchR15を走らせてみる。マルチスレッドの数値は3000弱と以前使っていた7700Kのほぼ3倍を叩き出したものの、さすがにシングルスレッドは160ちょっとと低い。タスクマネージャーで確認するとPUBGでもCPU使用率は15%程度にしかならない。ただスレッドによってはほぼ100%に達しているものもあるので、マルチタスクに適合化されたプログラムならもっと効率よくCPUパワーを発揮できるだろう。
気になっていた各種温度も良好で、心配されたM.2のサーマルスロットリングも温度が50度に達することもなく無縁、以前ミニタワーケースでは80度を超えていたGPU温度もほぼ70度前後に収まり快適です。CPU温度はさすがに少し高めですが、余裕のある冷却システムのお陰か70度以下で安定、安心してぶん回せるPCとなりました。
せっかく夢のスーパーハイエンドPCが完成したんだからゲームや動画を視聴するだけなんてもったいなすぎる。仕事柄フォトショップを使って画像修正は行うのだが、この程度ではまだまだ宝の持ち腐れ。メニーコアの実力を発揮できるのはやはり動画編集やエンコードだろうということで、これから新たな分野での活用を予定しております。その時にはまたレビューいたしますので乞うご期待!
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購入金額
55,000円
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購入日
2017年12月09日
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購入場所
PCワンズ
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