総務省の規制から始まった携帯電話業界の改革ですが、2017/6に発表されたdocomo withはシェアグループに加入できれば月最安280円という驚異のプラン。その時の対象機種が今回レビューするSC-04J（サムスン電子社製）です。

現在、Xperia XZ、iPhone 7を併用（用途で使い分け）しており維持費と幸運なことにポイント等の利用で本体代が安く買えそうだったので購入に踏み切りました。

格安スマホは25,000円台のものまでは使用したことがありますが、何かを我慢しなければならなかったり詰めが甘かったりとキャリアのてんこ盛りスマホを使用していると不満に思う点がいくつかありました。

3万円を超えてくるとCPU、RAM、ROM、画面サイズの差しかなく機能が増えるわけでもないためそこまでするならキャリアスマホの中古か海外版（技適を取得しているもの）がいいのかなあと思っています。

今回はキャリアスマホなのでドコモでしか購入できませんが、今勢力を出しているASUS、ファーウェイあたりにもぜひ頑張ってほしい、お手本となる機種だと思っています。

動作はXZ、iPhone 7に引けを取りません。（少なくとも常用では）

ただし、ギャラクシー特有の癖（特にアプリ）とホームボタンが不満です。

特にiOS10以降で動いていたiPhoneから乗り換える場合、ホームボタンでロック解除ができるよう変更になりホームボタンの利用頻度が上がりました。その感覚でギャラクシーを使ってしまうと音声サポートが起動してしまい焦ることがありました。

アプリに関してはとにかくサムスン純正が多いです。使い勝手も今一つだったためGooglePlayで新たなものを入れています。

○一例

メーラー→k-mail

ブラウザ→デフォルトインストールのchromeを優先。普段はfirefox

メディアプレーヤー（これはドコモ製）→VLC

UI→docomo live uxをデフォルトに。基本的にメーカー純正UIがある場合はそれを使用するがあまりにも使いにくかったため変更。ちなみにXZではソニー純正

またXZと異なり、戻る、バックグラウンドタスク確認キーがホームボタンの両サイドにあるのですがこれが手を触れないとライトが点滅しないため一見すると真ん中のボタンでしか操作できないという錯覚に陥ります。XZは良くも悪くもソフトウェア上、液晶画面で常に表示されているので迷うことはありませんがギャラクシーのアイデンティティがかえって裏目に出た部分だと思います。設定で変えられるかもしれませんが常時点灯か最初から筐体に印刷するのが望ましいと思います。

一番びっくりしているのは本体価格でよく36,000円で出したと思っています。

同じものを格安スマホから買おうとしたら45,000円はくだらないと思います。

また何かあれば追記します