1994年に任天堂から発売されたスーパーファミコン用のシミュレーションRPG(SRPG)。
本作はシリーズ第3作であり、2部構成になっています。第1部は、ファミコンで発売された『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』(1990年)のリメイク作となる「暗黒戦争編 暗黒竜と光の剣」です。第2部は、その続編で新作となる「英雄戦争編 紋章の謎」です。いずれからでも遊ぶことはできますが、特定の条件を満たして第1部をクリアすれば、そのまま第2部へと突入できます。
第1部はオリジナル版に比べると、グラフィックが見直されているだけでなく、シナリオ数が削られていたり、僧侶リフなどの一部キャラが登場しません。幾つか納得できない変更はありますが、本作は第2部がメインですので、第1部の再構成は仕方がないとも言えます。また、全体的に難易度が抑えられていますので(例えば、僧侶系ユニットの育成が容易になっています)、SRPGが初めての方でも取っ付きやすくなったのではないでしょうか。
第1部の比較画像(上が本作、下がオリジナル版)
第2部では、紋章(ファイアーエムブレム)の謎が解明されます。とは言え、第1部で愛着を感じるようになったキャラたちが敵味方に分かれる展開はちょっと辛いかも知れません。また、序盤から厳しく感じますが、それでもキャラを計画的に育成しなければ、終盤で困った状況になります(私は終盤まで進めておきながら、2度ほどやり直しました)。攻略の鍵は、行動済みのユニットを再行動させることができる踊り子フィーナです。巧く活用できれば、各シナリオを有利に進行できるかと思います。
第2部 第1章(第1部からの引継ぎなし)
※2014年02月18日現在、以下のバーチャルコンソールが配信されています。
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購入金額
9,800円
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購入日
1994年01月21日
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購入場所
KoSさん
2014/02/19
千里一歩さん
2014/02/19
レナ増殖は第2部の有名なバグですねw