10年間の沈黙のあとで
インテルのPentium4迷走時代、HammerによりいっときAMDはいい線までいっていたと思います。その後Core2⇒Coreiで本気?のインテルにあっさりやられてほぼ10年間APUなどで逃げる?しかない時代が続きましたが、ようやくインテルと勝負できる石ができたらしいということで、とりあえず1つゲットしてみました。引退した身の上では、アキバにいくだけの体力と精神力が全くないので当然通販です。
7700Kと比較してみようかなとも思ったので本来なら1700かなと思ったのですが、Xつきにしてみました。
とりあえずの環境で
ブラウザの調子が悪くてカード決済ができず
MB争奪戦に負けました(涙)なので、MBは本当にどうでもいいやつです。
MB: AsRock AB350 Gaming K4
CPU: RyZen 1700X
SSD: Samsung ITMZHPU256HCGL-00000/MZ-7WD800E/IT
VGA: ZOTAC ZTGTX1070-8GD5MINI01(376.33)
MEM: 32GB DDR4-2400(16×2)
OS: Win10-64(Home)しかなかった・・
小型でシンプルなパッケージ
インテルもAMDも似たようなパッケージになってきました。クーラーはついてないのですが、それっぽいスペースはあったので(でも大型のものは入らないぐらい)パッケージは共用かもしれません。
古いクーラーは向きに注意?
最後にOpteronを触ったのがもう4年近く前なので、ソケットは緊張します。CPUがマザーより明らかに高価なら、LGAのほうがいいと思いますのでインテルのやり方のほうが正しいかもしれません。また、クーラーは昔のひっかけタイプた使えるので、眠ってた古いものも使えます。ただ、メモリなどに当たった場合向きを変えるのが難しいかもしれません。最初USB(2.0)側にマウスをさすとなぜかしばらくすると固まる現象が発生しましたが、Fatal1ty Mouse Portを兼ねていたようです。他に繋ぎ変えたらその後は問題はでていません。
少なくともインテルに負けてはいない
ポン付けで何にもいじってないので、参考までとなりますが、下記と比較です。というよりはこの環境のMBをいれかえてRyZenを試したような感じです。ここの使い方がわからないため画像が容量不足で貼れなくなったため、ここからは画像なしになります。
<比較対象>
MB: AsRock Z270 Gaming K6
CPU: Corei7 7700K
SSD: Samsung MZVKW512HMJP-00000/MZ-7WD800E/
VGA: ZOTAC ZT-P10510A-10L(376.33)
MEM: 32GB DDR4-2400(16×2)
OS: Win10-64(Pro)
Cinebench
7700K:1005
1700X:1421
3Dmark FirestrikeUltra
7700K:4225
1700X:4234
FFXIVベンチマーク DX11/1920*1080
7700K:17222
1700X:14433
TMPGEnc H265
7700K:29:38
1700X:27:27
メディアのレビューといっしょですが、さっくりといって、
・多コアが効く計算やCGなどは圧勝
・エンコードはちょい良いぐらい??
・ゲームは旗色が悪いがそれでも完全に負けてはいない
というような感じですね。8コアと4コアで比較してこんなものかよという感じはありますし、エンコードはもっと伸びると思っていましたが、これはTMPGが少し古いせいかもしれずソフト側の対応で伸びる余地はありそうです。AVX2で変わるという話もあったのでOn/OFFやってみましたたが誤差範囲でした。
無印1700と7700Kだと計算やエンコでは勝ち。ゲーム系はちょっと落ちるかなという感じだと思います(メディアのレビューでもそんな感じにみえる)
非常に優秀
AMDといえば、爆熱で有名でしたが、本製品は非常に優秀だと思います。
Cinebench比較
7700K:130
1700X:160
3DMark比較
7700K:230
1700X:236
コアが多い分だけCinebenchでは7700Kより性能が高く電気も喰いますが、ワットパフォーマンスは良いと思います。8コアにしては非常に消費電力は低いと感じました。もしかすると3DMark時は全コア動いてないかもしれません。
温度もバラック状態室温25度前後、HyperTX3Evoのファン2,000回転(ちょっと耳につく)で約50度に安定するので、今までのAMDからしたら全然低いと思います。
熟成不足の感はあるが少なくとも対等
他のレビューなどで指摘されていたように、高クロックメモリへの対応がまだできてないなど、BIOSがまだまだじゃないかなと思われる点はあります。また、スペック上からもPCI-Eのレーンは少ないため私のようにビデオカード1本とSSD1本という組み合わせなら問題ないと思いますが、SLI前提のハードゲーマーやM.2.をRAIDみたいな人はそのあたりの限界が出る可能性が高いと思います。
・計算など純粋CPU性能がほしい人は〇
・ハードゲーマーやストレージMAXな人は×
・普通に使っている人はインテルと互角(価格は少し安い)
今回は余りパーツの関係でM.2.SSDがSATA(AHCI)になってしまいましたが、RyZenはM.2.がインテルより速いかもなどという噂もあったのでこれもそのうち。
実績、安定供給などが大きなポイントになるメーカー製PCはどうかわかりませんが、少なくとも自作ユーザーからするとRyzenはインテルの同価格帯とは充分以上に戦えると感じます。
ここのレビューを見ているような人たちはPCを道具として使う人ではなくPCそのものに興味がある人と思います。1社独占の現状は進歩もないので、比較対象になるだけの性能になってきた今、定期的に買うあるいは組み立てる何台ものPCのうち1つはAMDでということをお勧めします。
----2017/03/07追記----
FFベンチの結果を忘れていたので追記
----2017/04/15追記----
VGAの型名が間違っていたので修正
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購入金額
50,440円
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購入日
2017年03月04日
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購入場所
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