レビューメディア「ジグソー」

AMD神、怒涛の逆襲。

AMDの新アーキテクチャたる【ZEN】を秘めたる、新たなるAMD神、RYZEN様である。

ただし、うちのRYZEN様は1700Xという最高神に次ぐ存在であらせられるため、10%ほどではあるが、そのお力は最高神であらせられる1800X神より下回る。

 

 

・・・・ま、パッケとかは飛ばして、そのお姿をさっくり御開帳。

なお、ここで重大な事実というか、製造国に注目。

Made In China. つまり中国製なのだ。

これは、中国国内に14nmFinFETで、十分な歩留まりを確保した工場があるということ。

いやはや、時代は変わったもんだと実感。

更新: 2017/03/03
スペック

はっきりいって、めっちゃくちゃ速い。

正直に言うと、私はZENのスペックについて「IPC値は良くてもHaswell程度、たぶん少し劣るだろう」くらいに考えていた。

 

その予想は、完全に裏切られた。いい意味で。

数字だけだとピンとこないかもしれないので、以前プレミアムレビューさせてもらった、Intelの8CoreCPU、i7-5960Xのベンチを掲載する。(ただしバージョンが5960Xのほうが古い)

 

 

なお、この両者の価格差は現時点でも税込で”50000円 VS 120000円”だ。

 

こちらはCPU-Zの簡易ベンチ。

こちらの数値に至っては、6950Xよりも高い数値をたたき出している。

無論、このベンチについては高クロックのほうが良いスコアを出す傾向なので、そのまま速度差とは考えにくいが、それでも計算内容次第では10コアCPUより高い数字を出すという証左である。

こちらは、3DMARKの結果。
見てほしいのはPhysicsのスコアであるが、我が家においてここの数字で五桁をたたき出したのは、やはり5960Xのみ(13000強)なので、相当な高速っぷりであることが伺える。

なお、以前i5-6500とA10-7870Kで同じベンチを取得しているので、そちらも掲載する。

数字は上の数字でなく、Physicsだけを見てほしい(グラボが違うため)

A10-7870K Physics:4813

 

i5-6500  Physics:7192

 

結論から言うと、1700Xは7870Kに対しては四倍、6500に対しては倍以上の数値をたたき出せる。

勿論、コア数や価格帯の差異はあるが、6500のSkylake系4コアに対し、物理コア数8、ベンチ結果で

倍以上という結果を見るに、RYZENは使用目的によってはSkylakeをも凌駕するコア性能を持っていることになる。

更新: 2017/03/03
使用感

反応は早く、温度は低い。

まだbench台での運用でしかないが、RYZENの温度については「信じられないほど低い」のは確か。

現在、AMDの純正クーラーであるWraithCoolerを使って検証中だが、ファン回転を1300rpmに抑えた状態でベンチマークを回しても、一度として60℃を超えなかった。

 

WraithCoolerは純正としては非常に高性能な部類だが、それでも冷却性能としては一般的に販売されている空冷クーラーでも下位から中位レベルに相当する製品であり、それで実用上なんら問題ない温度を保っているのは、性能を考えると驚異的だ。

 

後日、具体的に数字をとって検証してみるが、恐らくこのCPUに大型空冷の装着は不要である。

・・・・まあ、私こいつに本格水冷移植する予定なんですけどね。

更新: 2017/03/03
総評

コストパフォーマンスは非常に高いが、問題点もある。

RYZENのパフォーマンスは当初予想された「IntelのCPUよりIPCで二世代は劣る」という前評判を払拭、価格差が倍もあるエンスー向けの上位CPUをも凌駕する性能を獲得している。

 

価格帯を考慮すると、この速度は驚異的と言える。

ただし、演算性能は素晴らしいが、問題点も多い。

 

PCIe周りの弱さがそれで、特にCPU直結の制御はGen3-16x+4x(M.2専用)が限界であり、これは上位GPUの複数搭載において、明確に不利な仕様だ。

特に、このCPUをワークステーション的に使おうと考えた場合、GPGPU向けGPUカードの複数搭載は絶望的であり、あくまでも「コンシューマ向け」にしか使えない仕様となっている。

 

それどころか、この仕様だとPCIeカード型SSDを搭載した場合、GPUを搭載したスロットが強制的にx8に落とされることになり、M.2以外のNVMe-SSD搭載が非常に厳しいものとなる。

 

また、メモリ周りの最適化がまだ未完成で、現時点では4スロット全てをメモリで埋めた場合、最高速度が2133Mhz以上設定出来ず、2スロットでも2400Mhzが限度だ。

 

このあたりは後日BIOSアップデートで対処される予定だが、現時点ではメモリ相性も一件確認しているので、まだ練りこみが甘いと言える。

 

 

ただ、こうした問題点を考慮したとしても、この演算性能と価格設定は非常に魅力的であり、コストパフォーマンスは極めて高い。

発売前の段階でIntelの価格改定を引っ張り出した前評判は、ほぼ真実というか実際のところ更に上を行く。

 

マザーボードの入手が困難、対応するクーラーが少ないなど、まだ出始めのゴタゴタは数々あれど、極めて高性能。

 

買って損はないというか、マザー取り合えず見たら掴んどくことをお勧めする。

SLI要らないなら、B350のほうを。(X370のほうが色々使い勝手良くない)

 

 

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2017年03月03日

  • 購入場所

コメント (7)

  • hidechanさん

    03/03

    コスパたっけ~ですね~
    7700Kとどっこいの価格で、スコアーは上回っているし、+諭吉1人で、intelの諭吉20人力とドッコイの性能になるとは@@
    エンコードする人なら3分の1の初期費用でドッコイドッコイな性能が取れるなら素晴らしいですね^^
  • jakeさん

    03/04

    インテルの半額!ってのはアピールポイントとして大きいですよね。
    ビデオカードが別途必要ではありますが、ゲーミングPCなんかだと普通に付けますし、問題なさそうです。
  • Vossさん

    03/04

    hidechanさん

    コスパは非常に高いですねー。
    あくまでも定格利用に限っての話だったりしますけど(OC殆ど伸びない)
    なお、こいつ体感速度が異様に速い傾向なので、高速なSSD積まないと大損する感じです。

    jakeさん
    このクラスだと基本ビデオ積むので、シングルなら問題ないんですけども・・・・
    PCIe型のSSD積むと帯域分捕られるのは痛い仕様で、これ改善してほしいですね。
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